夏キャンプひんやり快適に!暑さ対策の必需品、寝苦しい夜の対処法を紹介します

夏キャンプひんやり快適に!暑さ対策の必需品、寝苦しい夜の対処法を紹介します

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夏キャンプにおける最大の悩みは、暑さ。屋外で長時間過ごすキャンプでは、気温や日差しの影響をダイレクトに受けるため、暑さ対策は必須です。

日中の活動中はもちろん、夜も気を抜けません。「寝苦しさでなかなか眠れなかった」なんて経験がある方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、こんな疑問にお答えします。

  • 夏キャンプでは、どんな暑さ対策をすればいいの?
  • 寝苦しい夜を快適に過ごすコツはある?
  • 熱中症を防ぐために持っておくべきアイテムは?

電源のないキャンプサイトでもすぐに実践できる工夫や、快適に過ごすための持ち物など、暑さに負けない夏キャンプのヒントをたっぷりご紹介します!

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夏キャンプの気温は?

木陰でキャンプ

夏キャンプを計画するとき、やっぱり気になるのは「実際どれくらい暑いの?」ということ。とくにテント泊の場合、日中の暑さだけでなく夜間の寝苦しさも気になるところです。

たとえば、都心から車で約90分の距離にある茨城県・日川浜オートキャンプ場周辺では、2024年夏の平均気温は以下のとおりでした。

⚫︎2024年7月:最高気温 36.3度、最低気温 21.1度
⚫︎2024年8月:最高気温 36.5度、最低気温 23.7度
出典元:気象庁|過去の気象データ検索

このように、真夏の平地では夜になっても気温が下がりにくく、テントの中が蒸し暑くなってしまうこともあります。

一方、高原のキャンプ場では、日中の気温はそれほど変わらなくても、夜にはグッと冷え込むこともあり、肌寒く感じるほど。

また、「電源付きサイト」か「電源なしサイト」かでも、暑さ対策の方法は変わってきます。キャンプ場を選ぶときには、こうした気温の傾向や設備をチェックしておくと、より快適に過ごせますよ。

電源なしでも快適!夏キャンプを涼しく過ごす対策9選【熱中症対策にも◎】

ここからは、電源がないサイトでも実践できる、暑さ対策のアイデアをご紹介します。

  • 対策1 濃い日陰を作り出してくれるタープを使う
  • 対策2 ペットボトル氷で体を冷やす
  • 対策3 ネッククーラーで体温を下げる
  • 対策4 バケツ足水で足元からクールダウン
  • 対策5 ひと吹きでスッキリ!冷却スプレーの活用
  • 対策6 打ち水でテントまわりの温度を下げる
  • 対策7 木陰を味方に!テントは日陰に設営する
  • 対策8 テント設営は「午後〜日暮れ前」がベストタイミング
  • 対策9 高原や川沿いの涼しいキャンプ地を選ぶ

対策1 濃い日陰を作り出してくれるタープを使う

夏の暑さ対策に欠かせないのが、タープの上手な活用です。

まずは、しっかり日陰を作れる遮光性の高いタープを選ぶこと。とくにおすすめなのが、TC(ポリコットン)素材のタープです。

TC素材は厚みがあり、遮光・遮熱性に優れているため、強い日差しでも下の空間が涼しく保たれやすいのが特徴。火にも強く、焚き火との相性も良いので、夏キャンプにぴったりです。

また、オープンタープのように開放的な構造のタープを使えば、風通しがよく、熱がこもりにくくなります。通気性の良いインナーテントなどを組み合わせれば、さらに快適に過ごせますよ。

対策2 ペットボトル氷で体を冷やす

凍らせたペットボトル

凍らせた「ペットボトル氷」は、水分補給とクールダウンを同時に叶える、便利な暑さ対策アイテムです。

使い方は以下のようにいろいろ。

  • 首筋や脇、顔にあてて、外側から体を冷やす
  • 溶けた飲料を少しずつ飲んで、内側から体温を下げる

前日までに自宅の冷凍庫で作っておき、当日はクーラーボックスに入れて持参するだけ。お金もかからず、誰でもすぐに実践できるおすすめの方法です。

一般的なペットボトルをそのまま凍らせると、膨張して容器が破損する恐れがあるため注意が必要です。
安全に使いたい場合は、冷凍対応のペットボトル飲料を選ぶか、専用容器に移し替えて凍らせるのがおすすめです。

