キャンプにコットは必要?キャンプコットの選び方と必要な人の特徴

コットが必要かどうかはキャンプのスタイルや過ごす季節、人数、移動手段などによって違ってきます
誰にでもマストな道具というわけではないからこそ、「自分に合っているか」を見極めることが大切です。


この記事では、以下を解説します。

  • コットの使用が向いている人、向いていない人
  • コットを使うメリット・デメリット
  • 失敗しないコットの選び方

\幅が選べる!WAQのコット/

キャンプコットの必要性は状況による

コットが必要かどうかは、どんな地面で寝るか・何人で寝るか・どの季節にするか・どれだけ荷物を積めるかで変わります。


「凹凸や湿った地面が苦手」「朝晩の冷えやムレを減らしたい」「就寝時は自分のスペースを確保したい」

このような人にはコットは強い味方となります。


一方、「徒歩やバイクで荷物はなるべく少なくしたい」「子どもと川の字で寝たい」「テントが小さめ」という場合は、コットではなく、キャンプマットと寝袋の組み合わせがおすすめです。

コットがおすすめなキャンパーの特徴

コットがあると便利と感じやすい人は、次のような人です。

  • 快眠が最優先
    地面のゴツゴツや小石・根っこを気にせず、フラットに眠りたい。腰の負担が気になる人も。

  • 湿気・冷えを減らしたい
    地面から距離をとれる分、底冷えや湿気の影響は少なめ。春夏はムレの軽減に。秋冬はマット併用でさらに快適に。

  • ソロ・デュオが多い
    1〜2台なら車載も設営も負担が小さく、就寝時のパーソナルスペースも確保しやすい。

  • フロアレステント派
    床面のないテントでも地べた寝をせずに済む。

  • 条件がよくないサイトに張ることが多い
    河原、雨上がり、根の多い林間など、凹凸や湿った地面の影響を避けられる。

☑️ はじめてのコットには、状況に応じて使い分けできるハイ・ロー切替の2WAYタイプがおすすめ。ゆったりした寝返り重視はワイド幅(70cm以上)が快適です。

コットをおすすめしないキャンパーの特徴

次のどれかに当てはまるなら、無理にコットを用意しなくても大丈夫。キャンプマットを使用した方がスマートに楽しめるでしょう。

  • 荷物を最小限にしたい(徒歩・バイク・自転車等):
    コットはどうしても体積や重量が増える。キャンプマット・寝袋の装備でOK。

  • 寝相がかなり激しい/幅に不安がある:
    標準幅(約60〜65cm)は寝返りが窮屈に感じる人も。
    ※どうしてもコットを使いたい場合はワイドサイズ(70cm以上)がおすすめ。

  • 多人数のグループ/ファミリー:
    3台以上のコットは車載・設営ともに負担大。全員が同じ高さで寝られるキャンプマットの方がまとまりやすい。

  • 小さな子どもと川の字で寝たい:
    添い寝は段差や落下が心配。段差ゼロのマットが安心できる。

☑️ 「しっかり寝たいけど、コットはちょっと…」という人には、厚手で快適なキャンプマットがおすすめ。

ソロでしっかり寝たい人にも、家族みんなで川の字になりたい人にも。WAQのキャンプマットなら、使い方に合わせて選べます

コットのメリット・デメリット

メリット:

  • 地面の影響を受けにくい
    地面に触れないので、凹凸・湿気・泥のストレスが激減。雨上がりや砂利サイトでも、ピンと張ったシートの上でフラットに眠れる。夏は下に空気が流れてムレにくいのも○。
  • パーソナルスペースを確保できる
    1人1台自分のベッドになるので、寝心地が安定する。標準幅(約60〜65cm)で足りなければ、ワイド幅(70cm以上)を選ぶと余裕が出る。
  • 荷物置き・ベンチ・収納スペースになる: 
    日中はベンチや荷物置きとして使えて便利。ハイコットならコット下が収納スペースになり、テント内がすっきり片づく。ベンチとしても優秀。

デメリット:

  • 荷物が増える
    コットはどうしても体積・重量が出る。冬は断熱マット併用が前提なので、さらに荷物がかさむ。
  • スペース確保&人数分そろえる必要がある
    コットは1人1台。ファミリーやグループで複数になると、車載もテント内も圧迫する。テントの形(ワンポールなど)によっては高さで圧迫感が出ることも。
  • 設営に力がいる場合もある
    差し込み式や強いテンションがかかるタイプは、組み立て時に力が必要なことも。

