キャンプ場のなかには、砂利や小石が敷かれているサイトも少なくありません。
また小石や砂利の多い河原や山間部では地面が不安定なこともあり、テント設営の難易度が高くなったり、就寝時に地面のゴツゴツを感じやすかったりと、快適に過ごすための工夫が欠かせません。
そこでこの記事では、以下をご紹介します。
- 初心者でも安心して河原キャンプを楽しめるコツ
- 砂利地面に最適なキャンプギア
さらに安全かつ快適に過ごすためのアイデアを、WAQのおすすめアイテムとともにご紹介します。自然を満喫しながら、ワンランク上のキャンプ体験を目指しましょう!
砂利サイトにおける3つの課題

砂利や小石に覆われた地面では、次のような特有のアクシデントが起こることがあります。
- ペグが刺さらない
- シートに穴が空く
- 荷物の運搬・移動が大変
- 背中が痛くて眠れない
- 底冷えで寒い
足元の環境が違うだけでキャンプの難易度はグンと上がってきます。まずは、課題となるこれらを把握しながら、ギア選びなどの対策をしましょう。
課題1 テント設営の難しさ

砂利や石が多い地面では、テント設営に苦労することが少なくありません。
ペグを打ち込む際に石に当たってしまい、スムーズに刺さらないことがあります。プラスチック製やアルミ製、細いペグでは、地面の硬さに耐えられず曲がってしまうリスクも。
計画どおりの場所にテントを立てられないこともあり、テント設営に必要以上の時間がかかってしまう場合もあります。
課題2 寝具やキャンプギアの損傷リスク

砂利や石は寝具やキャンプギアにも思わぬダメージを与えることがあります。
直接地面に接するグランドシートやマットが砂利で傷ついたり、最悪の場合は破損してしまうことも想定しておきましょう。
暖房器具やキッチングッズを置く際には、安定しない地面では転倒や事故につながるリスクがあるため、設置場所には十分注意しましょう。

課題3 砂利による快適性の低下

砂利の地形そのものがキャンプの快適性を低下させる場合もあります。地面の凹凸によってキャリーやワゴンの移動がスムーズにいかず、荷物運びに時間がかかることも。
一番大きな影響を受けるのは睡眠の質です。硬い石や砂利が背中に当たることで不快に感じたり、底冷えによって身体が冷えてしまい十分に休めなかったりすることがあります。
このため砂利地面で快適に寝るための対策は欠かせません。
砂利や石が多い地面でのギア選び 3つのコツ

砂利や石が多い地面でのキャンプでとくに見直してほしいギアがこの3つです。
- ペグ
- シート
- スリーピングマット
ここでは「凹凸のある硬い地面」かつ「底冷えする」という対策ポイントをおさえた、ギア選びのコツをご紹介します。
コツ1 鍛造(たんぞう)やチタンペグを使う

砂利や石が多い硬い地面では、しっかり固定できる丈夫なペグを用意することが大切です。
おすすめは、鉄やステンレス製のペグ。
そのなかでも「鍛造(たんぞう)ペグ」や「チタンペグ」は、砂利地面で活躍する信頼性の高いアイテムです。

鍛造ペグは強度が高く、地面のなかにある石を割りながら刺さるため、非常に安定感があります。風の強い日や砂利の多いキャンプ場でも安心して使えるのが魅力です。
河原のような砂利地面では細いペグは抜けやすい場合があるため、太めの鍛造ペグが適しています。

チタンペグも石を割って刺さるほどの強度があり、鍛造ペグより細く、軽量で持ち運びが楽という特徴があります。荷物を軽くしたい登山や徒歩キャンプに最適です。

ただしヘッドが小さめで打ちにくい傾向があり、価格も少し高め。鍛造ペグと比べてどちらが扱いやすいかなど考慮したうえで選ぶとよいでしょう。
ペグの長さにも注目しましょう。30cm以上の長さがあると地面にしっかり固定でき、抜けにくくなります。適切なペグを選ぶことで、砂利や石が多いキャンプ場でもスムーズにテントを設営できますよ。
鍛造(たんぞう)ペグの特徴

鍛造ペグは金属を高温で加熱し、叩いて成形したとても強度の高いペグです。普通のペグと比べて耐久性が抜群で、硬い地面や砂利が多い場所でもしっかり打ち込めるためキャンパーに人気です。
強度 | 金属の内部が密になっているため、曲がりにくく、壊れにくい |
抜けにくさ | 重量や太さがあるため、風や地面の状態に左右されにくく、強風時でも抜けにくい |
安定感 | 硬い地面や砂利混じりの地面にもしっかり刺さり、石が多い河原や砂利サイトでも使いやすい |
重さ | 一般的なペグに比べて重いため、荷物を軽くしたいときには不向き |
価格 | 製造工程に手間がかかるため、通常のアルミペグよりも高価 |
ペグが刺さらないときの緊急対応方法

