ベランピング完全ガイド｜初心者が簡単に始められるアイデアと楽しみ方

べランピングは少しの工夫で自分だけの癒し空間を作れるため、おうち時間を楽しく過ごしたい人の新しい趣味として注目されています。

おしゃれな非日常感は、家族・友人・ペットと楽しむのはもちろん、一人のリラックスタイムにも最適です。

この記事では、家にあるアイテムやキャンプグッズを使って、手軽にべランピングを始めるアイデアをお伝えします。

WAQのおすすめアイテムを使ったべランピング例や、快適に過ごすためのアイデアも紹介するのでぜひ最後までご覧ください。

ベランピングとは？

べランピングは、「ベランダ」と「グランピング」をかけ合わせた造語で、ベランダで気軽にキャンプを味わうアウトドアスタイルです。

アウトドア初心者はもちろん、普段キャンプを楽しむ人にとっても新鮮なリフレッシュ方法です。

べランピングの魅力

べランピングの魅力は次のとおりです。

初心者でもかんたん！べランピングの始め方4ステップ

初心者でも失敗しない、べランピングを始めるおすすめのステップはこちら。この流れで進めていくと失敗が少ないですよ。

家にあるアイテムで今すぐできる！べランピングアイデア3選

ベランピングは特別な道具を揃えなくても、シートとお弁当を用意したり、休憩時間にコーヒーや紅茶を淹れたり、夜にお酒を飲むだけでもOK。

ここでは、家にあるアイテムを使って「ベランピングらしさ」をグッと引き出す具体的な方法を紹介します。ちょっとした工夫で、べランピングらしさを演出してみましょう。

アイデア1　クッションやブランケットでリラックス空間を演出

室内にあるクッションやブランケットをベランダに持ち出すだけで、グッとラグジュアリーな雰囲気に。

フロアクッションを使えば、座り心地のよいリラックススペースがかんたんに作れます。足元にラグを敷けば、より温かみのある空間に仕上がりますよ。

アイデア2　キャンドルやライトを使って雰囲気アップ

テーブルにLEDキャンドルやキャンドルホルダーを置くだけで、夜のベランピングが一気にムーディーに。

ソーラーライトやフェアリーライトを活用すれば、電源不要で幻想的な灯りを楽しめます。安全性も高く、手軽に取り入れられるのも魅力です。

アイデア3　アウトドアアイテムの活用  

アウトドアアイテムを取り入れると、より本格的なアウトドア気分を楽しめます。例えば以下のような工夫がおすすめです。

家にあるアイテムを上手に工夫して使えば、コストを抑えつつ、快適でおしゃれなベランピングが実現できますよ。

べランピングをもっと楽しむ！快適にする必需品

何を用意すればいいか迷っているなら、まずはべランピングを快適にするこちらのアイテムを揃えてみましょう。

それぞれの役割別に準備すると失敗しにくいですよ。

1.くつろぎスペース：椅子やテーブル

べランピングに最低限必要なのが椅子やテーブル、もしくはレジャーシートです。スペースが限られたベランダで気持ちよくくつろぐためには欠かせません。

かんたんに設営できる、アウトドア用のテーブルやチェアがあると便利。

お座敷スタイルであれば、コンパクトなローテーブルやレジャーシートがおすすめです。使用後もコンパクトに収納できて、普段からベランダを有効活用しやすいですよ。

「WAQ Folding Wood Table」のような組み立て式ローテーブルなら、必要なときだけサッと設置でき、普段のベランダの広さもキープしやすくておすすめです。

