キャンプのゴミ持ち帰り対策!テクニックやおすすめのゴミ箱を紹介

キャンプのゴミ持ち帰り対策!テクニックやおすすめのゴミ箱を紹介

キャンプで出たゴミを適切に処理することは、キャンパーの責任です。

しかし、ゴミステーションが設置されているキャンプ場もあれば、ゴミの持ち帰りがルールになっているキャンプ場もあります。

そのため、キャンプに出かける前に確認したうえで、しっかりとゴミ対策をしなければいけません。

本記事では、以下を解説します。

  • キャンプ場でゴミ対策が重要な理由
  • ゴミを持ち帰るときのテクニック

キャンプでのゴミの持ち帰り対策について知りたい方は、ぜひご参考にしてください。

アウトドアブランドのWAQでは、キャンプ用のゴミ箱を販売しています。

フタ付きなので中身が見えにくく、入れたゴミが飛び散ることもないため、キャンプサイトを清潔に保つことができます。

取手付き&防水加工されているので、ゴミを持ち帰るときのバッグとしても活躍します。

ご興味のある方は、この機会にWAQ公式ストアをチェックしてみください。

キャンプ場はゴミを持ち帰るのがマナー

キャンプ場にゴミステーションが設けられていない場合、持ち帰って自分たちで処理するのがマナーです。

しかし、多くのキャンプ場では、キャンプで出たゴミを放置する方達の、迷惑行為が問題視されています。

https://twitter.com/osaka_shibucho/status/1699013691197607987

このようにゴミを放置する背景には、以下のものが考えられます。

  • ゴミの持ち帰りが必要なことを知らないまま、キャンプ場を利用している
  • キャンプ場でゴミ処理を徹底しなければいけない理由を、しっかり理解できていない

キャンプ場において適切にゴミを処理することは、マナーと環境保護の観点から非常に重要です。

ゴミの処理方法については、事前にキャンプ場に問い合わせて、ゴミステーションが設置されているかを確認しておきましょう。

キャンプ場のゴミ捨て場

ゴミステーションがない場合は、自分たちでゴミを持ち帰るよう、しっかりと準備をしていく必要があります。

なお、公共のキャンプ場やスタッフが充実しているキャンプ場は、ゴミステーションを設置しているケースが多いです。

ゴミの分別もキャンプマナー

キャンプ場にゴミステーションが設置されていても、分別しないで捨てるのはマナー違反です。

例えば、燃えるゴミや燃えないゴミの分別はできていても、空き缶とガス缶が一緒になっていたり、ペットボトルとボトルキャップが一緒になっていたりします。

ペットボトルとキャップ

この場合、ガス缶は危険ゴミ、ボトルキャップはプラスチックゴミに分類されるので、混合してはいけません。

ゴミの分別をせずにマナー違反を続けると、ゴミ処理が別料金になったり、ゴミステーションが撤去されたりしてしまう可能性もあります。

キャンプ場でゴミ対策を徹底すべき2つの理由

ここでは、キャンプでゴミ対策が重要とされる理由を紹介します。

キャンプ場でゴミ対策を徹底すべき理由

ゴミの放置は、キャンプ場でのトラブルや環境破壊につながる原因になります。

自然を守るため、キャンパー同士のモラルを守るために徹底しましょう。

理由1 虫や野生動物を寄せ付けないため

気温の高い夏キャンプでは、生ゴミを数分放置しただけでハエなどの害虫が寄ってきます。

また、湖畔や森などの自然に近いキャンプサイトでは、野犬・のら猫・カラス・タヌキ・熊など、さまざまな野生動物が近寄ってくる可能性が高いです。

ゴミ袋を漁るカラス

自分たちのご飯があることを覚えた野生動物は、そのあとも同じ場所を訪れるようになり、その結果、サイトを荒らされたりテントに侵入されたりするなど、他のキャンパーが野生動物の被害に遭う恐れがあります。

ゴミの放置は他のキャンパーだけでなく、キャンプ場にも迷惑をかけることになります。

理由2 自然環境を保護するため

ゴミの分別

自然分解されやすい生ゴミや紙などのゴミと違って、プラスチックゴミは土や海には還りません。

プラスチックゴミが分解されるには数百年以上かかると言われており、地球規模での環境汚染が懸念されています。

参考元:​​第3章 プラスチックを取り巻く状況と資源循環体制の構築に向けて(環境省)