もし「ペグがダメになってしまった」などのトラブルが起きた際は、周りの石や岩を活用してみましょう。
四隅にバスケットボールほどの大きさの少し平らな石を用意し、ガイロープを巻きつけて固定します。滑らないようにしっかりと巻きつけるのがコツ。このとき、ゴルフ〜テニスボールほどの軽めの石を、ロープと石の間に挟むと摩擦で滑りにくくなりますよ。
必ず数時間ごとに確認し、風で動かないように重しになる石を適度に追加しましょう。
コツ2 厚手のグランドシート・インナーシートを選ぶ

ゴツゴツとした地面の影響を減らすには、テントの下に厚手で丈夫なグラウンドシートを敷き、テント内ではインナーシートを併用すると快適度がアップします。
石や小枝でテントの底や寝具が破損するトラブルを防ぎ、湿気防止や地面からの冷気対策にも役立ちますよ。

一般的なグランドシートの厚みは、0.3〜0.8mm。0.8mmほどの厚みのあるグランドシートであれば耐久性も高く、防水加工が施されていれば、厳しい環境下でもタフに使えます。
ただし、グランドシートだけでは石などの質感が足に伝わり、痛みを感じる場合もあります。快適に眠るためには、前述のようにインナーシートやマットを併用しましょう。テント内で過ごしやすくなりますよ。
コツ3 厚手のスリーピングマットを選ぶ

スリーピングマットは、地面から伝わる冷気や小石のゴツゴツ感をやわらげるのに最適です。なかでも厚みのあるタイプを選べば、砂利や小石の多い地面でも、睡眠の質がぐっと向上します。
一般的なキャンプサイトであれば、5〜8cm程度の厚さがあれば十分快適に眠れるでしょう。砂利サイトなど底つきが気になる環境では、10cm以上のマットを選ぶと体への負担が軽減されてさらに寝心地がよくなります。

冷気は横からもくるので幅はできるだけ広めが安心です。横幅は成人男性であれば60cm以上を目安にするといいでしょう。
手触りのよい表面加工が施されたマットを選ぶと、肌に触れたときのひんやり感が軽減されますよ。

さまざまな種類があるスリーピングマットのなかでも、「インフレータブルマット」はとくにおすすめ。

バルブを開くと内蔵されたウレタンが膨張し、自動で膨らみます。設置の手間がかからず、弾力性と保温性があるため寝心地も抜群ですよ。
ただし収納サイズが大きく、重量もアップするため自身のキャンプスタイルとのバランスを考慮して選びましょう。
WAQ RELAXING CAMP MAT シングルサイズ

快適な眠りを追求するなら、極厚のインフレーターマット「WAQ RELAXING CAMP MAT」が最適です。
10cmの極厚ウレタンが体をしっかり支え、底冷えを防ぐ高断熱性能(R値10.5)は、寒い地面からの冷気をシャットアウト。底つき感のない贅沢な寝心地を提供します。

幅70cmの広々としたサイズは、大人がゆったり眠れるスペースを確保。心地よい弾力のある表面は、快眠をさらにサポートします。

使い勝手も抜群で、オートバルブ機能により吸気と排気の切り替えがワンタッチ。

付属のエアバッグを使えば、空気の調整もかんたんです。

持ち運びも快適で、設営から撤収までスムーズにおこなえます。
また、万が一のトラブルに備えて補修キットが付属しているので、安心して使用できます(接着剤は別途用意が必要)。
さらに、ダブルサイズも用意されており、2人での使用にも対応可能。

別売りの専用シーツを使えば、清潔さを保ちながら長く快適に使えますよ。

WAQのコットと組み合わせれば、地面から浮いたベッドのような極上の寝心地を実現できます。

アウトドアでも家のような快適さを求める方にぴったりのマットです。
WAQ HighPower Air Pump

キャンプでの面倒な空気入れ作業を、驚くほど快適にしてくれる多機能エアーポンプは、ぜひマットとセットで揃えたい便利アイテムです。

最大出力4.3Kpaのハイパワー性能で、空気の出し入れがスピーディーに完了。
先ほど紹介した「WAQ RELAXING CAMP MAT シングルサイズ」なら、約50秒で90~100%の空気量に、収納可能状態へは約40秒で対応可能です。

