キャンプにはテントのような大型の道具以外に、調理器具・ペグ・ランタンなど多くの小物類が必要です。
そのため「キャンプ中に使いたい小物がどこにあるか分からなくなる」「小物が多すぎて車や自宅の収納スペースに収納しきれない」など、小物の収納について悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、キャンプで使う小物を収納する基本ポイントや、ちょっとしたアイデアを紹介します。
散らかりがちな小物をスッキリ収納して、オシャレにストレスフリーにキャンプを楽しみたい方はぜひ参考にしてくださいね。

キャンプ小物をきちんと収納すると快適に!4つのメリット
キャンプで使う小物類は何となく収納ケースに詰め込みがちですが、きれいに収納することで、次のようなメリットが生まれます。

- メリット1 サイトがスッキリ片付く
- メリット2 どこに何があるか分かりやすく、取り出しやすい
- メリット3 準備や片付けがスムーズになる
- メリット4 自宅や車内でもスマートに収納できる
メリット1 サイトがスッキリ片付く

キャンプでは小物類がテーブル上や地面に散乱しがちです。見た目が悪いだけでなく、調理や食事の度にどける必要があったり、通行の邪魔になったりと、ちょっとしたストレスになります。
サイト内のゴチャつきの原因となる小物類をきちんと収納することで、スッキリ片付いた快適な状態を作れます。
また小物類の収納場所をしっかり決めておくと、迷わず元の場所に戻せるので出しっぱなしも減らせます。サイト内を快適な状態にキープしやすく、最後までオシャレにキャンプを楽しめるようになりますよ。
メリット2 どこに何があるか分かりやすく取り出しやすい

用途別などルールを決めて収納することで、使いたい小物がどこにあるか分かりやすくなります。サッと目的のものを取り出せるので、小物を探す時間や手間が省けます。
ゴソゴソと中身をひっくり返して探すこともなくなるので、ケース内もずっと片付いたままで気持ちよく使えますよ。
メリット3 準備や片付けがスムーズになる

小物を整理して収納しておくと、キャンプの準備や片付けがかんたんになるのもメリットです。
自宅で保管するとき小物を入れた状態のままケースごとしまっておけば、車に積み込むだけでキャンプの準備が完了します。帰宅後もケースをそのまま収納場所に戻すだけなので、準備や片付けもスピーディーに。
さらに、整理して収納することで小物の管理もラクになります。不足しているものが一目瞭然なので、買い足すべきものがすぐに分かります。忘れ物や買い忘れ防止にもつながりますよ。
メリット4 自宅や車内でもスマートに収納できる

収納ケースを上手に活用することで、狭い場所にも多くの小物を効率よく収めることができます。
自宅や車の荷室スペースが限られている人でも、工夫次第でスッキリと整理できて、省スペース化が可能になりますよ。
キャンプ小物をスッキリ収納する3つの基本ポイント
ここからは、キャンプの小物を上手に収納するための基本ポイントを紹介します。
次のポイントを押さえると、たくさんの小物をスッキリ使いやすく収納できます。

- 基本1 収納ケースは用途ごとに使い分ける
- 基本2 汚れやすいものはまとめて入れる
- 基本3 収納するキャンプ用品にあわせたサイズを選ぶ
ポイント1 収納ケースは用途ごとに使い分ける

キャンプで使う小物は種類も数も多くなりがち。用途別に収納ケースを使い分けると、ケースごとに使う場所の近くにまとめて置けて、設営・撤収の効率がぐんと上がります。
ここでは、小物収納に使う主な収納ケースを5種類に分けて、それぞれの特徴と活用シーンを紹介します。「どんな場面で使うのか」「どう整理したいのか」をイメージしながら、あなたにぴったりのケースを見つけてみてくださいね。

種類1 コンテナタイプ |
収納力・安定性に優れた収納ケースの王道 ハード・ソフト・折りたたみの3タイプある ハードタイプは壊れやすいギア向き ソフトタイプは布類の収納 折りたたみタイプは消耗品の収納 |
種類2 バッグタイプ |
気軽に使えて、機動力も抜群 ポンと放り込んで、ひとまとめにしたいときに重宝する |
種類3 バスケットタイプ |
軽くて扱いやすい 中の物をサッと出し入れできる 手入れしやすいので汚れやすい物の収納に◎ |
種類4 吊り下げタイプ |
省スペースで使える すぐに取り出したいアイテムの整理に◎ |
種類5 ポーチタイプ |
細かい道具の仕分けに最適 旅行や日常使いにも活用できる |
種類1 コンテナタイプ