もし、ある程度広さのあるベランダであれば、リラクシングチェアーやソファ、ポップアップテントも選択肢のひとつ。

リラクイニングチェアは座って後ろに倒すだけで、瞬間リフレッシュできます。ソファならリビングと変わらない快適さが、ミニテントならキャンプ感が一層高まります。

2.快適さをプラス：クッションやブランケット

前述したようにクッションやブランケットは、快適さをアップさせるための大切な要素。やわらかく肌触りのよい素材を選ぶとリラックス感が高まります。

ブランケットは無造作に椅子にかけておくだけでもおしゃれな雰囲気に。体が冷えてきたときにもすぐに対応できて便利です。

WAQのリバーシブルブランケットのように、熱をキープできる素材が使われていると、リラックスタイムの寒さ対策もバッチリできますよ。

3.雰囲気を演出：照明アイテム

夜もべランピングを楽しむなら、ぜひ用意したいのがランタンやLEDライト、アロマキャンドルです。あたたかいオレンジ色の光や、キャンドルのゆらめく炎は一層ムードを盛り上げてくれます。

燃料タイプのランタンが使える環境であれば、焚き火のような灯りに包まれ、ベランダにいながら本格的なキャンプ気分を味わえるのも魅力です。

「WAQ Nocturne Lamp」のような、温かみのあるゆらめく炎が魅力のオイルランタンは、夜のベランピングにしっとりとした癒しの空間を演出してくれます。

出しっぱなしにしておけるソーラータイプや野外用のものは、扱いやすくおすすめ。ひとつだけでなく2〜3個置くと全体のバランスがとれますよ。

WAQのおすすめアイテムで叶える！おしゃれべランピング

実際にベランピングをやってみると、「もう少し座り心地がいい椅子が欲しい」「おしゃれな雰囲気をもっと出したい」と感じることもあるかもしれません。

そこでおすすめなのが、機能性とデザイン性を兼ね備えたWAQのキャンプギアです。

WAQのキャンプギアは、スタイリッシュで実用性も高いのでべランピングにも大活躍。アウトドアにも使える本格的なアイテムを使いたい方にぴったりです。

タン・オリーブ・ブラックなどの落ち着いたアウトドアカラーでまとまっているので、統一感のあるおしゃれなべランピングを演出したい方にもおすすめ。ここでは取り入れてほしい厳選アイテムをご紹介します。