付属の6種類のアタッチメントで、WAQのマットだけでなく、他社製エアマットや浮き輪、圧縮袋、さらにはブロワーとしても幅広く対応。これ一台でキャンプ道具の空気入れがほぼカバーできます。

さらに便利なランタン機能付きで、50lm(最大11時間)、100lm(最大6時間)、150lm(最大4時間)と明るさを3段階で調整可能。夜間の設営やテント内での照明としても活躍してくれます。

また、4000mAhのバッテリーを内蔵しており、スマートフォンを1回充電可能なモバイルバッテリーとしても使用可能。補助充電用のソーラーパネル付きで、残量ランプでバッテリー状態を確認できるのも安心です。

キャンプに馴染むおしゃれなカラーとデザインもポイント。吊り下げて使える設計がアウトドアシーンでの使い勝手をさらに高めます。
底冷え対策に!R値は3.5以上が目安

キャンプの快適さを左右する寝具選びでは、マットの「R値」が断熱性能を見極める基準になります。このR値は数字が高いほど冷気を遮断する力が強いことを示します。
春から秋の3シーズンであれば、R値2.5程度のマットが一般的な目安ですが、冬キャンプや寒冷地ではR値4.0以上が必要です。

寒さを感じやすい方で、河原サイトのように底冷えが気になる環境では、R値3.5以上を選ぶと安心できるでしょう。
ただし、標高や天候、服装なども影響するため、寒がりな方は自身の体感に合わせて選ぶことも重要です。
もしR値が表記されていない場合は、推奨使用気温を確認しましょう。
砂利のキャンプ場で快適に過ごす2つの方法

砂利や石が多いサイトでは、「テントを設営する場所選び」と「安全性と快適性に配慮したキャンプの準備」が大切です。快適な睡眠もキャンプを楽しむために欠かせない要素です。とくに寝具選びに工夫をこらすことで、驚くほど快適さが向上しますよ。
ここでは、砂利キャンプ場で快適に過ごすためにおすすめな寝具ギアや活用方法をご紹介します。
方法1 テント設営はフラットな場所を選ぶ

まずはテント設営のために平らな場所を探します。大きな石や傾斜のある地形は避けましょう。テントが安定せず、寝心地が悪くなるだけでなく腰痛などの原因にもなります。
転倒やトラブルを防ぐために、危険そうな石をざっくりと移動させて整地をおこなうと安全です。よく通る動線にある小石もどかしておけば、移動がスムーズになり夜間でも安心して過ごせます。

方法2 寝具を工夫して睡眠の質を上げる
マット以外の寝具として注目したいのが「コット」です。

コットはポリエステル製の布をフレームに張った簡易ベッドのような寝具で、地面から浮いた状態で眠れるのが最大の特徴です。
厚手のグランドシートやインナーシートを使わなくても、直接地面に接することなく快適な寝心地を得られるのが魅力。寒さが気になる環境ではマットとの併用がさらに効果的です。

地表からの冷気をシャットアウトしやすく、地面が濡れていてもドライな環境を保てるため、底冷えが気になる河原キャンプにはぴったり。
組み立てがかんたんでコンパクトなコットも増えており、手間が少ないのもうれしいポイントです。
軽量な床なしテントと組み合わせれば、徒歩キャンプやツーリングにも活用できますよ。
WAQ 2WAY フォールディングコット

快適な眠りを追求するなら、地面の凹凸や冷気を気にせず過ごせるコットがおすすめです。
絶妙なバランスで設計された寝心地は、張りすぎずやわらかすぎないほどよい沈み込みで、リラックスした夜をサポートします。

高さはハイスタイル(約37cm)とロースタイル(約17cm)の2WAY仕様。テントの高さやお好みに合わせてかんたんに調整可能です。

耐久性にも優れており、600Dリップストップ生地と150kgの耐荷重を誇る超々ジュラルミンフレームがしっかり支えます。

サイズは190cm×65cmの広々とした設計で、体格の大きい方でも安心して使えますよ。
静音設計によりギシギシ音を抑え、静かな夜を満喫できるのもうれしいポイントです。
さらにゆったり眠りたい方には、210cm×81cmのワイドサイズもラインナップ。

アウトドアでの快適な眠りを叶えるこのコットで、贅沢な夜を楽しんでくださいね。
ハンモックという選択肢

中級者以上のキャンパーであれば、「ハンモックテント」も選択肢の一つです。これは、木などにロープで固定して地面から浮かせて設置するテントで、コットと同様、地面の状態に左右されることなく過ごせます。
一般的なテントと比べて軽量でコンパクトですが、設置にはロープワークのスキルが必要なほか、林間サイトのように木がある場所が必須です。
また、木の周辺は虫が多く、設置場所探しに手間がかかる点がデメリット。
浮遊感や揺れが気にならず、軽量重視のソロキャンパーや中級者以上の方におすすめです。
クローズドセルマットで手持ちのマット×コットを強化

