キャンプを快適に楽しむなら自分に合った「キャンプマット」選びが大切です。キャンプマットは、地面の冷たさや凸凹から体を守ってくれて、ぐっすり眠るために欠かせないキャンプギアのひとつ。
ただ、種類が多くてどれを選べばいいのか迷うこともありますよね。
そこでこの記事では、次のことをわかりやすく解説します。
- キャンプマットの役割と必要性
- キャンプマットの種類ごとの特徴
- 失敗しない選び方のコツ
さらに、キャンプスタイルによるシーン別のおすすめも紹介します。
初心者もベテランも、自分にぴったりなキャンプマットを見つけるヒントになれば幸いです。

キャンプマットの役割と必要性

キャンプマットは、地面からの熱や冷え・湿気・凹凸など、さまざまな影響を防いでくれる頼れるアイテムです。
もしマットなしでキャンプをすると、「眠れない」「寝たはずなのに疲労感が抜けない」といったことで、翌日のアクティビティに支障をきたす可能性も。
ここでは、キャンプマットが快適な睡眠にどのように貢献するのかを詳しく解説します。
地面の底つきを防ぐ

普段、家でフローリングや畳の上に直接寝る人は少ないですよね。同じように、キャンプでもテントのなかで快適に眠るには、敷布団のような役割を果たすキャンプマットが必要です。
キャンプマットの大きな役割の一つは、地面の底つきを回避し、凹凸などの影響を和らげること。テントと寝袋の間にマットを敷くだけで格段に寝心地がよくなり、快適な睡眠をサポートしてくれます。
地面からの熱や冷気を防ぐ

キャンプマットは、睡眠中の体温調節にも大きな役割を果たします。断熱効果が高いマットを使用すれば、夏は地面からの熱を遮断し、冬は冷気を防いで体を守れます。
体温が適切に調整されることで睡眠の質が向上し、疲れも取れやすくなりますよ。
地面からの水気や湿気を防ぐ

地面からの湿気を防ぐのも、キャンプマットの重要な役割です。
万が一、テント内に雨が浸水してしまった場合でも、寝袋(シュラフ)を水濡れから守り、結露からも防ぎます。
ジメジメした地面でも、マットの適度な高さで安心感が生まれ、リラックスして眠ることができますよ。
キャンプマットの種類・特徴・メリット&デメリット
キャンプマットは次の3種類です。

- 種類1 エアーマット
- 種類2 インフレーターマット
- 種類3 クローズドセルマット(銀マット・フォームマット)
それぞれ構造や使い心地に違いがあるので、種類ごとの特徴やメリット・デメリットを知ることで、自分に最適なものを選べるようになります。
まずは一覧表でざっくりとした違いをつかんでから、それぞれのマットを詳しく見ていきましょう。
種類 | 特徴 | メリット | デメリット |
エアーマット |
空気を入れて膨らませる ダウンや綿が入っているタイプもある |
ふかふかの寝心地 適度な断熱性 小さく収納できて携帯性が高い |
空気を抜き入れする手間がかかる 空気漏れや破損のリスクがある |
インフレーターマット |
ウレタンフォームが内蔵されている バルブを開けることで自動的に膨らむマット |
エアーマットに比べて設営が楽 クッション性が高く寝心地がよい 断熱性が高い |
やや重く収納時のサイズが大きい 比較的、高価 空気漏れや破損のリスクがある |
クローズドセルマット(銀マット・フォームマット) | 小さくたためるベーシックなマット |
設営や片付けが非常にかんたん 耐久性があり破損しにくい メンテナンスが楽 持ち運びが楽 コストパフォーマンスがよい |
収納時にややかさばりやすい 地面の凹凸が体に響くこともある 3シーズンモデルが多く、冬キャンプでは単体使用が難しい |
またWAQでは、これらすべてのタイプのキャンプマットを展開しており、使用スタイルに合わせてお選びいただけます。
このあとのパートでは、各種類ごとの特徴を詳しく解説しながら、WAQの製品もあわせてご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください!
種類1 エアーマット