ゆったりくつろぐためのチェア・テーブル

WAQ Folding Wood Chair

ロースタイルでべランピングを楽しみたい人におすすめな、折りたたみローチェア。

落ち着いた風合いの天然木を使ったフレームが、アウトドア気分を盛り上げてくれます。

アーム部分にはドリンクやスマートフォン置きに使えるホルダー付き。わざわざサイドテーブルを用意しなくてもいいのがうれしいですね。

背面には、シェラカップをぶら下げられるウェビングループや、小物類を入れられるポケット付きで、コンパクトなベランダでも取り入れやすい仕組みが。

座面はキルティング加工、ウレタンシートも挟み込んでいるので座り心地も抜群です。

WAQ Reclining Low Chair

地面に近いグラウンドスタイルでゆったりとしたべランピングを楽しみたい人におすすめな、折りたたみローチェア。

3段階のリクライニング機能で、自分の心地いいと感じる角度でリラックスタイムを楽しめます。

ヘッドレストと座り心地がいいキルティング＆ウレタン加工の座面シートが、リラックス感をアップ。

ドリンクホルダーのほかに、小物収納に便利なストレージバッグ付き。散らかりがちな椅子周りの小物アイテムを上手に収納できますよ。

ウレタン内蔵で保冷力もあるから、保冷剤を入れて簡易的なクーラーバッグにもなります。

WAQ Folding Wood Table

高級感のある天然木（ドイツビーチ）を使った雰囲気抜群のローテーブル。落ち着いたトーンでどのようなスタイルにもマッチしやすいのが魅力です。

ファミリーでも使いやすい90×60cmサイズで、手持ちの椅子に合わせて高さを45cm・50cmと2段階調整できます。

テーブル下には収納用ネットがついていて、小物を取り出すのにも便利！

使い終わったらコンパクトに収納できるのもうれしいポイント。

WAQ MULTI IRON TABLE

シックな雰囲気を演出したい人におすすめな、オールブラックのローテーブル。

92cm×44cmと使い勝手のよいサイズ感で、こちらも高さ40cm・45cmと2段階調整ができます。

テーブル下部には調理器具やガスボンベなどが収納できる、アルミ製シェルフボード付き。

さらに、ランタンハンガー・ハンガーラックの拡張パーツがついているので、調理器具など必要な小物やランタンを吊り下げて、利便性がアップできる優れものです。

オプションの「WAQ テーブル用ウッドパネル」と組み合わせれば、天然木の暖かみをプラスしたデザインに。

お好みに合わせてスタイリングしてみましょう！

雰囲気をアップさせるランタン

WAQ LED LANTERN2

最大1,650lmの明るさで、ベランダ全体を照らすのに最適なLEDランタン。

「昼光色・昼白色・電球色」の3色切り替え、4段階の調光で、シーンや気分に合わせて明かりを変えられます。

マウントアダプター用ネジ穴があるから、おしゃれなべランピングを撮影するための照明としても大活躍。

大容量の13,400mAhで、最大60時間の連続使用ができ、IP67相当の防水・防塵性能だからベランダでも安心して使えます。

WAQのなかでも大人気なこちらのランタンは、タン・オリーブ・ブラックの他に、ワンポイントにもぴったりなカモフラの４色展開です。

WAQ Nocturne Lamp

火の取り扱いができるベランダには、幅6.8cm x 高さ18cmのコンパクトで扱いやすいノクターンランプがおすすめ。温かみのあるゆらめく炎が、ナイトべランピングのムードをグッと盛り上げます。

WAQのノクターンランプはビンテージ感溢れるデザイン。

一定の光量で約5時間点灯します。耐久性のあるステンレス製で、初心者でもお手入れかんたん。

燃料は市販のパラフィンオイルで手軽に補充できます。

高級感のあるシルバー・ブロンズ・ブラックの3色展開で、どれも揃えたくなるランプです。

WAQ REPELLENT LANTERN

6〜10月にかけてベランダでも気になる”蚊”の存在。WAQのLEDランタンは夏に便利な「加熱式蚊除け機能」を搭載！

効果範囲は最大7.4㎡。ベランダへの侵入をブロックしてくれます。

明るさは最小5lm、最大600lm。あたたかく優しい印象の色温度を無段階調整できます。

バッテリー容量は5,000mAh。最大65時間使用できるからこまめな充電をしなくてもOK。

IPX6相当の防水機能で屋外利用でも安心です。こちらはタンとオリーブの２色展開です。

機能的かつおしゃれなアクセントアイテム

WAQ MULTI BURNER BOX

べランピングに一つは欲しい、テーブル周りをスッキリ整理できる収納ボックスです。

外側にはポケットがあり、ホルダー付きランタンやスマートフォン、バーナーグッズ、CB缶を縦にすっぽり収納できます。

チェアやテーブルのフレームに取り付けてミニマルに使うことで、べランピングの気軽さを後押ししてくれる逸品です。

縦16×横27×高さ22cm、3枚の仕切り板で、キャンプギアがシンデレラフィットしやすい工夫が満載。

コヨーテ・モカオリーブ・ブラックの３色展開でWAQのチェアカラーにもぴったりです。

WAQ SOFT COOLERBOX

ベランダでのんびり過ごすなら、飲み物や軽食をすぐに取り出せるクーラーボックスがあると便利。

保冷力が36時間持続するソフトクーラーボックスは、軽量で扱いやすく、省スペースなベランダにもぴったりです。

ファスナーを開けずに中身を取り出せる小窓つきで、サッと取り出せてとても便利。

自由に調整できる間仕切り付きで、食材と分けたり、飲み物が倒れないようにしたりと整理できるのも嬉しいポイントです。

使わないときは、コンパクトに折りたためて邪魔になりません。

また断熱材がクッション代わりとなるので、ギアボックスとしての活用も◎家の中ではべランピングで使うアイテムの収納ボックスとしても使えますよ。

33Lと42Lの2サイズ展開なので、必要量にあわせてお選びいいただけます。

WAQ BIG PICNIC MAT

お座敷スタイルなら、約200×200cmのビッグサイズの正方形ピクニックマットがおすすめ。家族で使っても、一人で寝転んでもゆったりできるサイズ感がグランピングに最適です。