メリット | デメリット |
スタッキングできるので省スペース収納に向いている デッドスペースが生まれにくい 積み重ねたときに安定感がある 蓋つきは防水・防塵に強い |
かさばりやすい サイズによっては収納場所を選ぶことがある 中を整理しないと取り出しにくくなる |
コンテナタイプは、収納力・安定性に優れた収納ケースの王道です。四角い形状で凹凸も少なく、積み重ねや並べ置きがしやすいので、車の荷室や自宅でもピッタリと収まります。

ただし、仕切りがない分、中身がごちゃつきやすいのがデメリット。ポーチや仕切り板を使って整理する工夫をすると使いやすくなりますよ。

ケース内の整理については、記事後半でご紹介するので、そちらもぜひ参考にしてください。
コンテナタイプには、次の3種類があります。使い心地や活用シーンが異なるので、用途別に使い分けましょう。

種類 | 特徴 | 活用シーンなど |
①ハードタイプ |
プラスチックや金属製で頑丈 中身をしっかりと保護できる テーブルやイス代わりになる サイズが大きいと重くなる |
ランタン・バーナー類など、衝撃に弱いアイテムの収納 |
②ソフトタイプ |
布やナイロン素材で、軽くて持ち運びしやすい 使わないときは折りたたんでコンパクトにできる 多少変形するので、柔軟に収納できる 外からの衝撃には弱め |
ブランケット・ロープ類など柔らかい物の収納 クッション材内蔵だと、バーナー類や食器類の収納も可能 |
③折りたたみタイプ |
使わないときは小さく収納できる それなりの強度がある |
食材やペーパー類など、消耗品の収納 |
①ハードタイプ

積み重ねたときにずれにくく安定感が魅力です。ケース同士を積み重ねたり、テントやタープなど収納袋に入っている道具を上に載せたりしても荷崩れしにくいでしょう。
ランタンやバーナー類など衝撃に弱いキャンプ用品も安心して収納できます。

別売りの専用天板を載せられるハードタイプのコンテナボックスは、安定感が高いためテーブルとしての使い心地も優れています。

透明なタイプだと、中に何が入っているかが一目でわかりとても便利ですよ。
押入れケースはキャンプの小物収納に向いている?

押入れ用の透明な衣装ケースは中身が確認しやすく、一見キャンプの収納ケースに適しているように思われます。しかしテントサイトに置くと一気に生活感が出てしまうことに。オシャレな雰囲気を壊したくないなら、テントサイトに合った色つきコンテナがおすすめです。
ただし、押入れケースは透明で中身が分かりやすく、自宅収納や車の荷室で使う分にはかなり有能なアイテム。

スリーピングマットや寝袋など、かさばりやすく積み重ねしにくい道具の省スペース収納にはおすすめです。
②ソフトタイプ

布製・ナイロン製など、軽くて扱いやすいソフトタイプの収納ケースは、持ち運びのしやすさが大きな魅力です。使わないときに折りたためる製品も多く、収納スペースを取らない点もポイント。
また、ケース自体に柔軟性があるため、形がぴったり合わないものでも無理なく収納できます。

ブランケットや携帯枕、ハンモックやロープ類などの柔らかいアイテムを入れておけば、車の荷室のすき間にも詰めやすく、省スペースでの荷積みにも役立ちますよ。

ソフトケースでも、クッション材内蔵の分厚いタイプであれば、大切な道具も安心して収納できます。
ウレタンフォームが内蔵されている「WAQ SIDE GEAR BOX」「WAQ MULTI BURNER BOX」のようなソフトタイプの収納ケースは、衝撃から中身をしっかり守ってくれます。

軽くて扱いやすいソフトクーラーボックスも、コンテナボックスとして活躍する優れもの。断熱材がクッションの役割を果たすため、壊れやすいギアの持ち運びにも便利です。

「WAQ SOFT COOLERBOX」のような、間仕切りがついているものは中の整理もしやすくておすすめ。

③折りたたみタイプ

使わないときに折りたためる「折りたたみタイプ」のコンテナは、省スペース派に嬉しい収納ケース。
とくに食材やペーパー類など、キャンプ中に使い切る消耗品の収納にぴったりで、帰宅後はコンパクトに畳んで保管できます。