メリット | デメリット |
快適な寝心地を楽しめる 空気を抜くとコンパクトになる 空気量の調節で好みの厚み・硬さにできる |
設営や撤収に手間がかかる パンク・空気漏れのリスクがある |
エアーマットは、空気を入れて膨らませて使用するキャンプマットです。空気のクッション性により、快適な寝心地を楽しめるのが最大の特徴です。
地面との間に空間が生まれるので、適度な断熱効果もあり、地面から伝わる冷たさや熱を気にせずに眠れます。空気の量を調節すれば、自分好みの厚さや硬さに調整できるのも魅力。

設営時に空気を入れたり抜いたりする手間がかかる点や、パンクや空気漏れといったトラブルのリスクがデメリットといえます。設置する際には、地面の尖った石や凹凸に注意しましょう。
なお使用時は、空気の出し入れが楽になるエアーポンプがあると便利です。

- コンパクトさを求める人
- 徒歩キャンプをする人
- ツーリングキャンプをする人
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▶︎Ultralight Air Mat R6

軽さと快適性を両立させたい方におすすめなのが、WAQの「Ultra Light AirMat」。
登山や徒歩キャンプなど、荷物を極力減らしたいシーンでも使いやすく、携帯性に優れているのが特徴。

マットの形状は「マミー型」「スクエア型」の2タイプから選べ、使い方や体格に合わせて形を選べます。

マミー型はスマートなサイズ感。非常にコンパクトで持ち運びしやすく、長時間の移動でも負担になりにくいので、携帯性を重視する登山やULキャンパーにおすすめ。

スクエア型は、ゆったりとした快適な寝心地が魅力です。
WAQのコットにもちょうどあうサイズなので、携帯性+使用サイズのどちらも両立させたい方に最適。

断熱性能が高く、冬の寒いキャンプ場でも、地面からの冷気をしっかり遮断してくれる頼もしさがあります。
素材には20Dナイロンを採用し、耐荷重100kgと強度もしっかりしています。

ソロキャンプはもちろん、登山や冬キャンプにも対応できる高機能エアーマットとして、非常にバランスのとれた一枚です。気になる方は、この機会に商品ページもチェックしてみてください。
▶︎WAQ HighPower Air Pump

WAQの「HighPower Air Pump」はパワフルな電動式で、設営・撤収が格段にスムーズになります。
最大出力4.3Kpaのハイパワー仕様で、このあとに紹介する「WAQ インフレータブル式マット 8cm」を空気量90~100%まで約30秒で膨らませる超時短アイテムです。

付属する6種類のアタッチメントは、他社製品のマットや浮き輪、圧縮袋にも対応。

4000mAhのバッテリー機能を搭載しており、スマートフォンの充電もできる優れものです。
軽量でギアボックスにもすっぽり収まり、フック付きのランタンとしても使用できます。

種類2 インフレーターマット

メリット | デメリット |
設営がかんたん クッション性が高く寝心地がよい |
かさばりやすい パンクや空気漏れのリスクがある 価格が高め |
インフレーターマットは、マット内部にウレタンフォームが内蔵されていて、バルブを開くだけで自動的に膨らむ便利なキャンプマットです。エアーマットと比べて設営がかんたんで、断熱性と快適な寝心地を両立しています。

一方でエアーマット同様に、パンクすると使用できなくなる点には注意が必要。
ウレタンを内蔵している分、エアーマットと比較して重くなりやすく、収納時のサイズも大きくなることがあります。
厚みが増すほどクッション性は高くなり快適に眠れますが、かさばりやすくなるので収納スペースや移動手段などのバランスも考慮しましょう。ほかのマットと比べて値段は高めな傾向です。
- 使いやすさと快適性を重視する人
- オートキャンプをする人
- デュオキャンプをする人
- ファミリーキャンプをする人
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▶︎WAQ RELAXING CAMP MAT シングルサイズ

キャンプでも自宅のような快適な寝心地を求める方、とくにオートキャンプ派に最適なインフレーターマットです。
厚さ10cmの極厚マットが体をしっかりと支え、地面の硬さを感じさせない安定感。弾力性のあるポリエステル素材でふかふかの触り心地です。

縦200cm×横70cmのサイズ感は大人一人がゆったりと寝転べる広さで、アウトドアでも贅沢な眠りをサポートしてくれますよ。

エアバルブは吸気と排気をワンタッチで切り替え可能です。付属の専用エアバッグを使えば、空気が足りないときもかんたんに追加できます。

補修用パッチも付属されているので、万が一穴が空いてしまった場合も、自分で応急処置できるのが安心ポイントです。
▶︎WAQ RELAXING CAMP MAT ダブルサイズ

