コンテンツに進む

【新製品】エアソファにシングルサイズが登場

【初回10%OFF】夏の日よけに EASE TARP新発売

【在庫限り】クリアランスSALE開催

キャンプ豆知識 ワンポールテントで寝る時のポイント

ワンポールテントで寝る準備と注意点

設営・撤収がかんたんで、その美しい立ち姿も相まって、多くのキャンパーから人気を集めているワンポールテント。

しかし、その特殊な形状ゆえに、快適に使うためにはいくつかの注意点があります。

そこでこの記事では、ワンポールテントで寝るときに焦点をあて、「快適性と安全性を両立する最適な準備方法と注意点」をご紹介します。

ワンポールテントで快適に眠るためには特性を理解する

ワンポールテントは、四角形または多角形のフロア形状をしており、周囲の角をペグで固定して、中央に1本のポールを立てて設置します。

ワンポールテントの構造

このテントは全体が四角錐の形状となるため、天頂部に向かって徐々に狭まる特徴があります。また、中央にポールが立つため天頂部や床面の端にデッドスペースが生まれやすく、就寝時に狭さを感じやすいです。

デッドスペースができやすい
  • 天頂部に向かって狭くなる
  • 天頂部や床面の端にデッドスペースができやすい

この構造をしっかりと理解したうえで適切な対策をとれば、ワンポールテントを快適な就寝スペースとして活用できます。

ワンポールテントで寝るときの2つのポイント

ポイント

ワンポールテントで寝る際に注意しなければならないのは、「快適性」と「安全性」の2つです。ここでは、その2つに注意する理由を解説します。

ポイント1 快適性を確保する

森林サイト

四季の移り変わりがあり、季節ごとに気候が変化する日本の自然は、その美しさと同時に厳しさも持っています。とくに山や森などでは気候の変化が激しく、その影響をダイレクトに受けます。冬は寒さだけでなく、場合によっては降雪にも対処しなければなりません。一方、夏はテントの通気性の確保が重要となり、寝苦しい夜だけでなく、熱中症や脱水症のリスクも考慮する必要があります。

ポイント2 安全性を確保する

キャンプでは自然のなかで布一枚を隔てて寝るため、安全性を確保する必要があります。天気の変化や野生動物への対策、防犯などを考慮しなければいけません。

快適性を確保するための注意点とアイデア

その1 適切な寝具を選択する

地面対策

キャンプで寝るときには、地面の凸凹や地面から伝わる熱などの影響を忘れてはいけません。

フロアレスの場合は、キャンプ用コットを使って、就寝スペースを地面から離すことをおすすめします。コットを使って地面との距離を取ることで、夏でも冬でもより快適に眠る環境を整えられます。

コット座る

ソロ用やデュオ用などの小さなワンポールテントの場合、「寝るスペースはコット上だけ」と決めることで、テント内のスペースをさらに広く使うことも可能です。

コット設置

また、ファミリータイプのような大型のテントの場合は、グランドシートやラグなども活用してお座敷スタイルにすることで、ワンポールテントのデッドスペースを有効活用できます。

なお、地面の対策とスペースの有効活用、この2点を考えた場合に最適なのは「コット」+「マット」の組み合わせです。

マットコット

その2 通気性を確保する

前後解放

気温が高くなるシーズンで快適な睡眠を確保するためには、テントの通気性を確保することが重要です。ワンポールテントのなかには、前後を解放できるタイプも多く、日中は出入り口を解放して風が通るようにしておけば問題ありません。

しかし、就寝時は、防犯や虫の侵入などの観点から、出入り口を開けたままにするのは難しいこともあります。そのような場合には、メッシュ製のインナーテントを使用すると便利です。

インナーテント

インナーテントを利用すれば、蚊などの虫の侵入を防ぎながら通気性を確保することが可能です。インナーテント以外だと、簡易な蚊帳やポップアップ式メッシュテントを使って、カンガルースタイルで快適性を確保する方法もあります。

カンガルースタイル

あわせて天頂部にあるベンチレーションを開けておくことで、テント内の空気を循環させることができ、結露対策にもなります。

その3 虫への対策をおこなう

虫除け線香

蚊などの虫も、寝るときの快適性を妨げる要因です。とくに夏場は虫たちの活動が活発になる時期です。しっかりと対策をしておかなければ、快適に眠ることは難しくなります。

虫の対処法としてまずおすすめなのが、「森林香」などの通常の蚊取り線香よりも強力な野外用虫よけ線香の利用です。

パワー森林香

また、メッシュテントを利用する場合は、寝る前にテント内にスプレー式の殺虫剤をひと吹きしておくのもおすすめです。

スプレー

地面にいる虫対策も忘れずに

フロアレスのワンポールテントで寝るときは、アリやムカデなどの、地面にいる虫対策も欠かせません。この場合は、地面からの距離を取るためにキャンプ用コットを使用すれば、寝床にムカデなどの虫が入ってくるリスクを軽減できます。