対策3 ネッククーラーで体温を下げる

ネッククーラー

暑いなかで快適に過ごすには、首まわりを冷やすのが効果的。首筋には太い血管が通っているため、ここを冷やすことで全身を効率よくクールダウンできます。

そんなときに活躍するのが「ネッククーラー」。首に巻くだけでひんやり涼しく、日中の外での活動時にも重宝します。

ネッククーラーの主な種類
  • 水に濡らして使うタイプ
  • 凍らせて使うタイプ
  • 冷却プレート付きの電動式タイプ
  • 冷感タオルタイプ

電動式タイプは、バッテリー容量で稼働時間が変わるためチェックしておきましょう。首に負荷がかからないように、本体の重さも忘れずに。

なお、水に濡らして使うタイプは、寝るときに使用すると寝具が濡れてしまう可能性があるため注意が必要です。日中の活動時に活用し、夜は他の冷却アイテムと使い分けるのがおすすめです。

対策4 バケツ足水で足元からクールダウン

水を張ったバケツ

気軽にできるクールダウン方法のひとつが、水を張ったバケツに足を入れる「足水」。打ち水と同じく、昔ながらの暑さ対策ですが、体を効率よく冷やせる実用的な方法でもあります。

イスに腰かけて足を水に浸すだけで、全身の熱がスーッと引いていく感覚があり、のんびり読書やおしゃべりを楽しみながらリラックスできます。

バケツの中に「保冷剤」や「氷」を入れれば冷たさアップ。足を冷やすだけでも体全体のクールダウン効果が期待できます。

対策5 ひと吹きでスッキリ!冷却スプレーの活用

暑さが厳しい夏キャンプでは、手軽にクールダウンできる冷却スプレーがあると便利です。シュッと吹きかけるだけで、スーッとした清涼感が広がり、体感温度を瞬時に下げてくれます。

冷却スプレーには主に2種類あります。

  • 肌に直接吹きかけるタイプ
  • 服の上から使うタイプ(衣類用)

どちらも効果は30分程度と一時的ですが、手軽に使えるため、屋外での活動中に重宝します

設営や撤収時など、汗をかきやすいタイミングに使うと快適さがグッと変わります。

対策6 打ち水でテントまわりの温度を下げる

打ち水

昔ながらの打ち水は、実はキャンプでも効果的な暑さ対策のひとつ。

テントやその周辺の地面に水をまくことで、水が蒸発する際に地面の熱を奪う「気化熱の原理」が働き、周囲の温度が少し下がります。

とくに直射日光が当たる場所や、地面が熱を持ちやすい砂利サイトでは効果を実感しやすく、テント周辺やテント内にこもった熱もやわらげることができます

打ち水をしたあとは、テントのベンチレーター(通気口)を全開にして、空気の流れをしっかり作りましょう。熱がこもりにくくなり、より快適に過ごせます。

対策7 木陰を味方に!テントは日陰に設営する

夏の直射日光が当たる場所にテントを張ると、テント内は一気に高温になり、まるで蒸し風呂のような状態に。
少しでも快適に過ごすためには、木陰や日陰のある場所を選んでテントを設営するのが鉄則です。