ファミリーキャンプやカップルでのアウトドアを、快適に過ごしたい方におすすめのマットです。
シングルサイズ同様、10cmの極厚。幅は約2倍の134cmの広々とした設計で、大人2人が余裕を持って寝られるサイズ感が最大の魅力!
安心感と贅沢さを同時に味わいたい方に最適です。ペット連れのキャンパーにもぴったり。

ミニバンなど車内でも使用できる大きさで、車中泊派のキャンパーにとってもうれしい多機能なマットです。
R値10.5という高い断熱性能は、寒い冬でも大切な人と一緒に最高の眠りを楽しみたい方にぴったり!
▶︎WAQ インフレータブル式マット 8cm

ソロキャンプや車中泊が好きな方にぴったりの、コンパクトで軽量なインフレーターマットです。
幅65cmという絶妙なサイズ感で、テントや車内のスペースにしっかりフィット。「WAQ 2WAY フォールディングコット」と一緒に使うと、さらに安定した寝心地を楽しめますよ。

厚さ8cmのひし形状のウレタンは、地面の凸凹を気にせずにぐっすり眠れる快適さです。R値6を備えているので、真冬のキャンプでも頼れます。
2枚以上連結すれば、デュオキャンプや車内のフルフラットにもバッチリ。

裏面には滑り止め加工が施されていて、使うときのズレも防いでくれる、ちょっとした気配りがうれしいポイント。
大型エアバルブが2か所についているから、空気の出し入れもラクラク。コンパクトだけど高性能、いろいろなシーンで活躍してくれるので多くのキャンパーにおすすめです。
▶︎WAQ RELAXING WIDE MAT

大柄な男性や、広いスペースでの心地よい眠りを求める方におすすめな、ワイドなインフレーターマット。
「WAQ 2WAY WIDE COT」との相性も抜群で、コットとの組み合わせでさらに安定した寝心地を実現しています。

吸気・排気がワンタッチで切り替えられる高機能エアバルブを搭載。空気の出し入れがかんたんで、設営・撤収の手間が減るのもうれしいポイントです。
R値は驚きの8.5。高い断熱効果を発揮し、地面からの冷たさをしっかり防ぎ、真冬のキャンプでも暖かさをキープ。4シーズン対応なので、どんな季節でも快適な眠りをサポートします。

広さと安定感を追求した設計は、通常のマットでは沈み込みが気になる大柄な方にもぴったり!アウトドアでのリラックス体験をさらに充実させてくれる、高機能マットです。
種類3 クローズドセルマット(銀マット・フォームマット)

メリット | デメリット |
設営&撤収・メンテナンスがかんたん 軽い 初心者でも扱いやすい 耐久性が高い |
薄くてクッション性が低い 収納してもかさばりやすい |
クローズドセルマットは広げるだけですぐに使えるシンプルさがあり、初心者にも扱いやすいキャンプマットです。

折りたたみ式やロール式を、用途や収納スタイルに合わせて選べます。
アルミ加工により断熱性が高く、ウレタン素材による適度な弾力もあるため、地面からの冷気や熱をしっかり遮断してくれます。耐久性が高くメンテナンスもかんたんで、価格が比較的安いのも魅力です。

しかし、エアーマットやインフレーターマットほどの寝心地は期待できず、かさばりやすいのがデメリットです。とくにロール式のマットは収納時に角が丸まりやすい点に注意。
軽量で手軽に使えるため、以下のような人におすすめです。
- 軽量化したい人
- コストパフォーマンスを重視する人
- 登山やツーリングをする人
- サブマットとして利用する人
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▶︎WAQ キャンプマット 1人用

ソロキャンプやバックパッキングに最適な、軽量かつコンパクトなクローズドセルマットです。わずか480gという軽さで、荷物を軽量化したいキャンパーにはうれしいポイント。
収納時にはコンパクトに折りたため、リュックの外側に付けることができて移動の際も負担になりません。

