ソロキャンプのときに悩みがちな「ソロキャンプにタープはいるのか?いらないか?」という問題。
今回はこの悩みを解決するために、ソロキャンパーの方を対象に「ソロキャンプにタープを持っていくか、持っていかないか」アンケート調査を行いました。
「自分なりに調べてみたものの、タープを持っていくか行かないか決められない!」という方に必見の内容となっていますので、ぜひご覧ください。
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ソロキャンプにタープは必要?「状況による」が44%と最多
今回はソロキャンプ経験のある20代〜60代の男女を対象に「ソロキャンプにタープはいるか?いらないか?」アンケート調査を実施。
【アンケート集計期間】2022/2/17〜2022/2/24
【回答者】113名
結果は次のとおりです。
- 「状況による」が44%
- 「いらない」が29%
- 「いる」が27%
今回のアンケート結果では「状況による」と答えた方が44%と最も多い結果となりました。
次いで「いらない」が29%、「いる」が27%と僅差に。
ソロキャンプにタープが必要か必要ないかについては、その時々の状況で判断しているキャンパーが多いことがわかりました。
「状況による」と答えた方のコメント
天候や気温による
夏場などは日陰対策などを兼ねて必要だが、冬場などはタープよりテントの方が良い。荷物の量を考えると、季節による。(50代男性)
その時の風の強さとかでいるいらないは決めてます。あと日差しの強さ。(40代女性)
状況、季節によります。あって困ることはありませんが正直ソロなら面倒です。(30代女性)
ただ泊まるだけならいらないが、例えばキャンプ場で日中から過ごすことと、天気が崩れることがわかっていてその対策としてならありだと考えます。外で活動しやすくなるので。(20代男性)
タープは重いので、雨が降りそうな時に持っていくようにしているからです。(30代男性)
「状況による」の回答で半数以上占めたのが「天候・気温によるもの」でした。
日差しがキツくなる夏や風の強い日、雨が降りそうなときは持っていくなど、当日の天気によって持っていくか判断する方が圧倒的に多いことがわかります。
また、防寒対策などで荷物量が増えがち&日差しも和らぐ冬場は持っていかない、と回答される方もいました。
その他の状況では……
長期のキャンプならタープが有ると便利。(60代以上男性)
テントで充分だと思うが、デイキャンプであればタープでも充分な時もあるから。また、車でキャンプする場合はテントすら不要で、タープで充分だと思う。(30代女性)
キャンプ場では使用しますが、完全な野営ではむしろ使用しません。渓流釣り、登山の場合は出来るだけコンパクトにが基本になります。(50代男性)
場合によっては邪魔にもなるのでケースバイケースである。(30代男性)
設営の手間がかかるので、ソロだと…と思うのですが、女性のソロキャンプの場合あったほうが防犯面ではいいかもと思ってます。(30代女性)
その他にも、次のような回答があがっています。
- デイキャンプではタープだけを持っていく
- 長期キャンプには必要と考える
なかには、女性のソロキャンプでは防犯面でもタープはあった方がいいと答える方もいました。
WAQでは、水や火に強いTC素材のヘキサタープを販売しています。高い遮光性があり濃い影が作り出せるので、日除けとして大活躍します。
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「いらない」と答えた方のコメント
「ソロキャンプにタープはいらない」と答えた方の回答をご紹介します。なぜ持っていかないのか?必要ないと考えているのか?具体的な理由をみていきましょう。
荷物になる・かさばるから
できるだけ荷物を減らしたいのと、太陽の光を浴びるのが好きだから。(30代女性)
面倒くさいので、荷物も道具も最小限。雨が降った時は臨機応変に対応すればいい。(40代女性)
片付けが面倒なので持っていきません。(20代男性)
一人でのタープ設営は、けっこう大変で、雨が降ったとき、準備と撤収に時間がかかる。(10代男性)
オートバイでのツーリングでソロキャンプをするので、できるだけ荷物を持っていかないようにしているため。(50代男性)
ソロキャンだと使用後の清掃、後片付けが手間。また、荷物がかさばりソロキャンの手軽さがなくなる。(30代男性)
「ソロキャンプにタープはいらない」と回答した理由で多かったのは「荷物になる・かさばる」ためでした。準備から撤収まですべての作業を自分1人で行うソロキャンプでは「荷物を最小限に抑えたい」という声も多いもの。
また、1人でのタープ設営は大変だから、と回答される方も多数。1人でタープを設営する作業に慣れていない場合は、タープを持っていきたくないと考える方もいるようです。
テントの前室(キャノピー)またはテントがあれば充分
ソロキャンプだと設営に時間がかかるので、基本要らない派。利用しているキャンプ場がタープの数も料金に反映されるのでテントの前室で済んでいる。(30代男性)