とくに、遮るものが少ないフリーサイトや河原のキャンプ場では、木陰エリアの確保が快適さを大きく左右します

木陰は、直射日光を防ぎながら風も通しやすいため、自然で静かな涼しさが得られます。

「影の位置」や「時間帯ごとの日差しの動き」にも注目して、設営場所を選ぶのがポイント。場所選びの段階で意識するだけで、キャンプ全体の快適度が変わってきますよ。

対策8 テント設営は「午後〜日暮れ前」がベストタイミング

夕暮れのキャンプサイト

テント内に暑さをため込まないためには、設営する時間帯にもひと工夫を。おすすめは、午後以降、とくに日が傾いてくる日暮れ前の時間帯です。

日中の強い日差しの中で設営すると、テントはその間に直射日光を浴び続け、内部が高温になりやすく、夜まで熱がこもりがちに。

一方、日差しが弱まってから設営すれば、テント内の温度上昇を最小限に抑えることができ、寝苦しさの軽減にもつながります

日中の炎天下で設営作業をすると体力も奪われがち。日没の1〜2時間前など、涼しくなってきたタイミングなら、汗だくにならずに済み、作業もラクに進みますよ。

対策9 高原や川沿いの涼しいキャンプ地を選ぶ

夏の暑さを根本から避けるなら、キャンプ地選びが最も重要なポイントになります。

とくにおすすめなのは、標高の高い「高原キャンプ場」と、風通しが良く水辺で涼める「川沿いのキャンプ場」です。

高原のキャンプ場は気温がグッと下がる

一般的に、標高が100m上がるごとに気温は約0.6℃下がるとされています。
つまり、標高1000mのキャンプ場なら、平地と比べておよそ6℃も涼しいということに。

日中の直射日光は同じでも、風が爽やかで湿度も低め。夜も涼しく快適に眠れるため、夏キャンプのベストロケーションとして人気です。

川沿いのキャンプ場は風通しがよく、自然のクーラーに

川に足をつける

川沿いは水辺特有の涼しさと、風の通りやすさが魅力。暑い日中は、川に足をつけてクールダウンするのも気持ちいいです。

ただし、注意点もあります。

  • 急な増水に注意:現地が晴れていても、上流での雨により川が急に増水することがあります。設営前には、必ずキャンプ場の管理者に状況を確認しましょう。
  • 虫対策は万全に:川辺には蚊やブヨが多く、とくにブヨは刺されると腫れやすく、かゆみや痛みも強く出ることがあります。虫除けスプレーや蚊取り線香、長袖の着用などでしっかり対策を。

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寝苦しい夜とおさらば!夏キャンプの夜を快適にする暑さ対策5選

夏の平地キャンプ場では、夜になっても気温があまり下がらず、テント内が蒸し暑く感じることも。
「暑くて寝つけない」「夜中に何度も目が覚める」といった状況を避けるためにも、夜の暑さ対策はしっかり準備しておきたいポイントです。

ここでは、寝苦しさを軽減し、ぐっすり眠るための夜専用の暑さ対策を5つご紹介します!

  • 対策1 扇風機やサーキュレーターで空気を回して涼しくする
  • 対策2 コットで地面との距離をつくり、風通しをアップ
  • 対策3 保冷ジェルを氷枕にして頭を冷やす
  • 対策4 ウォーターパッドを敷いてひんやり快眠
  • 対策5 通気性のいいリネン生地のパジャマを着る

対策1 扇風機やサーキュレーターで空気を回して涼しくする

サーキュレーター

日本の夏は湿度が高く、夜でもムシムシと暑さが残ることが多くあります。風がないとテント内は蒸し風呂のような状態になり、寝苦しさの原因に。

そんなときに活躍するのが、扇風機やサーキュレーターです。

テント内の空気を循環させるだけでも、熱気が抜けて体感温度がぐっと下がります。風を直接体に当てれば、汗が蒸発しやすくなり、より快適に過ごせます。

■ 電源サイトなら家庭用が◎

電源付きサイトでは、家庭用の扇風機やサーキュレーターを持参するのがおすすめ
風量が強いので、テント全体の空気を効率よく動かしてくれます。延長コードもあると便利です。

ややかさばるものの、快適さを優先したい方には大きな安心材料になります。

■ 電源がないサイトではポータブルタイプを

電源が使えないサイトでは、バッテリー式やUSB充電式のポータブル扇風機を活用しましょう。
コンパクトでも風量のある製品も多く、寝る前にテント内の空気を入れ替えるだけでも快適さが違ってきます

対策2 コットで地面との距離をつくり、風通しをアップ

夏の寝苦しさの原因のひとつは、背中と地面の間に熱がこもること。そんなときにおすすめなのが「コット」です。

地面と身体のあいだに空間ができることで、背中側に風が通りやすくなり、ムレを軽減。地面の熱もダイレクトに伝わりにくいため、地面にマットを敷くよりも涼しく快適に眠れます

■ コットの種類と選び方

ハイスタイルとロースタイル
  • ハイタイプ(高さ 約40cm):地面との距離が大きく、風通しがよい。とくに暑い時期に◎
  • ロータイプ(高さ 約17cm):テント内の高さに制限がある場合におすすめ。安定感もあり

とくに真夏は、風の通り道がしっかり確保できるハイタイプのコットが快適です。

コットはベッド以外にも、ベンチ代わりや荷物置きとしても使える便利アイテム。

WAQのコットのように、耐荷重があり、組み立てもかんたんなモデルであれば、設営初心者にも安心です。さらに、冬キャンプでは地面からの冷気を防ぐ役割もあり、オールシーズン活躍する万能ギアです。

