キャンプに持っていくか悩む方も多い「キャンプ用枕」。
キャンプ入門書などでも、キャンプ用枕は「必需品」とは書かれていません。
しかし、普段当たり前に使っている枕がなくても、ぐっすり寝られるか疑問に思う方も多いはずです。
そこで今回は、以下の内容をくわしく解説します。
- キャンプ用枕の特徴やメリット・デメリット
- キャンプ用枕が必要な人・いらない人
- キャンプ用枕の代用品
キャンプ用枕の購入を迷っている方や、キャンプでもっと快適に眠りたい方は、ぜひ参考にしてください。
WAQでは、高性能オートバルブ搭載のキャンプ用枕を販売しています。
首〜頭までをしっかり支えてくれるウェーブ形状で、大判サイズのため寝返りを打ってもずれにくいです。
カラーは、タン・オリーブ・ブラックの3色展開です。
ご興味のある方はWAQ公式ストアをご覧ください。
キャンプ用枕ってどんな枕?
キャンプ用枕が「必要か」「いらないか」を判断するには、キャンプ用枕がどのようなものか知る必要があります。
ここでは、キャンプ用枕の魅力やデメリットを紹介していきます。
キャンプ用枕の魅力
まずは以下のような、キャンプ用枕の4つの魅力を紹介していきます。
- 携帯性に優れている
- 熟睡できる
- 肩こりや寝違えを防ぐ
- 汚れに強い素材が使われている
それでは、くわしく見ていきましょう。
携帯性に優れている
キャンプ用枕のとくに優れている点は、携帯性のよさです。空気を抜けば、かなりコンパクトになります。
なかには、手のひらサイズになる製品もあります。
携帯性に優れた枕なら、荷物をコンパクトにしたい、ツーリング・徒歩キャンプ・登山でのテント泊にも持っていくことが可能です。
熟睡できる
キャンプ用枕を使えば、格段に寝心地がよくなり、熟睡しやすくなります。
枕なしで横になると、頭が下がり「寝にくい」と感じる人がほとんどです。
キャンプ用枕は、頭と床の空間を埋めて適切な位置で頭を支えるので、自然な姿勢になり熟睡しやすくなります。
また枕がないとスムーズに寝返りが打てず、夜中に目が覚めやすくなります。
キャンプ用枕を使えば寝返りが打ちやすくなり、夜中も目が覚めにくくなるでしょう。
肩こりや寝違えを防ぐ
キャンプ用枕は、肩こりや寝違えなど、起床時の体の不調を防ぎます。
前述のように、枕なしで寝ると、頭が下がり首に負担がかかりがちです。
不自然な姿勢が続くと、肩や首の筋肉に負担がかかり、肩こりや寝違えを引き起こす恐れがあります。
キャンプ用枕を使えば、頭を適切な位置にキープでき、肩や首に余計な負担がかかりにくく、翌朝は気持ちよく目覚められます。
汚れに強い素材が使われている
水や汚れに強い点も、キャンプ用枕のメリットです。
キャンプで自宅用枕を使う際に気になるのは、土や雨水、植物などが原因で汚れることです。
とくに子どもとのファミリーキャンプでは、汚れた足で枕が踏まれることも想定されます。
自宅用枕は丸洗いできないものも多く、汚れがそのままになってしまう場合も……。
キャンプ用枕は、アウトドアでの使用を想定して作られているため、汚れにくく、撥水性・防水性の高い素材が使われます。
またカバー付きの製品では、汚れてもカバーを外して洗濯が可能です。
キャンプ用枕のデメリット
メリットの多いキャンプ用枕には、「荷物が増える」「コストがかかる」という、2つのデメリットもあります。
それではくわしく解説します。
荷物が増える
携帯性に優れているキャンプ用枕。
しかし、枕を使わなかったり、代用品を使ったりするのに比べれば、荷物は増えます。
キャンプ用枕を選ぶ際は、キャンプの移動手段を考慮し、重さや収納サイズのチェックが重要です。
コストがかかる
キャンプ用枕がない場合は、当然のことながら購入する必要があります。
そのため、枕を使わなかったり、代用品を使ったりするのに比べれば、コストがかかります。
今後キャンプを続ける予定がなければ、わざわざ購入する必要はありません。
しかし、今後もキャンプを楽しみたいなら、扱いやすく快適な寝心地のキャンプ用枕は、手に入れて損はないアイテムです。
キャンプ用枕があれば睡眠がグッと快適になる!
