ゆっくりマイペースに楽しめるソロキャンプ。興味を持たれている女性キャンパーも多いのではないでしょうか。
しかし、女性一人きりのソロキャンプには何かと不安がつきもの。
「女子ソロキャンプでのテント泊って大丈夫?危なくない?」
「安全対策や気をつけることは?」
「持ち物やキャンプ場はどんなとこがいい!?」
など、女性だからこそ抱く疑問はたくさんありますよね。
今回は、女性ソロキャンプでの防犯や安全対策・かしこいキャンプ場の選び方・持ち物など、ソロキャンプを考えている女性に役に立つ情報をたっぷり解説します。
女子ソロキャンプってどういうもの!?
女子ソロキャンプには、どのような魅力があるのでしょうか。詳しくみていきましょう。
女子ソロキャンプの魅力とは
自然豊かなキャンプ場で新鮮な空気を吸いながら、ゆったりと自分の時間を過ごせるソロキャンプ。1人でしか味わえないような、豊かな時間の使い方ができるのが醍醐味です。
また、ハーブティーやコーヒーなど好きな飲み物をたくさん持参して、カフェ時間を楽しんだり、おしゃれなキッチンアイテムをそろえたりするのも、女子ソロキャンプならではの楽しみ方。
男性だとワイルドなキャンプ飯などになりがちですが、女性の場合はキャンプ料理もおしゃれポイントです。写真を撮って、インスタグラムなどの“SNS映え”を楽しみつつキャンプするのも魅力のひとつといえるでしょう。
毎日忙しい女性にとって1人静かに青空や星空、木々の緑などの風景を楽しめるのは、本来の自分に戻れる究極の癒し空間になるはず。このように女子ソロキャンプには、さまざまな魅力やメリットが盛りだくさんといえるでしょう。
女子ソロキャンプの注意点や安全対策
魅力あふれるソロキャンプですが、女性一人きりとなると危険度が高いことも事実です。そこで、注意点と安全対策を解説していきます。注意点をしっかり頭に入れておくことで快適に過ごせるようになるでしょう。
テントの内側に鍵をつけるなど防犯対策をする
女性がひとりでテント泊をするのは、安全面では不安に思うこともあるでしょう。ですので、安全対策と防犯対策をしっかりしましょう。
まず、テントの内側に市販の南京錠やダイヤル式の鍵を取り付けるというのがおすすめです。盗難防止にもなり、安心感が増しますね。
さらに男性用の大きめサンダルなどを入り口付近に並べておくのも、かんたんにできるおすすめの対策方法です。100円均一で販売されているものでOK。軽めのサンダルを選ぶと、持ち運びがしやすいのでよいでしょう。
防犯ブザーや、人が近づくと光るセンサーライトなどの防犯グッズを持って行くのも効果ありです。これらのような防犯対策をしておくと、テント泊でも快適で安心して宿泊・就寝できますよ。
前室付きのテントは必須アイテム
前室があるテントは、プライベート空間を作ってくれ、周りからもちょっとした目隠しとなり安心感があります。ひとりでいることが分かりにくくなるので、安全面も増すでしょう。タープの利用も好ましいですが、女子ソロキャンプの場合なるべくコンパクトにするのがおすすめです。
SNSなどでのリアルタイムの場所特定に注意する
日頃から、SNSでリアルを発信している人は要注意です。世界に公開されているSNSは写真の背景や位置情報などで場所を特定されやすいもの。実際に誰が見ているか分かりません。そういった女性を狙う犯罪者もいないとは限らないので、リアルタイムの位置情報や特定の発信を避けるようにしましょう。
女子ソロキャンパーの賢いキャンプ場の選び方
では次に、女子ソロキャンプをするにあたって、安全で快適に過ごせるキャンプ場の選び方を解説します。キャンプ場を探すときや予約時の参考にしてくださいね。
携帯電話・スマートフォンの電波が入る場所を選ぶ
キャンプ場は、川や海、山付近など大自然の敷地にあることが多いもの。森の奥など携帯電話やスマートフォンの電波が入りにくいエリアが多いのも事実です。いざというときに連絡が取れないということがないように、前もって対策しておきましょう。
近年ではWi-Fiを用意しているキャンプ場も増えています。そして同じキャンプ場でも場所によっては、電波が入るエリアとそうでないエリアがあることも多いです。キャンプ場を予約する時や当日にエリアを決める場合、スマートフォンの電波が入っているか、またWi-Fiはあるのかなどをチェックしておきましょう。
24時間管理人が駐在のオートキャンプ場
女性ひとりの場合、とくに必要なのが管理人の有無です。キャンプ場の中には、夜間には管理人やスタッフがいないところもあります。できれば管理人が24時間駐在していて、夜間巡回してくれるところが望ましいでしょう。