コットのハイスタイル

対策3 保冷ジェルを氷枕にして頭を冷やす

保冷ジェル

寝苦しい夜は、頭を冷やすだけでも驚くほど眠りやすくなります。そんなときに活躍するのが、冷蔵庫で冷やした保冷ジェル

タオルで包んで氷枕のように使えば、頭や首元をじんわり冷やして、快適な入眠をサポートしてくれます。

最近では、首や頭にフィットしやすいやわらかいジェル素材の「氷枕専用タイプ」も販売されており、アウトドアでも自宅のような快適さを味わえます。

対策4 ウォーターパッドを敷いてひんやり快眠

暑い夏の夜には、水の冷たさを活用した「ウォーターパッド」が便利。寝袋の下に敷いて使えば、身体をやさしく冷やしてくれて快眠につながります

ウォーターパッドは、寝返りを打つたびに中の水が動くため、ひんやり感が持続しやすいのが特長。ジェルタイプの冷却シートと比べて、ムラなく冷えるのも魅力です。

キャンプ場の水道で水を入れるだけで使えるので、特別な準備は不要です。水を抜けばぺたんと畳めるため、荷物を増やさずに持ち運べる点もアウトドア向き

対策5 通気性のいいリネン生地のパジャマを着る

パジャマ

寝苦しい夜は、肌に触れる衣類の素材選びがとても重要。とくにおすすめなのが、風通しと吸湿性に優れた「リネン(麻)」素材のパジャマです。

  • 通気性が高く、体の熱をスムーズに逃がせる
  • 吸水・速乾性に優れ、汗をかいても蒸れにくい
  • サラッとした肌触りで、ベタつきにくい着心地

リネンは天然素材のなかでもひんやりとした触感が特徴的で、汗ばむ夏の夜にぴったり。さらに、汚れが落ちやすく丈夫な素材なので、キャンプでの使用にも最適です。

夏キャンプの必需品&暑さ対策グッズ

忘れてはいけない、暑さ対策に役立つアイテムの準備。

夏は気温や湿度が高く、屋外で過ごすキャンプでは熱中症や寝苦しさに悩まされることも。
そこでこの章では、持っていると安心・便利な夏キャンプの必需品&暑さ対策グッズを一挙にご紹介します。

「これは持っていくべき?」「どんなタイプを選べばいい?」と迷っている方も、ぜひ参考にしてみてください。

  • クーラーボックス
  • 真空断熱ボトル・保冷缶ホルダー
  • 氷・保冷剤・冷却ジェル
  • 虫除け・痒み止め・ポイズンリムーバー
  • 日焼け止め
  • 冷却スプレー
  • 扇風機・サーキュレーター・卓上ミニファン
  • ポータブル電源
  • メッシュタイプのアウトドアチェア
  • コット
  • 冷感マット
  • 帽子
  • サングラス
  • サンダル
  • 長靴
  • 寝袋
  • ブランケット・タオルケット

クーラーボックス

  • 食品の鮮度を保つための必需品。夏キャンプではとくに重要
  • 飲み物と食材を別々のクーラーボックスに分けて保管すると、取り出しやすく温度管理もしやすい
  • 保冷力を高めるには、前日の夜に保冷剤を凍らせておくのがコツ
  • クーラーボックス自体を日陰に置く or アルミシートで覆うと保冷効果が長持ち

真空断熱ボトル・保冷缶ホルダー

  • 暑いキャンプでは、冷たい飲み物を長時間キープできるアイテムが大活躍
  • 真空断熱ボトルなら、氷を入れたドリンクも冷たさをしっかり保ってくれる
  • 市販の缶飲料には、保冷缶ホルダーを使えば温くなりにくく、最後まで冷たいまま楽しめる
  • 炎天下や火起こし作業後など、水分補給をしながらリフレッシュできるのが魅力
  • 真空断熱構造は結露もしにくく、テーブルや荷物が濡れにくいのもメリット

氷・保冷剤・冷却ジェル

氷

  • クーラーボックスに入れて食材や飲み物の保冷に大活躍
  • 氷枕代わりにすれば、寝苦しい夜もひんやり快適に
  • 首・内もも・脇の下などを冷やすと、体温が効率的に下がる
  • 叩いてすぐ冷える「瞬間冷却パック」も、応急処置や急な暑さ対策に便利

虫除け・痒み止め・ポイズンリムーバー

  • 夏キャンプでは、蚊・ブヨ・ハチなど虫対策がマスト
  • 用意しておきたいアイテムは以下のとおり
    • 虫除けスプレー
    • 蚊取り線香・虫除け線香
    • 痒み止め
  • ポイズンリムーバー(※刺された毒をすぐ吸引して応急処置)
  • ブヨは蚊よりも厄介で腫れがひどくなるケースも。なるべく肌の露出を避け、長袖長ズボン+虫除け対策を万全に