キャンプ用枕は「キャンプに絶対必要」とはいえませんが、アウトドアシーンでも扱いやすく、快適な眠りを支えるかなり優秀なアイテムです。
とくに睡眠の質をあげて、朝から元気に活動したい方には、ぜひ使用をおすすめします。
WAQでは、キャンプでもぐっすり眠れるキャンプ用枕を販売しています。
自動で空気を取り込んで膨らむため設営に手間がかからず、ほかの準備を進めたりリラックスできる時間が増えたりします。
空気の量を調整すれば、好みの高さ&硬さに変えられます。
ご興味のある方は、ぜひこの機会にWAQ公式ストアをご覧ください。
キャンプ用枕が必要な人・いらない人
キャンプをする方全員に、キャンプ用枕が必要というわけではありません。
ここでは、キャンプ用枕が「必要な人」と「いらない人」について、くわしく紹介していきます。
キャンプ用枕が必要な人
まずは、キャンプ用枕が必要な人について紹介していきます。
次の3項目に当てはまる人は、キャンプ用枕の使用をおすすめします。
- 枕がないと熟睡できない人
- 肩こりや寝違えが起きやすい人
- キャンプ初心者
枕がないと熟睡できない人
自宅で毎日枕を使っている人は、キャンプで枕がないと寝つきにくく、夜中も目が覚めやすくなります。
普段の生活と似た環境を作るためにも、キャンプ用枕を使うのがおすすめです。
「枕が変わるとどうしても眠れない」という敏感な人は、さらにリラックスできる自宅用枕を使うのもよいでしょう。
肩こりや寝違えが起きやすい人
枕がないと「肩こり」や「寝違え」が起きやすい人は、キャンプ用枕を使うほうがよいでしょう。
とくに、早朝から登山などのアクティビティを楽しんだり、テントサイトを撤収したりする場合は、コンディションを整えるためにキャンプ用枕の使用がおすすめです。
キャンプ初心者
キャンプ用枕があると、テント泊でもよく眠れるようになるため、キャンプ初心者もキャンプ用枕の使用がおすすめです。
キャンプは回数を重ねるごとに緊張感も減り、テントでもよく寝られるようになります。
しかしテントでの睡眠に慣れない初心者は、風や雨の音、周囲のキャンパーの声などで、なかなか寝つけなかったり、夜中に目が覚めたりする人も多いでしょう。
まだまだ緊張感があるキャンプ初心者こそ、キャンプ用枕で、できるだけ睡眠環境を整えておくのがおすすめです。
キャンプ用枕がいらない人
次にキャンプ用枕が必要ない人を紹介します。
以下の3つに当てはまるのは、枕がいらない人です。
- 普段から枕を使わない人
- 枕なしでも熟睡できる人
- 荷物を軽くしたい人
それではくわしく見ていきましょう。
普段から枕を使わない人
自宅でも枕を使わない人は、キャンプ用枕は必要ありません。
なかには、枕があるとかえって寝にくいという人もいます。そういう人は、もちろん枕なしで寝たほうがよいでしょう。
枕なしでも熟睡できる人
「枕なしでもすぐ寝つけて朝までぐっすり熟睡できる」という人も、キャンプ用枕がなくても問題ありません。
一日中走り回りバタンキューと寝てしまう子どもや、若者など睡眠力が高く「枕を使わなくても朝はすっきり」という人はあえて使う必要がないでしょう。
荷物を軽くしたい人
キャンプの荷物を軽くしたいなら、枕を持っていかない選択肢もあります。
「荷物を減らしたいけど、枕は欲しい」という方は、代用品を使うことをおすすめします。
キャンプ用枕の代用品については記事の後半でお伝えするので、そちらも参考にご覧ください。
キャンプ用枕の種類
キャンプ用枕は、以下の4タイプに分けられます。
- エアータイプ
- インフレータブルタイプ
- クッションタイプ
- スタッフサックタイプ
それぞれメリット・デメリットがあるので、自分に合うタイプはどれかチェックしてみてくださいね。
エアータイプ
口やポンプで空気を入れる「エアータイプ」。「セルフインフレータブルタイプ」とも呼ばれます。
エアータイプは、空気の量で高さや硬さの調節が可能です。中綿やウレタンが入っていないので、非常に軽量でコンパクトになる点もメリットです。徒歩キャンプや登山でのテント泊にも向いています。
ただし中身が空気だけなので、寝心地がやや不安定な点はデメリットです。
また、穴が開くと空気が抜けて使えなくなることも考えられます。
インフレータブルタイプ