すでにマットやコットをお持ちの方は、薄くて丈夫なクローズドセルマットを組み合わせるのも賢い方法です。広げるだけですぐに使えるクローズドセルマットは、軽量で耐久性があり、安価なのが特徴です。
単体では地面の凹凸が響きやすいこともありますが、手持ちのマットやコットと組み合わせれば、冷気をしっかり遮断し、クッション性の高い快適な寝床が完成します。

軽量で携帯性にも優れるため、徒歩キャンプやピクニック、ロースタイルのキャンプにも重宝します。ひとつ持っておくと、さまざまなシーンで活躍する便利なアイテムですよ。
クローズドセルマットが苦手な方は、断熱性のある厚手のブランケットを重ねるのもよい方法です。
WAQ キャンプマット 1人用

軽量で機能性抜群なこちらのキャンプマット1人用は、キャンプギアのアップグレードにぴったりのアイテムです。
わずか480gという驚きの軽量設計と、約57cm×15cmのコンパクトな収納サイズで、リュックに外付けも可能。軽量化を重視するキャンパーに最適です。
季節に応じた使い分けができるのも魅力。シルバー面は断熱性の高いアルミ加工で湿気をシャットアウトし、体温を反射して暖かさをキープ。一方、カラー面は地面からの熱を遮断して涼しく快適な環境を提供します。

XPEフォーム素材の高い弾力性が、体にフィットしてリラックスできる快適な寝心地を実現。水洗い可能で汚れた場合も手軽に清潔を保てます。
砂利の地面で活躍するおすすめのWAQギア
WAQには、上記で紹介したほかにも、砂利地面で役立つ機能的なアウトドアギアが揃っています。ここでは、活躍すること間違いなしの特大タイヤのワゴンなどの運搬ギアをご紹介します。
初めての方にも、買い替えを検討している方にもおすすめのアイテムです!
WAQ アウトドアワゴン

キャンプやアウトドアでの荷物運びを劇的に楽にしてくれる、大容量で高耐久のアウトドアワゴンをご紹介します。
特大サイズの幅8.5cmタイヤを採用しており、砂利道や石の多い場所でも抜群の安定感。業界最大クラスのタイヤサイズだから、足場の悪い環境でもスムーズに移動できます。

容量はたっぷり106L、耐荷重は150kgと、大型キャンプ用品や重い荷物も一度に運べる頼もしい仕様。

設営や片付けが効率化され、アウトドアの手間をぐっと軽減します。
また、ワンタッチで折りたためるコンパクト設計で、使わないときも省スペースで収納可能。

使いやすさにもこだわり、握りやすいO字型ハンドルを採用。長さは無段階で調整できるので、身長や状況に応じて快適に操作できます。

実用性だけでなく洗練されたデザインも魅力のひとつ。キャンプサイトで一際目を引くアイテムです。
WAQ REPELLENT LANTERN

キャンプやアウトドアを快適に彩る、機能性とデザイン性を兼ね備えた蚊除け機能付きのランタンです。
小型でカラビナ付きのため、ベルトやバックパックにかんたんに装着可能。両手が空くことで万が一、転倒しても安心。暗闇で足元が悪くても安全に移動できるのはうれしい仕様です。

明るさは最小5lmから最大600lmまで無段階で調光可能。懐中電灯としてのピンポイント照明から、テント内のメインランタンとして広範囲を照らす用途まで幅広く対応します。

加熱式の蚊除け機能を搭載しており、虫刺されが気になる夜のお手洗いや炊事場でも快適に過ごせます。

バッテリー容量は5,000mAhで、スマートフォンの充電も可能。IPX6相当の防水性能を備えており、突然の雨や湿気にも安心です。

また、色温度3000Kの暖色系の優しい光が夜のキャンプサイトを温かく演出。機能性だけでなくおしゃれな雰囲気づくりにも最適です。
砂利や石の多いサイトでも快適なキャンプをしよう!
砂利が多いキャンプサイトでも、ギアの工夫やコットスタイルを取り入れることで快適さをアップさせられます。
とくに河原サイトは川のせせらぎが周囲の音をかき消し、プライベート感が高まる水辺の環境は、他では味わえない特別な体験です。
砂利サイトに苦手意識がある方も、この機会にぜひチャレンジして、自然のなかでのリラックスした時間を満喫してみてください!