ただし折りたためるという性質上、通常のハードケースより頑丈さには劣ります。大きめサイズのダッチオーブンなど、あまり重いものは入れないようにしましょう。
荷物が少ないときは空の状態で持っていき、サイト内の一時的な荷物置き場として活用するのもおすすめ。地面に直置きせずに済むので、サイト全体がスッキリまとまります。

\ おすすめアイテム紹介 /
キャンプの小物収納を快適にしたい人に向けて、WAQの収納ギアから使い勝手のよい3アイテムをご紹介します。
どれも「収納力・持ち運びやすさ・保護性」のバランスに優れたアイテムなので、用途やスタイルに合わせて選んでみてくださいね。
▶︎WAQ SIDE GEAR BOX

小物類をスマートに収納したい人におすすめなのが「WAQ SIDE GEAR BOX」。
ナイフ・カトラリー・コーヒー道具などの細かなギアはもちろん、OD缶や調味料ボトルの収納にも適したサイズ感です。

内部にはウレタンフォーム+型崩れ防止プレートを内蔵しており、中のギアをしっかり保護してくれます。
細長い形状なので、大型の収納ケース内に2つ並べて入れる仕切り用ケースとしての使用もおすすめです。

チェアの手すりやテーブルのバーに取り付けられる、面ファスナーベルトを装備。手元に欲しい道具を吊るしておけるので、サッと取り出せて便利です。

サイドポケットやウェビングテープ、ランタンホルダーなどの拡張機能も充実しています。
▶︎WAQ MULTI BURNER BOX

高さ約22cmの設計で、CB缶を縦に収納できる万能ボックス。バーナー・ガス缶・火起こし用の小物など、テーブル上で散らかりがちな道具をスマートにまとめられます。

内部にはウレタンフォーム素材を採用し、大切なギアをしっかり保護できます。
3枚の仕切り板で、ギアのサイズに合わせたスペースづくりも可能。

荷物を最小限にしたい徒歩キャンプやツーリングキャンプでも、バーナー類と一緒にメスティンやシェラカップをまとめて収納できるなど、使い勝手は抜群!
背面に面ファスナーベルトを備えており、チェアのひじ掛けやテーブルに取り付けて使うことも可能です。コーヒーギアをまとめておけば、座ったままでお湯を沸かし、コーヒータイムが楽しめますよ。

サイドポケットには、スマートフォンや車のキーを入れたり、ウェビングテープやランタンホルダーには細かい道具を掛けて収納したり。テーブル周りで使う小物をまとめておけるので、テーブル上をスッキリ保ちたい人にもぴったりです。
▶︎WAQ SOFT COOLERBOX

軽くて扱いやすい「WAQ SOFT COOLERBOX」は、収納ボックスとしても頼れるマルチギアです。
内部にはウレタンフォームを使用しており、ランタンやバーナーなど壊れやすいギアをしっかり保護してくれます。

荷物の少ないソロやデュオキャンプであれば、調理器具や食器類をひとまとめに収納するのもおすすめ。
天面の「クイックアクセス」機能付きで、ファスナーをいちいち開けずに小物の出し入れが可能。交換用のガス缶もサッと取り出せますよ。

サイズはソロ〜ファミリーに対応する2サイズ展開。高さがあるのでギアを立てて収納でき、荷物をコンパクトにまとめたいキャンパーにもおすすめです。
種類2 バッグタイプ

メリット | デメリット | 活用シーン |
持ち運びがラクで機動力◎ 収納・出し入れがスムーズ コンパクトに折りたたみできる |
中身がごちゃつきやすい 素材が柔らかく耐久性は低め |
タオル・衣類・くつなど洗面用具 子どもの外遊びグッズやおもちゃ 設営・撤収でよく使うアイテム |
バッグタイプは、ポンと放り込んでサッと運べる気軽さが魅力です。とくにトート型は開口部が広く、頻繁に出し入れする小物収納にぴったり。
サイズ展開も豊富なので、中に入れるアイテムに合わせて選ぶのがコツ。衣類やタオルなどのかさばるアイテムや長さのあるものには大きめを、洗面用品などは小型のバッグが便利です。
何も考えず詰め込めるので、テント設営や撤収の際「とりあえずひとまとめにしておきたい」ときにも重宝し、キャンプ中の動線整理アイテムとして活躍してくれます。
ただし、仕切りがないタイプが多いため中がごちゃつきやすいのはデメリット。素材が柔らかいので、壊れやすい小物の収納には不向きです。
\ おすすめアイテム紹介 /
▶︎【WAQ x URBAN RESEARCH DOORSコラボ】トート&クーラーバッグ