キルティング加工でクッション性があり肌触りもGOOD！

飲み物をこぼしても安心の撥水加工で、手洗いもOKだからお子さんやペットにも。

ベランダの雰囲気に合わせて、コヨーテ・オリーブ・ブラックのアウトドアらしいおしゃれなカラー展開を楽しんでください。

 

WAQ チタンマグ 450ml

「アウトドアアイテムを取り入れたいけど、迷っている」といった人におすすめなのは、キッチン周りをキャンプ仕様にすること。それだけでもアウトドアな雰囲気を盛り上げてくれますよ。

このチタンマグは、容量450mlで重量は90gととても軽量。落としても割れないタフなチタン素材です。直火もOKだからカップのままお湯を沸かしたり、煮込みスープを作ることもできます。

内側のメモリを活用しながら蓋をすれば、お米を１合炊くことも可能！

チタンは熱伝導性が低いため、熱い飲み物をいれても安全に使いやすいですよ。まずはWAQのチタンマグで、コーヒーブレイクを楽しんでみてはいかがでしょうか。

WAQのキャンプギアで楽しむ！ベランピング例

ここではWAQのキャンプギアを使って、おしゃれで快適なべランピングをするアイデアをご紹介します。

例1　子どもと一緒に！ピクニックスタイル

子どもと一緒にリラックスムードたっぷりなお座敷スタイルでのべランピングなら、ピクニックマット×ソフトクーラーボックスの組み合わせを！

キャンプマットを敷いて、飲み物や食べ物をソフトクーラーボックスに詰め込めば、撤収もらくらくなべランピングができます。

WAQのピクニックマットは寝転べるくらいのビッグサイズだから、のんびりした雰囲気づくりにぴったり。

ソフトクーラーボックスは天面に取り出し口の小窓がついていて、サッと中のものを取り出せるのが便利です。

ピクニックマットと同じ色展開でおしゃれにまとまりますよ。

ベランダの大きさに余裕があればポップアップテントの組み合わせも◎。
ピクニックマットは「芝生パネル」と相性抜群なので、本格的に楽しみたい人はぜひ取り入れてみてくださいね。

例2　ソロのミニマムべランピング

ソロで気軽なべランピングにおすすめなのが、ローチェア×室外機カバーの活用です。

室外機のカバーに天板をつければ、簡易的な机に変身。

WAQのローチェアのフレームカラーに合わせてダークブラウンに塗装、またはチェアと同じ色の布カバーをかけてみましょう。そこに、ランタンや蚊取り線香などの小物を置けば完成です！

WAQのチェアにはドリンクホルダーやストレージバッグなどがついています。ドリンクやスマートフォンなど必要なものを手の届く範囲におけて、コンパクトなベランダでも快適なスペースに整えやすいのが魅力。

面倒な撤収作業も気にしなくていい気軽さがいいですよね。

例3　まるで秘密基地！自宅でブラックキャンプ

WAQには洗練された印象のブラックギアが揃っています。ブラックキャンプに憧れている人や、色やデザインを統一してスッキリした印象に整えたいと思っている人にぴったり。