管理人が24時間常駐しているキャンプ場は、ゴミの後始末や消灯時間などのルールが厳しく管理されているので、初心者やファミリー層も多い傾向にあります。
決められたルールの中、マナーを守りながらキャンプを楽しんでいるキャンパーが多いので、落ち着いた雰囲気でキャンプができます。万が一トラブルが発生した場合も、すぐに対処してくれる管理人がいると安心できますよね。
夜間巡回を行うキャンプ場は、夜中遅くまでうるさく騒ぐキャンパーもいません。ぐっすり就寝できるのは嬉しい魅力です。
さらにサービスが充実しているところだと、より安心ですね。
ファミリー層の利用が多い場所だと安心
前述にもありますが、子ども連れやご夫婦・カップルなどが多いところは、管理・マナー・ルールもしっかり徹底しているキャンプ場が多い傾向があります。
反対に、周りに誰もいないキャンプ場や、ルールがなく夜遅くまで騒ぎ立てる団体がいるようなところは返って危険です。ファミリー層が多いキャンプ場だと、比較的安心して過ごせますね。
女子ソロキャンプの持ち物
それでは女子ソロキャンプに必要な持ち物を詳しくご紹介します!
軽量でコンパクトなギアセット
シュラフやマットなど軽量で持ち運びしやすいものを選ぶのも、女子ソロキャンプには必要不可欠!
ファミリー用のテントやタープなどは、あれば便利に違いないですが、案外ひとりキャンプには不要だったりします。そのうえ設営や撤収をひとりでするのも大変なもの……。
軽量タイプのソロテントやギアは、持ち運びも楽なうえに設営もひとりでしやすいものが多いので、徒歩や交通機関でも楽に運べるのでおすすめです。
コンパクトなチェアやテーブル
チェアはキャンプになくてはならないもの。外でゆったりくつろぐのにも、夜空を眺めるのにも便利です。チェアがあるのとないのとでは快適性が大きく違ってくるでしょう。最近では折りたためるチェアもさまざまな種類が販売されています。
また、かなり軽量化されたチェアも多いので、持ち物の負担にならない程度のものを選びましょう。
テーブルも同様に、折りたためて最低限一人分の食事が乗せられるくらいの小さなものを選ぶとよいでしょう。
おひとりさま料理セット
何人かでキャンプするときと違って、ソロキャンプでは最低限の料理セットで十分です。重ねて持っていけるクッカーセットとシングルバーナーが1台ずつあればOK。
作りたい料理にもよりますが、鍋1つ・カップ類2つでもキャンプ料理は楽しめます。
中には、メスティンひとつだけ持って行く、という女子ソロキャンパーもいます。
売店やレンタルグッズを利用する
キャンプグッズをレンタルしているキャンプ場にいく場合は、現地で借りるのもおすすめです。荷物の数や量が少なくなるため、持ち運びや片付けにかかる手間も減らせます。また、売店のあるキャンプ場なら食材やおやつなどを現地で買い足せるので、買い物の準備も省けますよ。
交通機関を利用するならリュック+キャリーケースがおすすめ
女子ソロキャンパーが電車やバスなどの交通機関を使って移動するときは、リュックとキャリーケースでの移動がおすすめ。
いくら荷物を減らしても、ひとまとめにするとそれなりの重さと量になるもの。大型バックパックにひとまとめにして移動するのは、肩や腰に負担がかかります。
ちょっとしたリュックとキャリーケースを組み合わせると、ゴロゴロ引いて動けるため移動も楽になりますよ。
使いきりの基礎化粧品などのスキンケアグッズ
暑かったり寒かったりと、気温の変化が出やすい自然の中のキャンプ場では、乾燥しやすいところが多いのも事実。キャンプでもスキンケアは欠かせません。
- メイク落とし
- 洗顔
- 化粧水
- オールインワンジェル
- 美容液
- 日焼け止め など
とくに春〜夏は日焼け対策、秋〜冬は乾燥対策を忘れずに。
水回りの設備が整っていないキャンプ場では、普段のクレンジングや洗顔がしにくいといったケースもあります。そのような場合は、ササッとお手入れできるシートタイプのメイク落としやフェイスマスク(シートマスク)があると便利。
とはいえ、瓶やチューブのまま持って行くのはかさばるため、使い切りやお試しサイズの基礎化粧品グッズを持参するのがおすすめ。
市販の1泊2日用使い切りセットや、100円均一で販売されているようなトラベル用容器に移して少量持って行くのもありです。
女子ソロキャンパーにおすすめなWAQのキャンプアイテム3点
アウトドアブランドのWAQでは、女子ソロキャンパーにもおすすめなキャンプアイテムを販売しています!