弾力性があり、耐久性に優れたXPEフォームを使用しているので寝心地も良好です。吸水性が少なく水洗いも可能なので、使い勝手がよいのも魅力のひとつ。
軽量化を重視するソロキャンパーや、インフレーターマットと併用して断熱性を強化したいキャンパーにもおすすめです。
▶︎WAQ キャンプマット 2人用

デュオやファミリーキャンプにぴったりの「WAQ キャンプマット 2人用」は広々としたサイズ感が魅力。大人2人がゆったりと寝転べる広さを誇りながらも、便利な工夫がたっぷり詰まっています。
マットを折りたたんで厚さを約3.2cmに調整すれば、1人用としても活用可能。
また、カットして2枚に分けられるので、シングルサイズとしても使える優れものです。

さらに、キャンプだけでなく車中泊やピクニック、ハイキングなど、さまざまなシーンで大活躍。広さを活かして4〜5人で座るのにも最適なので、家族や友達と過ごすアウトドアにもぴったりです!
キャンプマットの選び方:3つのポイント
キャンプマットを選ぶ際、自分に合ったものを選ぶために大切なポイントがあります。ここでは、失敗しないための3つの基準をご紹介します。

- ポイント1 マットの種類から選ぶ
- ポイント2 サイズと厚さを基準に選ぶ
- ポイント3 R値と断熱性・防水性で選ぶ
ポイント1 マットの種類から選ぶ

キャンプマットは、自身のキャンプスタイルや目的に合わせて選ぶのが基本です。
携帯性・快適性・耐久性など、重視したいポイントから種類を絞り込むと、自分に合ったマットが見つかりやすくなりますよ。
軽量と快適性のバランスを重視=エアーマット

エアーマットは軽量でコンパクトになるので、ソロキャンプ・登山・ツーリングなど携帯性を求めるキャンパーに最適。厚手タイプは寝心地がよい反面、大きくなりやすいので必ず収納サイズを確認しましょう。
快適性を重視=インフレーターマット

自動膨張機能があって設営がかんたん。アウトドアでも快適に眠りたい人には、インフレーターマットがおすすめです。重量があるため、携帯性よりも寝心地重視のオートキャンパー向けです。
耐久性・手軽さ重視=クローズドセルマット

パンクの心配がなく丈夫で長持ちします。簡易な断熱や湿気対策に優れ、エアーマットとの併用にも適しています。初心者やタフに使いまわしたい人におすすめです。
ポイント2 サイズと厚さを基準に選ぶ

使用するテントや自分の身長に合わせて、適切な「サイズ」と「厚さ」を選びましょう。
サイズの選び方
身長に合わせた長さと横幅を選ぶのが基本です。体のサイズより少なくとも10cm以上の余裕を持たせるのが理想です。
家族用や子どもと一緒に使用する場合は、1枚ずつ揃えるより、横幅100cm以上のビッグサイズが便利ですよ。

厚さの基準

快適な寝心地を求める場合、マットの厚さは最低でも5cm以上がおすすめです。
一般的には厚いほど寝心地がよくなりますが、厚みが増すほどかさばりやすくなるので、収納サイズとのバランスも考慮しましょう。
市販のマットでは10cm程度の厚さまで選べます。
ポイント3 R値と断熱性・防水性で選ぶ
キャンプマットの断熱性を示すR値や防水性の有無も、重要な選択基準です。
R値はマットの断熱性能を表す数値で、R値が高いほど断熱性に優れ、一般的に1〜10の範囲で表示されます。マット同士を重ねればR値も単純に加算されます。

また、キャンプマットには防水性も重要になるので、素材も合わせて確認しましょう。
R値の目安と季節別の基準 一覧表
R値の範囲 | 断熱性能の目安 | 主な用途と適した季節 |
1〜2 | 基本的な断熱性能。軽量で携帯性がよい | 夏キャンプや室内用 |
2〜3 | 一般的な3シーズン対応 | 春・夏・秋キャンプに |
4以上 | 寒冷地や標高の高い場所に対応 | 秋から冬キャンプにかけて、寒い地域に |
5以上 | 高断熱性能。雪上や厳冬期でも使用できる | 冬キャンプ、雪中泊に |
基本的に3シーズンキャンプをする予定であれば、R値2〜3が目安です。
冬キャンプや標高の高い場所でキャンプを考えている場合は、4以上が安心。雪中キャンプでは、高性能マットとクローズドセルマット(アルミ断熱シート)の併用が推奨されています。
クローズドセルマットは反射性能が主役