WAQのブラックギアでチェアやテーブル、ランタンやギアボックスを揃えれば、自分だけのクールな秘密基地が完成。

チェアは落ち着いたトーンの天然木なので、ウォルナット系のカトラリーやオブジェで統一するとさらにおしゃれに！

モノクロファブリックやモノクロカモフラを組み合わせて、センスのいいべランピング空間を演出してみてください。

べランピングをもっと快適に！空間づくりのDIYアイデア

べランピングを楽しむなら、できるだけ快適でおしゃれな空間にしたいもの。まずはベランダの生活感を減らし、シンプルで整った空間を作ることが第一歩です。

ホームセンターや100円均一、インターネット通販で手に入るアイテムを使って挑戦できるテクニックは、DIY初心者でもかんたんに取り入れられます。

自分で手を加えたアイテムがあると、より愛着も湧いて楽しさも倍増しますよ。

快適性を高めるDIYアイデア3選

せっかくのベランピング、見た目だけでなく「快適さ」にもこだわりたいもの。ちょっとした工夫や＋αのアイデアを取り入れることで、過ごしやすさはグッとアップします。

まずは「快適性重視のDIYアイデア」をくわしく見ていきましょう。

①ウッドパネル・人工芝で床を変えて雰囲気アップ

ベランダの床がコンクリートのままだと、無機質で冷たい印象になりがち。そこでおすすめなのが、「ウッドパネル」や「人工芝」を敷くことです。

ウッドパネルはナチュラルな雰囲気を演出し、人工芝はふかふかとした質感でリラックス感を高めてくれます。足が汚れるのも防いでくれますよ。

悩みがちな排水の隙間には、玉砂利を敷き詰めると水捌けもよく雰囲気をキープしやすくて◎。

ただし、詰まりを防ぐために、排水溝部分には敷き詰めないことをおすすめします。掃除をこまめにするのも忘れずに。

さらにソーラーランタンを設置するとより華やかです。

②木箱で作る簡易テーブルやスツール

ホームセンターで販売されている木箱を活用すれば、かんたんにテーブルやスツールが作れます。

好きな色を塗ったり、クッションをのせたりするだけで、使い勝手のいいオリジナルアイテムが完成。

収納ボックスとしても使えるので、スペースの有効活用にもなります。子どもと一緒にDIYを楽しむのもおすすめです。

③サンシェードでプライバシー＆暑さ対策

ベランダ用のサンシェードを設置すれば、日差しを遮ると同時にプライバシーも守れます。

和風なインテリアが好きなら、「すだれ」や「よしず」を活用するのもよい選択です。とくに「よしず」は、遮熱・遮光効果が高く、夏場の暑さ対策にも効果的です。

スペースを有効活用するDIYアイデア3選

限られたベランダのスペースでも、無機質な印象を与える室外機を目隠ししながら物置きスペースとして活用したり、狭い場所を有効に使えるアイテムを取り入れたりすることで、見た目も使い勝手もアップします。

ここでは、手軽にできて効果的なスペース活用アイデアをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 なお、室外機に装飾を施す際は、排気口の周囲に5cm以上の空間を確保し、通気を妨げないよう十分ご注意ください。
また、風雨や日差しに強い素材や、防水スプレーなどでのメンテナンスも忘れずに。

①ラティスやすのこを活用する

木製の格子状パネル「ラティス」や「すのこ」を立てかければ、室外機をナチュラルに隠せます。

ウッド調のデザインならベランダ全体の統一感を出しやすいですよ。

ラティスに観葉植物を吊るしたり、フックを取り付けて小物を飾ればおしゃれなティスプレイスペースに早変わり。

強風で飛ばされないよう、結束バンドなどでしっかり固定するのを忘れずに。

②布をかけてカバーする

もっと手軽に室外機を隠したいなら、好みの布をかけるだけでもOK！

使わないときはかんたんに取り外せるので実は機能性も高いです。季節ごとに色や柄を変えれば、雰囲気を変える楽しみも味わえます。

コーヒー好きなら、焙煎所で販売されている麻袋を活用するのもユニークです。

エアコン使用時は布を外しましょう。
室外機は排気や吸気をおこなっているため、稼働中に布をかけてしまうと風の流れを妨げてしまい、冷暖房効率が下がったり、故障の原因になることもあります。
布をかけるのは、エアコンを使用していない時間帯だけにしましょう。