日焼け止め

  • 野外活動では、痛みをともなうほどの日焼けを防ぐためにも日焼け止めは必須
  • 塗った直後でも、汗や水で流れてしまうため、2〜3時間おきの塗り直しが効果的
  • 顔・首・腕などはもちろん、うっかり焼けしやすい耳や足の甲などにも忘れずに
  • キャンプ用には、SPF50・PA++++のウォータープルーフタイプがおすすめ

冷却スプレー

  • 体に吹きかけるだけで、すぐにクールダウンできる手軽なアイテム
  • 肌に直接使うタイプと、衣服に吹きかけるタイプの2種類あり
  • 打撲やねんざなどの応急処置用としても代用可能
  • 持続時間は短めだが、1本あると夏キャンプで重宝する

扇風機・サーキュレーター・卓上ミニファン

  • 熱気がこもりやすいテント内の空気を循環させ、体感温度を下げてくれる必須アイテム
  • 【電源ありサイトの場合】家庭用の扇風機やサーキュレーターも使用可能。威力が強く、室内と同じ感覚で使えて快適
  • 【電源なしサイトの場合】USB充電式や電池式のミニファンがおすすめ。首かけタイプや卓上タイプなど、コンパクトで携帯性も◎
  • 熱中症対策や夜の寝苦しさ対策としても効果的

ポータブル電源

  • 電源が使えないサイトでの電力確保に便利なアイテム
  • 定格出力が100V対応のものなら、扇風機・サーキュレーター・スマートフォンなどに給電可能
  • USBポートやACコンセントが複数口あるモデルを選ぶと、同時に複数の機器を充電できて便利
  • 車中泊や災害時の備えとしても使えるため、1台あるとアウトドア以外でも役立つ

容量(Wh)や出力(W)に応じて使える家電が変わるので、使用予定の機器に対応しているか確認を

メッシュタイプのアウトドアチェア

  • 夏キャンプのくつろぎ時間に欠かせないアイテムがアウトドアチェア
  • メッシュ素材のチェアは、通気性が高く背中やお尻が蒸れにくいのが特長
  • 長時間座っていても熱がこもらず、快適な座り心地が持続
  • 暑い日でも、背中に風が抜けることで体感温度が和らぐ
  • コンパクトに折りたためるモデルも多く、収納・持ち運びにも便利

コット

  • 地面と体の間に空間ができるため、風が通って背中が蒸れにくく涼しく眠れる
  • 地面からの熱を遮断できるので、夏でも快適な寝心地に
  • 寝床としてだけでなく、荷物置きやベンチ代わりにも使える万能ギア
  • 地面の凸凹や湿気の影響を受けにくく、寝苦しさや不快感の軽減にも効果的
  • 冬には冷気対策としても活躍し、季節を問わず使える便利なアイテム

冷感マット

  • 接触冷感素材を使用したひんやり感のあるマットで寝苦しい夜も快適に
  • 体温を効率よく逃がす構造で、寝袋やインフレータブルマットの上に敷くだけでOK
  • ウォーターマットタイプなら、寝返りのたびに中の水が移動し冷却効果が持続
  • コンパクトに折りたためるものも多く、持ち運びや収納もラク
  • 電源不要で使えるため、電源なしサイトや車中泊でも活躍

帽子

  • 直射日光から頭部や顔を守るために必須の夏キャンプアイテム
  • 熱中症や日焼けのリスクを軽減し、長時間の屋外活動も快適に
  • ツバが広めのデザインを選ぶと、首筋まで日差しを遮れる
  • UVカット機能付きの素材なら、紫外線対策としても安心
  • あご紐付きのタイプなら、風が強い日も飛ばされにくくて便利

サングラス

サングラス

  • 標高が高いキャンプ場では、地上より紫外線量が増加
  • 紫外線から目を守るために、UVカット機能付きのサングラスは必須
  • 偏光レンズを選べば、太陽光の反射やぎらつきを抑えつつ視界はクリア
  • 水辺や白い地面からの照り返しによる目の疲労やダメージを軽減
  • 運転中やアクティビティ中も、目を保護し集中力を保てる