一人だとテントとタープの両方を張るのは時間がかかるため、テントと一体のタイプのタープや、軍幕にインナーテントorコットを利用していますが、今のところ特に不便はなく、十分です。(30代女性)
前室つきのテントがあるため。(40代男性)
設営に時間もかかるし、ずっとテントの中にいるので、私はいらないです。(40代女性)
テントの前室やテントがあればタープはいらない、という回答も多くみられました。前室付きのテントを持つ人は、1人でくつろぐ分のスペースがあれば充分、と考える方も大勢いるようです。
また季節によっては、テントの中や屋根なしの外でも快適に過ごせる、という回答もちらほらみられました。
1人だと必要性を感じない・面倒
1人だとスペース的に必要ないし、風の対応が難しい(30代男性)
1人でキャンプを行うと、タープを設置することが面倒。(40代男性)
山中で木が多い場所で設営するなら特に必要性を感じない。(50代男性)
せっかく身軽なソロなので、あってもなくてもどちらでもいいものは置いていくようにしている。(40代男性)
ファミリーキャンプやグループキャンプでは、みんなで協力しながら設営や撤収作業をします。しかし、ソロキャンプの場合はすべて自分1人です。1人で設営から撤収まですべて行うのは面倒なうえ、木陰の下などでスペースを充分取れるため、必要性を感じない人も多いようですね。
また、身軽なソロキャンプの醍醐味を感じたいため、なくても困らないタープは持っていかないというコメントもありました。
その他には、
ソロキャンプの醍醐味である、自然豊かな空が見えないのがかなり厄介で、タープはいらない派です(30代男性)
ハッチバックの自家用車で代用している(50代男性)
と回答する方もいました。
「いる」と答えた方のコメント
「ソロキャンプにタープはいる」の回答で、最も多かった理由から順番にご紹介します。
日よけ・雨風を防ぐため
夏場だと日差しが強く暑いので、タープは必要。やはりあるのとないのとでは体感温度が全然違います。(20代男性)
やはり突然の雨に備えるのには必要。(40代女性)
直射日光を避けるため、日除け対策で必須です。(40代女性)
やはり突然の雨に備えるのには必要かなと思います。ものによっては虫よけなどにも役立ちますし。(30代男性)
とりあえずタープを張っておくと、天気の急変も気にせずその後のんびり作業できる。(40代女性)
「ソロキャンプでもタープはいる」の回答で、もっとも多かった理由は「日よけ・雨風を防ぐため」でした。
- 天気が変わりやすい自然の中では、万が一のときに備えてタープがあると安心
- 直射日光を避けるために必須
といったように、日差しや雨などの影響をなるべく避けたい、と考えている方が多いことがわかります。
また回答の中には、全体をすっぽり覆うスクリーンタープのように「ものによっては虫除けにも役立つ」という声もありました。
テントに前室(キャノピー)がついていないから
持っているテントには前室がないので、タープは必須。タープの下でゆっくりコーヒーが自分の定番。(40代女性)
私のテントは前室等がないので必須です。あったほうが気分も出ます。(50代男性)
現在使用しているテントは前室がないものであるため、前室として使用したいため。焚火・日よけとして使用しています。(30代男性)
「いる」と回答した人のなかでは「テントに前室がついてないから」という回答も多くみられました。
テントの外で過ごすときに遮るものがないと、ソロキャンプでもタープは必須アイテム、と考える方もいるようです。
プライバシー&スペース確保のため
タープがあるとコンパクトなテントでもスペースを広く取れて快適に過ごせる。(40代男性)
自分の空間を贅沢に使えるしタープがあったほうがプライバシーを守れる。(40代女性)
自分だけの空間テリトリーができるから良い。(30代男性)
プライバシーとリビングスペースの確保は、タープの醍醐味といえる機能です。1人の時間を堪能するソロキャンプでは、プライベート感が重要、と考える人が大半のようです。
キャンプ場が混み合うシーズンなどは、周囲からの視線を遮る目隠しのために持っていく方も。ゆっくり過ごすスペースを確保して、くつろぎ空間を作り出すためにもタープは必要だという人が多いようです。
そのほかには、
タープはその状況に合わせた設営ができ、ロープワークとともに設営作業自体がキャンプの楽しみになっているためタープはいる派。(30代男性)
テントより気軽な感じがして好き。(20代女性)
枯葉など、落ちてくるものを防げるので持っていきます!(10代女性)
ソロキャンプでは、テントを設営せずにタープの中で過ごしているので、必ず必要。(40代男性)
といったコメントもみられました。
なかには、自然林など木々に囲まれた場所でキャンプするときなどは、枝や葉っぱなどの落下物が心配だからという声も。
ソロキャンプでもタープを持っていくと答えた方々は、屋根代わりとなるタープのメリットや必要性を重視する方がほとんどのようです。
タープを持っていくか悩んでいるソロキャンプ初心者へのアドバイス
今回のアンケートでは「ソロキャンプにタープを持っていくか悩んでいる方に、どのようなアドバイスをしますか?」という質問にも答えていただきました。