③小スペースに使えるアイデアを取り入れる

室外機の上に観葉植物を飾ったり、ラックを設置してテーブルとして使ったりすれば、スペースを有効活用できます。

また、室外機の横にスリムな収納棚を置けば、小物をスッキリ整理できて便利です。

さらに、ベランダを広く見せたい場合は、ロースタイルのアイテムを選ぶのがおすすめ。チェアやテーブルはフレームが細めのものを選ぶと抜け感が生まれて、開放的で圧迫感のない雰囲気になりますよ。

雰囲気を演出するDIYアイデア4選

ベランピングをもっと魅力的に楽しむには、空間の「雰囲気づくり」がとても大切。照明や色使い、ちょっとした装飾を取り入れるだけで、グッとおしゃれな空間になります。

初心者でもかんたんに取り入れられる、雰囲気アップのDIYアイデアを見ていきましょう。

①照明・映像・BGMで夜を楽しむ

べランピングの雰囲気を高めるには、照明や音の演出も重要。ソーラーライトやLEDランタンを活用すれば、やわらかな灯りでリラックスできる空間を作れます。

ベランダの手すりにイルミネーションライトを巻き付ければ、夜のべランピングがよりロマンチックなものに。照明の色は暖色系を選ぶと、月明かりを邪魔しません。

また、スマートフォンやタブレット、プロジェクターで焚き火の映像を流したり、自然の環境音をBGMにするのもおすすめ。

視覚や聴覚からもアウトドアの雰囲気を感じられるので、よりリラックスできる時間が過ごせます。

②小物や装飾でデコレーション

べランピングの空間づくりでは、自然のなかにいるような雰囲気を意識すると、より非日常感を味わえます。観葉植物を取り入れたり、フェイクグリーンを活用すると、お手入れもラクですよ。

季節感のある飾り付けをするのもおすすめ。100円ショップなどでは、季節ごとにぴったりな装飾アイテムが揃うので、気軽に模様替えを楽しめます。

さらにアウトドア感を演出するなら、ガーランドを飾るのもよいですね。

③デザインや色の印象を活かした空間づくり

べランピング空間をおしゃれに見せるには、色やデザインの統一が欠かせません。全体のカラーは3色以内に抑えると、まとまりが生まれます。

ベージュ・ブラウン・グレーなどのベーシックなカラーをベースにし、アクセントとして1〜2割ほどはっきりした色を加えると、バランスよく仕上がります。

まずは「モノトーン」「ナチュラル」「ポップ」など、自分の好きなテーマを決めると、家具の小物選びがスムーズです。

手持ちのアイテムの色が合わない場合は、同じカラーの布をかぶせるだけでも統一感を出せますよ。

④色使いで空間をデザインしよう

色によってベランダの印象は大きく変わります。

例えば、コンパクトなベランダを広く見せたいなら、壁や床などの面積の大きい場所にはウッド調や北欧デザインなどの明るいトーンのカラーを選ぶと効果的です。

色のイメージを使って理想の空間に近づけましょう。

べランピング実施前に確認すべきポイント・注意点

べランピングではキャンプ場以上に周囲に迷惑がかからないよう配慮が必要です。ご近所トラブルを防ぐために、マナーや安全対策を徹底しましょう。

マンションや一軒家での違いを確認しよう

マンション

集合住宅のベランダは共有部分です。管理規約を事前に確認し、規約の範囲内で楽しむよう心がけましょう。

例えば、「火気厳禁」や「荷物の置きすぎ、置きっぱなし禁止」といったルールがある場合は、ホットプレート・IHコンロ・LEDランタン、折りたためるグッズやコンパクトギアを活用し、使用後は撤収します。