さらに、ワンポールテントの周囲に専用の虫よけ剤をまくことで、虫を寄せ付けにくくする効果も期待できます。

薬剤散布

その4 ワンポールテントを広く使う工夫をする

ワンポールテントの中
ワンポールテントを広く使う工夫

ワンポールテントのなかにすべての荷物を配置しようとすれば、就寝スペースもギリギリになってしまいがちです。そこで、寝るときの快適性を確保するために考えたいのが、ワンポールテントを広く使う工夫をすることです。

工夫1 ヘキサタープを使う

快適なキャンプサイトを手に入れる方法としてまず考えられるのは、ワンポールテントにタープを組み合わせてリビングスペースをテントの外に用意することです。とくに、ヘキサタープはワンポールテントと相性抜群です。

ワンポールテントとヘキサタープの組み合わせ

テントは寝るときだけ利用して、リビングスペースをテント外で活用することで、広々とした快適なキャンプサイトを作ることができます。

オリーブカラーのヘキサタープとワンポールテント

工夫2 フタマタポールを使う

ワンポールテントは、中央に1本のセンターポールが立つ構造のため、中央部が使えなくなってしまうという弱点があります。この弱点を解決できるのが「フタマタポール」です。

センターポール
フタマタポール

フタマタポールを利用することで、ワンポールテントの中央部を存分に活用できるようになります。ワンポールテントの中央部は天井も一番高いので、中央部を使うことで開放感と快適性が飛躍的に向上します。

広くなった内部

工夫3 フロントウォールを使う

ワンポールテントを販売しているブランドのなかには、フロントウォールと呼ばれる、テント内のスペースを拡張できるオプションを用意しているところもあります。

フロントウォールを取り付ける

フロントウォールをテントの張り出し部分に取り付けることで、テント内のスペースを物理的に倍以上に広げる効果があります。これにより、季節を問わずより快適なキャンプを楽しむことができるでしょう。

フロントウォールの内部

安全性を確保するための注意点とポイント

安全性を確保するための注意点とポイント

続いては、安全性の確保について解説します。安心で安全なキャンプを楽しむためにも、ぜひ参考にしてください。

その1 テント設営の注意点

テントを設営する際には、ワンポールテントを含めて、適切な設置場所を選定してください。区画整理された指定テントサイトがあるキャンプ場では、指示に従うことでトラブルを避けることができます。

しかし、フリーサイトのような指定がない場所では、快適性だけを追求して設置場所を選ぶと思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もゼロではありません。

例えば、風や日差しを避けるために崖の近くや生い茂った木のそばにテントを立てると、落下物の危険や風の影響を受けるリスクがあります。

崖近くのキャンプサイト

地面が傾斜しているサイトでは、寝る時の快適性が損なわれるだけでなく、雨水の通り道になってしまう可能性も考えられます。快適なキャンプを楽しむためにも、地形や環境をよく観察してから設営場所を決めましょう。

その2 天気や気温への備え

雨

ワンポールテントの安全性を確保するには、天気や季節によって変化する気温などの自然条件も考慮しなければいけません。さまざまな気象状況に対する注意点を押さえておきましょう。

自然のなかでキャンプを楽しむ際は、極端に強い雨風などの脅威に遭遇することもあります。

そのような場合は、キャンプ自体をあきらめて、撤退する勇気を持つことも必要です。

キャンプの思い出を楽しいもので終わらせるために、自然をあなどることだけはしないように注意してください。

雨への備え

ワンポールテントはかんたんに設営できるため、雨の日でも比較的短時間で設営できます。

とはいえ、テント以外の道具を設置することを考慮すると、テント設営前に大きめのタープを先に張って、その下にワンポールテントを設営するのがおすすめです。

過保護張り

テント全体を覆うようにタープを張ることで、テント周辺の動きを楽にするだけでなく、多少強い雨でも安心してキャンプを楽しむことができます。

風への備え

強風の際は、ペグでテントを地面にしっかり固定することがなにより重要です。

以下の2つのペグが地面にしっかり固定されていれば、少々の風であればびくともしません。

  • ワンポールテントの周囲を地面に固定する角々のペグ
  • 本体を固定するガイロープにつながれたペグ

テントサイトがやわらかい砂まじりの地面であったり、風が強い日であったりした場合は、より長く頑丈なペグを利用するなどして対策してください。

夏場の備え

夏場は、熱中症や脱水症の危険と隣り合わせです。そのため、地面から伝わる熱の影響を避けるために、コットを利用した寝床を用意するのがよいでしょう。

コット設置

もし立地条件によってこれらの対策を講じることが難しい場合や、気温が非常に高くなる場合は、コットの利用とあわせて、遮熱性の高いグランドシートなどを使うと、暑さ対策と熱中症予防になります。