その結果、以下の3つに分かれました。
「まずは自分で試してみて派」のコメント
まずは1回タープ無しでキャンプしてみて下さい。一度実際体験してみて欲しいかどうか判断してみて下さい。日差しが気になるならツバの大きい帽子を持っていくのもアリです。(30代男性)
近場の公園かデイキャンプなどで設営の練習をまず行ったほうがいいと思います。まずは、前室があるテントで試しにキャンプする事をオススメします。(30代男性)
すでに持っているなら、とりあえず持って行って、使う・使わないの選択肢がある状態を作ってみたら良いと思います。何回かソロキャンをやって、自分のキャンプスタイルが固まれば、タープの有無は必然的に決まってくると思いますよ。(30代女性)
持ってないなら、なしで行ってみて、どうしても欲しいなら買えばいいと思う。(40代女性)
日差しを避けたいならいると思います。初めに持って行っていらないよ思ったら片付ける事もできます。(30代男性)
「持っていくのがおすすめ派」のコメント
私は、テントが無くてもタープがあればいいと思っています。天気のいい日なら、タープ1つで手軽にキャンプが味わえると思います。(30代女性)
水場で遊ぶ予定があるなら、タープがあった方がいろいろ不便なく過ごせると思います!ウィングタープとカーボンの支柱一本持っていけば最低限一人分の空間は作れるから、車じゃなくてもぎりぎり持って行けると思います。(30代女性)
車で移動するならおすすめです。(20代女性)
車でのソロキャンプならタープはあってもいいと思います。テント前で料理を作ったり荷物や靴をテント外に置いとく場合夜露が付くのを防げるのでいいと思います。あと雨降りのテントに出入りする時に傘を開ける余裕があるので濡れないですむのでありがたいです。(50代男性)
必ず役に立つはずなのでかさばって持って行くのは億劫だと思っても持って行くことを勧めます。(60代以上男性)
「いらない派」のコメント
荷物の重量に余裕があるのならば持っていったほうが便利。ただし、無理をして持っていくほどのものでもない。なくてもなんとかはなる。(40代男性)
ソロキャンプで行くようなキャンプ会場だと、場所自体も限られ、人も混んでいないと思うので、不要だと思います。(20代男性)
車で行って夏にするならあってもいいと思うけど、俺は持っていかないかな。(30代男性)
タープがなくても木陰で充分です。あったら便利かもしれないが荷物は少ないほうが楽です。(60代以上男性)
大勢で日陰を作るには必要かもしれないけど一人だけならテントで十分(50代男性)
「試してみて派」のコメントでは、
- (キャンプ初心者の場合)1人でタープが設営できそうか練習してみる
- 一度デイキャンプで試してみる
- タープ有り無しのどちらかで一度キャンプしてみる
など、まずは試してみて自分のキャンプスタイルを確立していくといいのでは?というアドバイスが多数ありました。自分に合うキャンプスタイルは人によってさまざま。何事も経験と実践で試すのがわかりやすい、ということでしょう。
「ソロキャンプにもタープを持っていくのがおすすめ」というアドバイスの中には、タープの使い方を熟知している方や「車で行くなら、持っていって損はない」と考えている方が多かったです。
一方「ソロキャンプにはタープはいらない」とアドバイスするコメントには「あればよいが、なくても困らない」という声が多いようでした。「タープがなくても木陰があればいい」「周りに人が少ないならいらない」など、うなづけるものもあります。経験したからこそいえる、貴重な意見といえますね。
ソロキャンプにタープが必要か悩んだら「何を重視する」か考える
今回のアンケートでは「天候や状況によって持っていくかいかないかを決める」と回答したキャンパーが最も多い結果となりました。
- 日差しや雨よけ
- 目隠し
- リビングスペースの拡張
- 車で移動する
など、ソロキャンプでも居住性やプライバシーを重視したい人・積載量に余裕があるなら、タープを持っていくと快適に過ごせるのではないでしょうか。
とくに女性の場合は、防犯対策としてタープでうまく目隠しすることをおすすめします。
一方で、
- テントやテントの前室だけで充分
- 片付けの手間や荷物の量を極力減らしたい
- 車以外の手段で移動する
など、荷物や設営&片付けなどの負担を減らしたい・テントがあれば十分と考えるなら、タープを持っていかない選択肢もありです。
ソロキャンプでタープを持っていくか?持っていかないか悩んでいる場合は、天候や移動手段、設営にかかる手間などをふまえた上で、タープが持つメリットを重視したいのか?検討してみるのがおすすめです。
それでも決めきれない場合は「タープありのソロキャンプ」「タープなしのソロキャンプ」を実際に体験してみて、自分の好きなスタイルを見つけてみてはいかがでしょうか?
1人で上手くタープを張れるか自信がない方や、1人でタープを設営する練習をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
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