ウレタン内蔵で、バルブを開くとウレタンの復元力で自動的に空気が入る「インフレーターブルタイプ」は、空気を入れる手間がかかりません。
内蔵されたウレタンによる、弾力性と安定感ある快適な寝心地が最大の魅力です。
また空気をさらに注入・排出することで好みの高さに調節できます。
エアータイプほどではないですが、空気を抜くとコンパクトになる点もメリットです。
重さはウレタンの分、エアータイプより重くなります。オートキャンプはもちろん、ツーリングキャンプにも適した枕です。
「インフレータブルタイプ」のキャンプ用枕でおすすめなのが、「WAQ RELAXING PILLOW」です。
「WAQ RELAXING PILLOW」は寝心地を重視して作られた大判サイズで、寝返りもスムーズに打てます。
頭にフィットしやすいウェーブ形状のウレタンフォームが内蔵されており、頭や首をしっかり支えます。
また伸縮性のある素材とウレタンの組み合わせによる、包み込まれるようなフィット感も魅力です。
丸洗い可能な専用カバー付きのため、汗などで汚れても、洗濯して清潔な状態を保てます。
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クッションタイプ
自宅用枕と似た構造の「クッションタイプ」。
中綿にスポンジやウレタンが使われ、自宅用枕に近い寝心地が魅力です。「スポンジタイプ」とも呼ばれます。
また空気を入れる必要がなく、広げてすぐ使える点もメリットといえます。
ただし収納時も空気を抜かないため、収納サイズはかなり大きめです。
キャンプ用枕のなかではかなり重めなので、オートキャンプ向けといえます。
スタッフサックタイプ
「スタッフサックタイプ」は、枕カバーのような形状をしています。
この「スタッフサック」とは、バックパックの中身を整理するための収納袋のことを指します。
スタッフサックタイプは、中に衣類やタオル類を入れ、自分好みの高さやフィット感を作れるのが特徴です。
布一枚なので、非常に軽量・コンパクトで携帯性に優れています。
また収納袋として、バックパックの整理に使える点もメリットです。荷物を少なくしたい徒歩キャンプや登山でのテント泊におすすめです。
しかし中に入れる衣類やタオルが必要なので、荷物が少なすぎるキャンプでは使えない場合もあります。
荷物を減らしたいなら代用品もおすすめ
荷物を減らしたい、コストをかけたくない方は、代用品を使う方法もあります。
以下の3つはキャンプ用枕の代用品として、よく使われるアイテムです。
- 寝袋の収納袋
- スタッフサック
- 自宅用枕
寝袋の収納袋を使う
代用品として最も使われるのが「寝袋の収納袋」です。
寝袋を出し、中に着替えやタオルを入れ、自分好みの高さやフィット感を作ります。
しかしツルツルした素材のものが多く、滑りやすく睡眠中に安定しない点はデメリットです。
タオルを巻き、滑りにくくすると寝心地がよくなります。
スタッフサックを使う
着替えなどを入れる「スタッフサック」も代用品となります。
衣類やタオルを入れて、好みの高さやフィット感を作ります。
アウトドア用品のスタッフサックだけでなく、布製の巾着や、洋服を買った際にもらえる不織布の袋なども代用品の役割を充分果たすでしょう。
ただし、前述したスタッフサックタイプのキャンプ用枕と同様に、中に入れる衣類やタオルが必要です。そのため、荷物の少ないキャンプでは中身が足りない場合もあります。
自宅用枕を持っていく
リラックス感を重視するなら、使い慣れた自宅用枕を持っていくのもよいでしょう。
普段の生活と近くなり、熟睡しやすくなります。キャンプでなかなか寝つけない方にはおすすめです。
ソロ・少人数のオートキャンプなら、荷室スペースに余裕があるので大きな枕でも持っていけます。
しかし荷物の多いファミリー・グループキャンプでは、人数分の枕を車に積めない場合も出てきます。またツーリング・徒歩キャンプ、登山でのテント泊には、大きな自宅用枕は到底持っていけません。
キャンプ用枕を使ってキャンプの睡眠をさらに快適に!
携帯性に優れ、汚れに強く、何より寝心地がよいキャンプ用枕。
キャンプでの睡眠を重視する方には、ぜひ使っていただきたいアイテムです。
ぐっすり寝られれば、体調もよくなり、キャンプをさらに楽しめます。ぜひお気に入りのキャンプ用枕を見つけて、快適な睡眠を手に入れてくださいね。