【WAQ × URBAN RESEARCH DOORS】のコラボ商品トートバッグは、クーラーバッグが付属した自立するトートバッグです。
容量は約30Lと、キャンプ道具をまとめて運ぶのにちょうどいいサイズ感。

5つのポケットで小物類もしっかり整理できます。自立するので、荷物の出し入れもスムーズ。

付属のクーラーバッグには、500mlのペットボトルを6本収納可能。

保冷と収納をスマートにこなす、スタイリッシュで実用的なアイテムです。
>>【WAQ x URBAN RESEARCH DOORSコラボ】トート&クーラーバッグを見る
種類3 バスケットタイプ

メリット | デメリット | 活用シーン |
中身が一目でわかる 水洗いしやすく乾きやすい 出し入れがしやすい 軽量で持ち運びしやすい |
中身が丸見えになりやすい スタッキングには不向き |
キッチン周りの道具(食材・調味料・シェラカップ・調理ツールなど) 洗面用具・衛生用品 ペグや焚き火関係など汚れやすいアイテム 濡れた道具 ファミリーキャンプでのおもちゃ・遊び道具 |
バスケットタイプは、軽量で扱いやすく、サッと出し入れしたい道具の収納に便利です。取っ手付きのものは持ち運びもスムーズ。中身が見える構造なので、どこに何があるか一目でわかり、探す手間も減らせます。

キャンプ場に向かう途中で購入した食材や消耗品を、ひとまとめに放り込んでおく使い方も便利です。そのままテントサイトに持ち込んで、必要なときにすぐ取り出せます。
汚れても水洗いができ、メッシュ構造のおかげで乾きやすいため、汚れやすいものや濡れた道具の収納にもぴったりです。

種類4 吊り下げタイプ

メリット | デメリット | 活用シーン |
縦方向に収納できて省スペース カテゴリごとに分けやすい 中身が見やすく、取り出しやすい |
吊るす場所が必要 重たい物の収納には不向き 風の影響を受けやすい |
洗面用具やタオルなどの衛生用品 シェラカップ・充電器などの軽めの必需品 子どもの身支度グッズ ソロキャンプや車中泊で、収納スペースが限られるとき |
吊り下げタイプの収納は、省スペースで使えるのが魅力。テント内のポールやラックに吊るすだけで、洗面道具や小物をスッキリ整理できます。整理整頓が苦手な人でも見た目が整いやすくなります。
メッシュタイプなら、洗った食器をそのまま乾かせるので、後片付けもラクになります。

ファミリーキャンプでは子どものオムツや着替えなど、すぐに取り出したいアイテムの整理にぴったり。どこに何があるか一目でわかり、急な場面でも慌てません。
ソロキャンプや車中泊のように限られた空間でも場所をとらずスッキリ整理できます。ソロキャンプなど荷物を最小限に抑えたいスタイルとも相性抜群。キャンプだけでなく旅行や車中泊でも活躍します。
種類5 ポーチタイプ

メリット | デメリット | 活用シーン |
小物を種類ごとに分けて整理できる コンテナやバッグの中の仕分けに最適 コンパクトで携帯性が高い |
収納力に限界がある 数が増えるとどのポーチに何を入れたか分かりづらくなる |
ライター・電池・サバイバルツール・救急グッズなどの細かい道具 モバイルバッテリー・ケーブル・LEDライトなどのガジェット類 カトラリー・調味料・スパイスなどのバラつきやすいアイテム 洗面用品や衛生用品 |
ポーチタイプは、カトラリー・ライター・電池・モバイルバッテリーなどの細かい道具を仕分けるのに便利な収納アイテムです。コンテナやバッグの中を整理する「仕切り役」として活躍します。
軽くて持ち運びしやすく、中身を用途ごとに分けておけば、必要なアイテムをサッと取り出せるのが魅力。

中が見えにくく何を収納したかわからない場合は、タグや色分けなどで工夫しておくと、より快適に使えますよ。
身の回りの細々した整理にも使えるため、キャンプはもちろん、旅行や日常使いにも応用しやすい万能アイテムです。
ポイント2 汚れやすいものはまとめて入れる