WAQのキャンプアイテムは生地や素材に優れており、安心性・機能性抜群です。しかもそれぞれテントやマットは軽量でコンパクトに持ち運べる収納バッグ付き。これさえあれば完璧な女子ソロキャンプを楽しめますよ。
WAQ Alpha T/C ソロ用ティピテント
WAQのソロ用ティピテントは、TC生地を採用し高い通気性・遮光性・吸水性を備えているのが特徴です。
オールシーズンの対応が可能なスカートも標準装備。スカートは、トグルボタンで巻き上げて使用でき、ベンチレーターも2箇所搭載されているので、テント内の空気循環も軽々できて安心です。
さらにポールはアルミで軽量なうえ、ひとりでも設営がかんたんで楽ちんなのも魅力のひとつ。サブポールにはランタンなどを引っ掛けるフックもついています。
ゆったりした前室があるのも魅力のひとつ。シングルマットがすっぽり入るインナーテントは、230cm×110cmという広さ。女子ソロキャンプに最適なテントとしておすすめです。
WAQ RELAXING CAMP MAT(リラクシングキャンプマット)シングル
手触りや弾力のある生地が特徴の、WAQリラクシングキャンプマットのシングルサイズ。
幅70cmと、ひとりでもワイドな使い心地と、厚みたっぷりのウレタンが就寝時間を豊かなものへと導きます。
バルブは高性能なオートエアタイプで自動で膨らんでいくため準備も楽ちん。吸気モードと排気モードが搭載されているので、空気が入るとふっくら、収納時にはしっかり圧縮できるのが特徴。
自宅と変わらない寝心地が欲しいという方はぜひチェックしてみてください!
WAQ LED LANTERN 2(LEDランタン)
最大1650lmという、業界最高クラスの明るさが搭載されているWAQ LEDランタン2。
明かりは昼光色・昼白色・電球色の3パターンに加え、4段階の調光が可能なランタンです。バッテリーも大容量の13,400mAhで、1650mlの明るさの場合は最大8.5時間、250mlの明るさの場合は最大60時間の連続使用が可能です。
バッテリーは、スマートフォンなどの充電にも使用でき、これひとつで照明から生活電源まですべてがまかなえますね。
さらにはマグネット式ハンドルやスチール製カラナビが付属しているので、テント照明だけでなく、持ち運び照明としても活躍します。
防塵・防水機能も搭載で急な天候にも安心です。(※水中では使用できません)
まとめ
自分のペースでゆっくりと楽しめる女子ソロキャンプ。しかしファミリーキャンプやグループキャンプに比べ、女子ソロキャンプには、やっぱり心配や不安がつきものです。キャンプ場の選び方から持って行くといいもの、またおすすめアイテムもご紹介していったので、ソロキャンプの参考にしてみてくださいね。
魅力的な女子ソロキャンプは、自然のなかで味わう雰囲気や景色など、何ものにも変え難いすばらしい時間となるでしょう。
ソロキャンプにタープを持っていくか?ウォータージャグは必要?など、ソロキャンプに関する情報は、下の記事でも詳しく解説しています。ぜひ合わせてご覧ください。