サンダル

サンダル

  • 脱ぎ履きがしやすく、水辺やテント周りでサッと使える
  • 川遊びやシャワー時など、水に濡れてもOKなシーンに最適
  • 夜間のトイレやちょっとした移動にも、足をすぐに通せて便利
  • かかとが固定されるスポーツサンダルタイプなら歩きやすく安全
  • 夏の暑い地面に長時間触れず、足元も快適に保てる

長靴

長靴

  • 夏場は天候が変わりやすいので、夕立や急な雨に備えて◎
  • 高原キャンプでは朝晩に夜露で地面が濡れていることも
  • 雨予報が出ているときは長靴を準備して
  • 防水性のあるアウトドア用長靴なら、ぬかるんだ地面でも安心して歩ける

寝袋

寝袋

  • 夏でも、標高の高いキャンプ場だと朝晩の冷え込みが厳しくなることも
  • 3シーズン用の寝袋があると安心
  • 調整しやすい封筒型タイプがおすすめ

ブランケット・タオルケット

ブランケット

  • 平地のキャンプ場では、タオルケットがちょうどよい
  • 肌寒いときには大判のブランケットが便利。就寝時に体を包めば安心
  • コンパクトに畳めて持ち運びしやすいものを選ぶと◎

暑さをやわらげる工夫もおさえておこう!【テント・服装など】

近年の夏は猛暑日が続き、キャンプでも厳しい暑さとの戦いに。どんなテントを選ぶか、どんな服装で行くかといった基本的な工夫だけでも、体感温度は大きく変わります。

ここでは、暑さを少しでもやわらげるために、あらかじめ押さえておきたい暑さ対策のポイントをご紹介します。

テントは「メッシュ多め」で風通し重視

夏用のテントを選ぶなら、メッシュパネルが多いタイプを選びましょう。風通しがよく、虫の侵入も防ぎながら、涼しく快適に過ごせます。

とくにツールームテントの場合、寝室側に熱がこもりやすいので、メッシュ窓や通気口の多いモデルがベターです。

四方がメッシュにできるものだと、風通しをしっかり確保できますよ。

テントが暑すぎるなら「ポータブルクーラー」も検討

どんなに工夫しても、気温が35℃を超えるような猛暑日にはテント内がサウナ状態に……。

そんなときは、ポータブルクーラーの導入を検討してみましょう。最近は小型で持ち運びしやすいモデルも増えており、電源サイトならそのまま使用可能です。

ただし、電源なしのサイトではポータブル電源の持参が必須。また、動作音が大きいモデルもあるため、周囲の迷惑にならないよう使用時には配慮を忘れないようにしましょう。

吸汗速乾素材の服でいつでもサラッと快適に

日中は汗をかきやすいため、吸汗速乾タイプの素材を選ぶのが最適。汗をすばやく吸収・発散してくれるので、ベタつきや不快感を軽減してくれます。UVカット機能つきの吸汗速乾ウェアだと、日焼け対策にもなって一石二鳥です。

一見肌に優しそうなコットン素材は、汗を吸うと乾きにくく、肌に張りついて不快になることも。乾きにくさが原因で、肌トラブルにつながるケースもあるため注意しましょう。

動くシーンには「ファン付きウエア」も便利

設営や片付けなど、動きが多い時間帯にはファン付きの作業着やベストがあると非常に快適です。最近では、アウトドア向けのデザインも増えていて、キャンプスタイルにもなじみやすいのがうれしいところ。

動きやすさを重視するなら、腕が動かしやすいベストタイプや半袖タイプがおすすめ。風がよく通るように、少しゆとりのあるサイズを選ぶのがポイントです。

焚き火をしない選択も立派な暑さ対策

焚き火

夏のキャンプで焚き火をすると、炎の熱気であっという間に汗だくに。実際、夏場は焚き火をあえてしないというキャンパーも少なくありません。

それでも「焚き火はキャンプの楽しみの一つ!」という方は、気温が上がる前の早朝や、日が沈んだあとの涼しい時間帯に楽しむのがコツです。

また、火から少し距離を取って座るだけでも、体感温度がかなり変わります。

暑さ対策グッズや涼しく過ごすコツで夏キャンプを楽しもう

夏キャンプを涼しく過ごす一番の対策方法は、高原や川沿いの涼しいキャンプ場を選ぶことです。平地のキャンプ場では、夜になっても気温が下がりにくいため暑さ対策をしっかりしていきましょう。

電源があるサイトか電源がないサイトかによっても持ち物は変わります。電源がないサイトの場合は、ポータブル電源や充電式の扇風機を持っていくと、寝苦しい夜でも涼しく快適に眠りにつけますよ。

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