冬場の備え

冬場は夏場以上に安全性の確保が重要です。冷えた地面から体温を奪われるリスクが高く、最悪の場合だと、断熱性の高い高品質なシュラフでも、低体温症に陥る可能性があります。

対策には、以下のものが考えられます。

  • コットで体を地面から離す
  • 遮熱性の高いグランドシート・厚手のマット・毛布を利用する

また、テント内に暖房器具を設置するのもアイデアのひとつです。

薪ストーブ設置

ただし、石油や薪などの燃料を使う暖房器具は、一酸化炭素中毒の危険があるため注意が必要です。石油ストーブや薪ストーブなどを使用する際には、一酸化炭素チェッカーの利用を強くおすすめします。

とくに、降雪地でワンポールテントを設営する場合は、寝ている間に雪に埋まるリスクが考えられます。雪によってテントの隙間が埋もれると、テント内に一酸化炭素が充満する恐れがあり大変危険です。

そのため、テントの上部に設けられたベンチレーションを開けるなど、酸素を取り込む対策も忘れないでください。

ベンチレーション

もしも不安がある場合は、燃料を使わない電気毛布や湯たんぽの使用も選択肢のひとつです。また、雪が降る可能性のある冬期のキャンプでは、突然頭上から降り注ぐ雪に埋もれないように、生い茂った木々の間などにテントを立てることは避けなければなりません。

その3 野生動物への対策

自然のなかで楽しむキャンプでは、野生動物への対策も考えなければいけません。何も対策をしないでいると、キャンプサイトを荒らされたり、寝ている間に襲われたりすることも考えられます。

たぬき

野生動物を誘引しないためには、食材や飲みかけの缶飲料、生ゴミなどを放置しないことが重要です。

猿

そこで以下のことを徹底するようにしてください。

  • 食材はクーラーボックスやコンテナなどに保管してロックをかける
  • ゴミはフタ付きのゴミ箱や箱に入れる
  • ポリ袋に包んだゴミや食材は車の中に入れる

これらを怠ると、自分たちが被害に遭うだけでなく、周囲のキャンパーや管理人の方々に迷惑をかけてしまう恐れもあります。キャンプ場のなかには、指定された場所にゴミを保管するなどの取り決めをしているところもあります。その場合は、キャンプ場のルールに従いましょう。

ごみ収集場所

また、テント内に侵入されないためにも、「ファスナーをしっかりと閉めておく」「テントのスカートをペグ打ちしておく」などの対策もしっかりしておきましょう。

安全にキャンプを楽しむためには、野生動物への配慮は不可欠です。食材やゴミの管理に注意し、寝ている間の安全を確保するために努めましょう。

その4 犯罪への対策

悲しいことに同じキャンパー同士、つまり人間が安全性を脅かすこともあるのが現実です。とくに、女性のソロキャンプなどの場合、防犯は必要以上に気にしておかなければなりません

避難経路の確認を事前に済ませておいたり、管理人が常駐するキャンプ場を選んだりすることも、安心を確保するためには必要なことです。

また、下のような対策をしておくのもおすすめです。

  • 設営場所には、ファミリーキャンパーの近くを選ぶ
  • 防犯ベルを手近に置いておく
  • テントのファスナーには鍵をかけておく

さらに、大切なキャンプ道具が盗難されないように、寝る前には高価な道具はテント内や車にしまっておくなどしておきましょう。そうした手間を惜しまないことが、安全性の確保にもつながります。

ワンポールテントで寝る時は快適性と安全に配慮しよう

ワンポールテントで寝るときの注意点として、快適性と安全性に配慮することの大切さ、そしてそのポイントを解説しました。

ただでさえ自然のなかに身を置くことは、体力を使います。快適な睡眠が取れなければ、キャンプを楽しいままに終えることも難しいでしょう。

さらに、安全性の確保は、快適性の確保よりはるかに重要です。キャンプをする際に安全性を軽視してしまえば、楽しいはずの思い出が悲しい結果になってしまうだけでなく、ヘタをすれば命の危険すらあります。

キャンプの思い出を楽しいままに終わらせるために、ぜひ本記事の内容を参考にして快適性と安全に配慮したキャンプへ出かけてください。