そのため、プラスチックゴミが自然界に放置されると、土壌汚染だけではなく、川や海に流出して海洋汚染を引き起こす可能性もあります。

海に浮かぶプラスチックゴミ

キャンプは、自然の中にお邪魔して、楽しませてもらうアクティビティです。

自然環境を守るためにも、キャンプで出たゴミは自分たちの手でしっかりと処理をしなければいけません。

キャンプのゴミを持ち帰るときの3つのテクニック

ここからは、キャンプ場にゴミステーションが設置されていないときに、ゴミを持ち帰るテクニックを紹介します。

キャンプのゴミを持ち帰るテクニック

ポイントは、「水気が浸透しないように工夫する」ことです。それでは詳しくみていきましょう。

その1 洗えるゴミは洗って水気を切っておく

空きビン・空き缶・ペットボトル・トレイなどの水で洗えるゴミは、サッと水洗いしておくだけで、嫌な匂いを軽減できます。

ゴミを洗う

水洗いしたあとは、水切りラックに置いたりクッキングペーパーで拭いたりして、水気を切っておきましょう。

その後、ゴミ袋に入れて密閉しておけば、車内のシートに汚れが染み込むことも防げます。

その2 ゴミ袋は二重にする

生ゴミが入ったゴミ袋は、二重にしておくことがポイントです。

二重にしたゴミ袋

生ゴミは水気を完全に切ることが難しいので、時間が経過するとジワジワと染み出してくることがあります。

そんなときゴミ袋が二重になっていれば、車内が汚れるリスクを減らせます。

もし、小さな虫が袋のなかに入り込んでしまった場合は、袋の中に殺虫スプレーを噴射してから車内に積み込みましょう。そうすれば、ゴミ袋内にいる虫を駆除できます。

ニオイが漏れないように、生ゴミを二重の袋に入れたあと、クーラーボックスなどの密閉容器に入れて持ち帰るのもおすすめです。

その3 グランドシートを使って対策する

ゴミ袋を二重にしたり密閉できるゴミ箱を使ったりしても、生ゴミから出た水がなんらかの拍子で漏れてしまい、車内のシートを汚してしまう恐れがあります。

そのため、車内を汚す可能性を限りなく低くするために、車載スペースにグランドシートを敷くことも忘れないようにしましょう。

車内に敷いたグランドシートの上にゴミを置く

ほとんどのグランドシートは、防水コーティングされているので効果は抜群です。

グランドシートがない場合は、ビニールシートでも構いません。

キャンプのゴミを持ち帰るときに便利なトラッシュボックス

キャンプで出たゴミを持ち帰る際に便利なのが、キャンプ用のトラッシュボックスです。

トラッシュボックスを選ぶ際のポイントは、以下の3つです。

トラッシュボックスを選ぶポイント

ポイント1 適切な容量か

ゴミ箱

トラッシュボックスの理想の容量は、人数によって異なります。目安容量は以下のとおりです。

  • ソロキャンプ・デュオキャンプは20ℓ
  • グループキャンプ・ファミリーキャンプは40ℓ

複数人のグループでキャンプをするなら、テントの外と中に、1つずつゴミ箱を配置するのがおすすめです。

テントの中に置いたゴミ箱

そうすれば、テントの中で飲み食いしても、ゴミが散らかりにくくなります。

ポイント2 密閉できるか

キャンプで使う場合は、ニオイ漏れを防ぐために、完全に密閉できるタイプがおすすめです。

ゴミから発生する嫌なニオイは、虫や野生動物を引き寄せたり、キャンパー同士のトラブルにつながったりする要因になり得ます。

ファスナーなどで完全に密閉できるタイプであれば、倒れてしまってもゴミが散乱することもありません。

ポイント3 防水加工されているか

防水加工がされていれば、汚れたときにサッと水洗いできます。

防水加工されているゴミ箱の内側

ゴミ箱の底に、少量の汚れた水分が溜まってしまうことがあるので、すぐに洗い流せるかは重要なポイントです。

プラスチック製のゴミ箱も防水性がありますが、落としたりするとすぐに割れてしまうため、防水コーティングされた帆布などの布製品がおすすめです。

見た目がスタイリッシュなトラッシュボックスを設置すると、キャンプサイトの見た目も良くなるので一石二鳥ですよ。

アウトドアブランドのWAQでは「WAQ Trash Box」を販売しています。

WAQ Trash Box

容量40Lに対応している、ソロキャンプやグループキャンプで大活躍するトラッシュボックスです。

ゴミ箱以外にも、薪入れにしたり衣服を入れたりするなど、使い勝手の良さも特徴的です。

WAQ Trash Boxに薪を入れる

ゴミを持ち帰る場合も、そのまま車のトランクに積載できます。

持ち運びできるWAQ Trash Box

内側にはPVC加工という防水コーティングがされているため、万が一汚れてしまっても、すぐに洗い流せてお手入れもかんたんです。

PVC加工されているWAQ Trash Box

3種類のカラーバリエーションがあるので、テントやタープのカラーに合わせて選べます。

見た目もスタイリッシュなため、キャンプサイトを上品に仕上げたいキャンパーにもおすすめです。

キャンプで使うゴミ箱をお探しの方は、ぜひこの機会に公式ストアをチェックしてみてください。

キャンプではゴミの後始末を確認してしっかりと準備をしよう

キャンプのゴミ対策を徹底することで、自然環境を守れるだけでなく、キャンパー同士や野生動物とのトラブルも未然に防げます。

事前にゴミ処理について確認しておき、必要に応じて持ち帰るための対策をしておきましょう。

ゴミで車を汚してしまうのが不安なら、ゴミステーションが設置されているキャンプ場を選ぶか、今回紹介した対策をしてからキャンプに出かけることをおすすめします。

ゴミを持ち帰る際は、防水加工を施した密閉できるトラッシュボックスをひとつ準備しておくと便利です。

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