キャンプ用品には、土や焚き火の煤(すす)が付いたり、雨で濡れたり、汚れてしまうものもたくさんあります。
とくに汚れやすい「ペグやペグハンマー」「焚き火関係」は、ほかのギアとは分けて収納するのがおすすめです。

汚れたキャンプ用品を一つのケースにまとめておけば、ほかの荷物が汚れるのを防げます。
水洗いや拭き取りがしやすいバスケットやハードケースに入れておけば、汚れても手入れがかんたんで、清潔な状態を保ちやすくなります。

また、帰宅後にすぐ手入れできなくても、玄関やベランダにそのまま置いておけるので、あとでゆっくり片付けられますよ。
ポイント3 収納するキャンプ用品にあわせたサイズを選ぶ

収納ケースは、大きすぎても小さすぎても使い勝手が悪くなります。収納したいキャンプ用品のサイズや量に合わせて、適切なサイズを選ぶことが大切です。
とくに初心者は、「なんでも入る大きなケース」を選びがち。
しかし大きすぎると、複数の道具をひとまとめに入れることになり、どこに何があるか分かりにくくなります。さらに、詰め込みすぎて重くなり、積み下ろしやキャンプ場での移動が大変になることもあります。
また、ケースが大きすぎると中で道具が動いてしまい、破損のリスクを高めることに。どうしてもケース内にスキマができてしまう場合は、タオルやブランケットなどを詰めて緩衝材代わりにすると安心です。
知らないと損かも?小物収納ちょっとした2つのアイデア
キャンプで使うたくさんの小物をコンパクトに収納するには「小物選びを工夫する」のも有効です。
ここからは、スッキリ収納のための小物選びのアイデアを紹介します。

- アイデア1 スタッキングできる小物を選ぶ
- アイデア2 ケースの中でさらにケースを使う
アイデア1 スタッキングできる小物を選ぶ

調理器具や食器は、スタッキング仕様のものを選ぶと、省スペースで収納できて持ち運びにも便利です。

上の画像は、2つのサイズ違いの鍋とフライパンのセットです。さらに100円ショップで購入したステンレス皿がシンデレラフィットしたので一緒に収納しています。このように、器具のスキマにほかの小物を入れて、無駄なく活用するのがポイントです。
調理器具の中には、折りたたみ式のトングやカトラリーなどを収納するとより効率的。スタッキングした道具が移動中にズレないよう、タオルなどを詰めて固定しておくと安心ですよ。
とくにおすすめなのが、100円ショップでも入手できるメスティンのスタッキング収納です。ハンドルが折りたためるので、サイズ違いのものを「入れ子」にして収納できます。長方形なので、収納ケースにもきれいに収まります。

メスティンは炊飯だけでなく、炒め物・煮込み料理・蒸し料理・燻製料理などさまざまな調理に対応。アウトドアショップや100円ショップなどで、メスティンに収納できる底網・鉄板・まな板などの関連製品が多数販売されています。

軽量&コンパクトに収納できるため、徒歩キャンプやツーリングキャンプなど荷物を減らしたいスタイルにもおすすめです。
アイデア2 ケースの中でさらにケースを使う

キャンプでは小物が増えがちなので、収納ケースの中を整理しておくことが、快適なキャンプのカギになります。内部に仕切りがあるケースは、ケース内で小物が動きにくく、ジャンルごとに整理できてとても便利です。
もし仕切りがない場合は、小さめのケースやポーチを使って、「ケースの中でさらに分ける」ことでスッキリした状態が保てます。

たとえば調理関係の収納なら、「食器類」「カトラリー」「コーヒー道具」などに分けておくと、使いたいものをワンアクションで取り出せて効率的です。

とくに撤収が忙しい朝などには、迷わず出し入れできることが大きな時短になります。

小物収納を極めればキャンプがよりオシャレで快適になる

食事や睡眠を野外で行うキャンプは、たくさんのキャンプ用品を使います。上手に小物を収納しないとテントサイトがゴチャついて、キャンプを気持ちよく楽しめません。
今回は、キャンプで使う小物の上手な収納方法を詳しく紹介しました。中でも「用途別収納」と「収納ケース選び」は重要なポイントです。
キャンプで使う小物を上手に収納すれば、見た目がよくなるだけでなく、小物の出し入れがスムーズになり、さらに自宅でのキャンプの準備や片付けがスピーディーになります。
ぜひ使いやすい収納ケースにお気に入りの小物たちをスッキリ収納して、オシャレで快適なキャンプを楽しんでくださいね。