避難経路を塞ぐところにべランピンググッズは常設しないように注意しましょう。

マンションは隣同士が近く、反響しやすい構造となります。声や音が想像以上に響くので、長く楽しむためにも極力注意するのがポイントです。

料理をしたときに出るニオイや煙にも配慮しましょう。

また、住宅密集地や上階では、目隠しや落下防止などの安全対策も忘れないようにしておきたいところ。こちらについては後述でくわしくお伝えするので、参考にご覧ください。

一軒家

マンションと比べてある程度自由度の高い一軒家でも、住宅密集地などの隣家との距離が近い場合は注意が必要です。

隣家や道路からベランダが丸見えになる場合は、目隠しになるパーテーションや植物でプライバシーを確保するなどの工夫をしましょう。

広いベランダであればつい声も大きくなりがちですが、住宅街であれば節度を持って楽しむのがトラブルを防ぐコツです。

一軒家の多くはベランダが2階にあります。1階との往復が少なくなるように、2階にはべランピング専用の収納ボックスを用意するのがおすすめです。

マンションより制約が少ないため、アウトドアグリルなどより本格的なキャンプギアを導入できるメリットはありますが、火器を扱う場合も安全対策やマナーを守りながら、楽しくべランピングしましょう。

騒音を防ぐためのマナーを守ろう

音楽や会話の音量に気を配る

音楽や会話は周囲に響かないようにボリュームを下げましょう。

音楽を流す際は、小さめのBluetoothスピーカーやイヤホンを使用するとより安心です。

夜間利用時はとくに配慮する

夜間は静かに過ごすのが基本。

小さな子どもが寝たり、多くの人が静かに過ごし始めたりする20時以降は、ボリュームオフが安心です。ライトも控えめにしてムードを重視したリラックスタイムにしましょう。

人数が多いなどの騒がしくなる可能性がある場合は、日中に楽しむのがベストです。

火気の安全な取り扱い・においのコントロール

安全な火気を選ぶ

火器を使う際は、以下のような火災リスクを抑えるアイテムを選びましょう。

なお、風が強い日は無理して火を使わない判断をすることも大切です。

また万が一のために、消火スプレー・消火シート・水を張ったバケツなど、消火グッズも準備しておくと安心ですよ。

におい・煙の対策を徹底する

調理の際は、においが広がらないように風向きを確認し、風下になる位置で調理するといいでしょう。

べランピングで調理をするときは、以下のようなメニューがおすすめです。

においが強いもの（焼き物・揚げ物・カレー・アヒージョなど）は避けましょう。

低煙グリルを活用すれば、煙問題も安心です。

風が強い日には、調理などのにおいが広がる作業は控え、キッチンで調理したものをベランダで楽しむのが吉。においや煙、両方の対策にもなりますよ。

安全に楽しむための準備

落下防止やスペースの確認

ベランダの柵周りの安全対策をしましょう。

とくに小さな子どもやペットがいる場合は、柵周りにネットやバリケードを設置して落下事故を防ぐ対策が必須です。

天候や時間帯に合わせた対策

日差し対策をして快適な環境づくりをしましょう。パラソル・シェードなどを設置して、日中の日差しを軽減します。遮光カーテンや涼感ラグも有効ですよ。

また、夜間や寒冷時の防寒アイテムの準備も大切。

ブランケットやヒーター、使い捨てカイロを用意して、寒さをしのぎながら快適に楽しむことが安全対策につながります。

虫対策の準備

虫よけグッズや自然派リペレントを活用しましょう。

次のアイテムを使って、虫を遠ざける工夫をします。

べランピングでおうち時間を楽しもう！

べランピングは、初心者でも気軽に始められる新しいライフスタイルです。自宅のベランダを自分好みのアウトドア空間に変えるだけで、在宅ワークのリフレッシュや休日の癒しタイムを非日常感で満たしてくれます。

アウトドアブランドならではの丈夫で使いやすいアイテムを取り入れると、より快適でおしゃれな空間を作れますよ。まずは気になるアイテムを見つけて、自分らしいべランピングを楽しみましょう！

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