焚き火の後始末の手順をわかりやすく解説!役立つ5つのアイテムも紹介

焚き火の後始末の手順をわかりやすく解説!役立つ5つのアイテムも紹介

焚き火をした後は、正しい方法で後始末をしないと、ヤケドや火災などの思わぬトラブルが生じてしまいます。

焚き火が始めての方や慣れていない方は、どのように後始末をしたら良いのかわからず不安なこともあるのではないでしょうか?


この記事では、安全かつスマートに片付けるための具体的な手順とNG行動を、写真付きでわかりやすく解説します。

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焚き火の後始末はこの3手順だけ

焚き火の片付けは、難しくありません。基本の流れは次の3つです。

  • 手順①:しっかり燃やしきる

  • 手順②:残った炭を細かく砕く

  • 手順③:少量ずつ水をかけて、完全に消火させる

手順①:薪や炭を広げて、しっかり燃やしきる


焚き火を終える前に、火ばさみを使って薪や炭を大きく広げ、燃え残りがないようにします。こうすることで、完全燃焼させて灰だけの状態に近づけることができ、あとがぐっと楽になります。


完全燃焼が近づくと火ばさみで持っただけで炭が折れます。


🔥ポイント

  • 少し時間をかけてでも、最後まで燃やし切るのが安全で確実

手順②:炭を細かく砕く(表面積を増やす)


炭が燃えきったら、火ばさみを使って、残った炭を細かく砕きます。


火消し壷を使用するときは、この段階で投入してOK。火ばさみで1つずつ移動させます。火消し壺に移した後は、フタをしてからしばらく放置して冷ましましょう。


🔥 ポイント

  • 火消し壺の中にアルミホイルを敷いておくと、灰の汚れなど後始末がしやすい

手順③:少量ずつ水をかけて、完全に消火する


熱が冷めたら、水を少しずつ全体にかけていきます。水浸しになるほど大量にかける必要はありません。全体がしっかり冷えれば十分です。


この時、一気にかけるのはNG。高温の蒸気で火傷するおそれがあります。


手を近づけても熱気を感じなくなれば消火完了です。


🔥 ポイント

  • 熱を取るための最低限の水をかける
  • 水をかけるときは注ぎ口の細いケトルがおすすめ

灰捨て場の使い方|ない場合は持ち帰り

後始末の3ステップが終わったら、最後に灰の処分です。
キャンプ場によって対応が異なるため、灰捨て場の有無をチェックして、ルールに沿って片付けましょう。

◾️灰捨て場がある場合


完全に火が消えて冷めた状態であれば、灰捨て場に捨ててOKです。

ただし、以下の点に気をつけましょう。


  • ドラム缶など排水できない灰捨て場も多いため、水気をしっかり切ってから捨てるのがマナー

  • 灰だけを入れるのが基本。プラスチック・未燃の薪・ゴミは絶対に混ぜない


◾️灰捨て場がない場合


灰捨て場が設置されていない場合は、持ち帰りが基本です。


  • 灰は火消し壺や金属バケツなど、フタ付き耐熱容器に入れて持ち帰る

  • 火が消えた炭をアルミホイルで包んで持ち帰るのも簡単な方法

  • 持ち帰った灰は、自治体のルールに従って処分する(例:新聞紙に包んで可燃ごみへ)

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焚き火の後始末に役立つ5つのアイテム

焚き火の後始末は、特別な道具がなくても実行可能ですが、以下のような道具があると、安全かつスムーズに片付けられます。
ほとんどがホームセンターや100均でも手に入るものなので、初めての人にもおすすめです。

1.火ばさみ

薪や炭を広げたり、砕いたりするために使います。
熱い炭を直接手で扱うのは危険なので、必ず用意しましょう。

  • 長さのあるタイプを選ぶと安心
  • 持ち手部分が木材だと、焚き火の熱が伝わりにくくヤケドの危険性も低い

2.耐熱グローブ

火ばさみ・火消し壺等、熱いものを持つときなど火の近くで作業する際の火傷防止に必須です。
革製や厚手のキャンプ用グローブを選ぶと安心。

3.バケツ

燃やしきれずにどうしても急いで消火したいときに使います。

水に沈めて一気に冷ますことができ、短時間で消火できますが、使い方を間違えると危険なので注意が必要です。


  • 炭は1つずつ、火ばさみで静かに沈める

  • まとめて一気に入れると、高温の水蒸気が立ち上がり、顔などを火傷する恐れがある

  • 水バケツに炭を入れるときは、顔を近づけないように注意

4.火消し壷

灰捨て場がないキャンプ場や、炭を持ち帰って再利用したい場合に便利な道具です。

  • 耐熱性のある容器に炭を入れてフタを閉めることで酸素を遮断し、自然に消火させる

  • 完全に冷めた炭は、次回の着火用に再利用することも可能

専用の火消し壺がなくても、フタ付きの金属バケツやペール缶で代用できます。
いずれの場合も、しっかり冷めているかの確認は必ず行いましょう。

5.アルミホイル

アルミホイルは、後始末を楽にしてくれる便利アイテムです。荷物を極力減らしたい人には、火消し壺の代わりに、アルミホイルを活用するのがおすすめ。

  • アルミホイルに移すのは、熱がしっかり冷めてからにする
  • 灰捨て場がない場合は、冷めた灰を包んで持ち帰ることもできる

やりがちな2つのNG行為

焚き火の後始末で特に注意したいのは、次の2つのNG行動です。
どちらもついやりがちですが、危険だったり環境への負担が大きかったりするので必ず避けましょう。

NG①:熱い状態のまま、一気に水をかける



早く火を消したくて、熱い炭や薪に一気に水をかけるのはNGです。


  • 高温の炭に大量の水が触れると、一気に水蒸気が立ち上がり、火傷の原因になる

  • 炭がはねたり舞い上がったりすることもある

  • 急激な温度変化によって焚き火台が変形することも


後始末では、「炭を砕く→少量ずつ水をかける→冷めるまで待つ」という流れを守りましょう。

NG②:炭や灰を地面に埋める


「炭は自然のものだから」「土壌改良になると聞いたから」といって、炭や灰を地面に埋めてしまうのもNGです。

  • 炭は自然に還りにくい炭素のかたまりで、長く土中に残る

  • 地面を掘る行為そのものが、キャンプ場のルール違反や景観の悪化につながる

  • くすぶった炭を埋めてしまうと、あとから再燃する危険もゼロではない

灰捨て場に捨てる、捨て場がなければ持ち帰るが基本です。

焚き火の後始末で守りたい最低限のマナー

1.火事の原因をつくらない


小さな火種でも、条件が重なると火災のきっかけになることがあります。

「完全に冷めているか」を必ず自分の目と手で確認しておきましょう。


2.他のキャンパーや管理者への配慮


自分が後始末をしなければ、その片付けは誰かがやることになります。


  • 灰捨て場には灰・炭だけを捨て、ゴミや未燃の薪を混ぜない
  • 焚き火跡や燃えカスを残さないことで、次に使うキャンパーや管理者の負担を減らせる

焚き火の後始末をしっかりしてキャンプを楽しもう

焚き火の後始末はシンプルな3ステップです。難しいテクニックが必要な作業ではありません。


焚き火の後始末まできちんとできれば、自分も周りのキャンパーも気持ちよく過ごせますし、キャンプ場や自然を長く楽しむことにもつながります。
焚き火の火を楽しむ時間と同じくらい、「後始末の時間」も大切にしてみてください。

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