キャンプコットの選び方

高さ

天井の低いテントや安定感を出したいとき、地面との距離が近いロー(おおよそ15cm前後)が落ち着きます。


立ち座りの動作をラクにしたいときや、コット下収納を活用したい場合は、ハイ(おおよそ35cm前後)が便利です。


両方の良さを取りたいなら、高さを調整できる 2WAYを選ぶのがおすすめ。

サイズ

多くのコットの幅はおよそ60〜65cmで、ソロで使うなら十分という人が多いサイズ感です。

寝返りをよく打つ人や体格が大きめなら、ワイド(70cm以上)だとストレス軽減に。


長さは190cm前後が目安。身長に対して少し余裕があると安心してゆったり眠れます。

携帯性と設営のしやすさ

車移動が中心で積載量に余裕がある場合は、収納サイズが多少大きくても、組み立てがラクなモデルを選ぶと◯。

荷下ろしの負担を軽くしたいなど持ち運びを重視するなら、なるべく軽量なもの(2〜3kg程度)が安心です。


折りたたみ式は広げるだけですぐ使えます。組み立て式でもレバータイプだと、サッと開いてパチッとはめ込むだけで設営が終わりとても簡単です。

素材

コットの寝心地や扱いやすさは、使われている シートとフレームの素材によって大きく変わります。


シートでよく使われるのは、ポリエステルやナイロンなどの化繊素材。特に「600Dポリエステル」は耐久性・張りのバランスが◎。張りがしっかりしており沈み込みも少ないです。ムレを減らしたいなら、通気性のいい「メッシュ」も選択肢の一つです。

フレーム素材は、軽くて丈夫なアルミ合金が主流。中でも高強度タイプのジュラルミンは、軽さとタフさを両立していて、ハードな環境でもしっかり支えてくれます。


なお、寝返りを打ったときのきしみ音は、シートの張りや素材の組み合わせによって出ることも。レビューなどで使用感をチェックしておくと、失敗しにくくなりますよ。

価格

キャンプ用のコットは、だいたい1万円前後が主流です。数千円で買えるモデルから、3万円以上する高級モデルまで幅広くあります。


価格が上がるほど、軽さ・収納サイズ・素材の質がよくなる傾向はありますが、「高い=寝心地がいい」とは限りません。
また安すぎるモデルは耐久性に不安があることも。高価なものでも自分の使い方に合ってないと感じることもあります。

選ぶときは、出せる範囲の価格を踏まえた上で、「どんなキャンプスタイルで、何を重視するか」をベースに考えましょう。

おすすめ商品

  • ハイ&ロー切り替え可能な2WAYタイプ。季節やテントの高さに合わせて使い分け可能
  • 600Dポリエステル生地でしっかりした寝心地。張りのあるシートで沈み込みすぎず、フラットに眠れる
  • 頑丈なジュラルミンフレームを採用。軽量ながら高強度で、長く使えて安心感も◎
  • 幅65cm × 長さ190cmのゆったりサイズ。一般的な体型の大人なら、快適に寝返りできるサイズ感

おすすめ商品

  • 横幅81cmのワイドサイズで、寝返りしやすい。標準サイズより16cm広く、大柄な人もゆったり快適
  • 安定感のある4本のレッグフレーム+強力なテンションで安定設計。体重がしっかり分散され、寝ていてグラつきにくい
  • ちょっとした小物を掛けられる便利なサイドループ付き。足元を照らす小型ランタンやポーチなどを吊るせて便利

テント内にコットを直置きすると生地を傷めることも

コットは脚の接地面が点になるので、テントやインナーテントの床に負荷がかかります。結果として、生地が擦れたり小さな穴が空いたりすることも。せっかくのテントが傷んでしまうのは避けたいところ。


そこでおすすめなのが、ラグや銀マットを一枚敷いてクッションにする方法です。専用の脚キャップやカバーも売られているので、合わせて使うとより安心です。

ちょっとしたひと手間ですが、ぜひ取り入れてみてください。

\インナーマットにおすすめ!/

コットの必要性を見極めて、快適なキャンプを楽しもう

コットは、地面のゴツゴツや冷えが気になる人 やしっかり睡眠をとりたい人にとって、あるだけで快適さがグッと変わるギアです。


コットを選ぶべきかどうかは、自分のキャンプスタイルや優先したいポイント次第。

テントのサイズ、季節、人数、積載量などを考えてみて、「やっぱりあった方がいいかも」と思ったら、コットはきっとあなたのキャンプをもっと快適にしてくれますよ。

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