クローズドセルマットにはR値がなく、断熱材としての厚みよりも、アルミ加工による反射性能が暖かさをサポートします。
体から放出される熱を反射し保温性を高めますが、寒冷地ではエアーマットとの併用が推奨されます。
防水性の必要性と確認ポイント

雨天や湿気の多い場所では、防水性がないとマットが湿る可能性があります。
防水性能を確認する際は、水を通しにくい素材(PVC素材・XPE素材など)や撥水コーティング(TPUコーティングなど)が使われているかをチェックしましょう。防水性能のあるマットは、食べこぼしや飲みこぼしをしたときにも、さっと拭くだけでお手入れがかんたんです。
ただし、乾いた地面や防水シートの上で使用する場合は、防水性にこだわる必要はありません。
使用シーンに合わせたキャンプマットの選び方
キャンプの種類や環境に合わせて、最適なキャンプマットを選ぶことが快適な睡眠の鍵となります。ここでは、それぞれのシーンに適したおすすめのキャンプマットと選び方のポイントを解説します。

なお、砂利の多い河原などでキャンプを予定している場合は、こちらの記事も参考になさってください。
登山や徒歩キャンプ向け
登山や徒歩で移動するキャンプでは、荷物を軽量化しながら快適さを確保するのがポイント。
軽量かつコンパクトに収納できる次のマットがおすすめです。

クローズドセルマット
軽量で折りたたみがかんたん。岩場や悪路でも破損の心配が少なく扱いやすいのがポイントです。
- 重量: 1kg以下を目安に選ぶ
- 収納性: コンパクトに折りたためてバックパックに収まるもの
軽量エアーマット
空気を入れて使うタイプでコンパクトに収納できます。少し設営の手間はかかりますが、厚みがあり寝心地も優秀なのがうれしいですね。
- 厚み:快適な睡眠を得るために十分な厚さがあるものを
- 耐久性:過酷な環境でも破れにくい丈夫な素材を選ぶ
オートキャンプや車中泊向け
車で移動するオートキャンプや車中泊では、重量や収納サイズの制約が少ないため、快適性を重視したマット選びがおすすめ。寝心地の良い、以下のマットが最適です。

インフレーターマット
自動で膨らみ、設営がかんたんです。なにより快適な寝心地が魅力。
- 厚み:5cm以上のものを選ぶと安心
- サイズ:車内やテントのスペースに合った幅と長さを
クローズドセルマット
テントや車内を広々と使いたい人に。耐久性が高く、設置もかんたんです。
サイズ:テントや車内にフィットするものを選ぶ
冬キャンプ・寒冷地向け
冬キャンプや寒冷地では、地面からの冷気を遮断する断熱性能が最重要ポイント。高断熱のマットや、複数のマットを併用する方法が効果的です。

以下の重要なポイントを踏まえてキャンプマットを選びましょう。
- R値:断熱性能の指標。冬キャンプではR値4以上、雪中泊なら5以上を選ぶ
- 厚み:快適な睡眠と断熱性を確保するため7cm以上が理想
- 組み合わせ:高断熱エアーマット+クローズドセルマットの併用がおすすめ
高断熱エアーマット・高断熱インフレーターマット
R値4以上、厚み7cm以上のモデルを選べば寒冷地でも安心です。
設営の手間を減らしたい・積載に余裕がある場合は、インフレーターマットを選択肢に入れてもよいでしょう。
クローズドセルマット(補助用)
高断熱エアーマットとクローズドセルマットを重ねると、断熱性能を底上げできます。異なる役割を持つマットを組み合わせることで、効率的に快適性があげられますよ。
アルミ加工が施されていて、滑り止めがついているものがおすすめです。
キャンプマットでアウトドアのQOLを上げよう
キャンプマットは、快適な睡眠とキャンプの質を左右する大事なアイテムです。地面の冷たさや硬さを気にせずぐっすり眠れた翌朝は、いつも以上に元気に自然を楽しむことができます。お気に入りのキャンプマットを見つけて、アウトドアの楽しさをさらに広げましょう!