コットを自宅用ベッドとして使ってみたアイキャッチ画像

【実録】コットは家でも使える?ベッド代わりに1週間使ってみた寝心地の感想など

キャンプ用の簡易ベッド「コット」を、自宅でベッド代わりに使えるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。

そのまま室内で使っても問題ないのか、寝心地はどうなのか、長く使えるのかなど、疑問もいろいろ出てきます。


そこで今回は、実際にキャンプ用コットを1週間、自宅でベッド代わりに使ってみました。使ってわかったメリット・デメリットや注意点を紹介します。

家でのコット使用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。


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【実録】コットをベッド代わりとして1週間家で使ってみた

1日目:ローコット+寝袋でスタート

まずはローコットスタイルに寝袋を組み合わせて使用してみました。
室内なので、地面からの冷気や熱の影響を気にする必要はなく、時期は4月中旬。寝袋だけでも快適に過ごせました。


寝心地も問題なく、特に違和感を感じることもなく朝を迎えられました。

2日目:ハイコットスタイルに変更

2日目はレッグポールを装着し、ハイコットスタイルで使用。高さは通常のベッドとほぼ同じで、普段ベッドで寝ている人でも違和感なく使えるはずです。

寝心地や使い勝手の好みに合わせて、ローかハイかを選んでみてください。

3日目:コットだけでは寝心地に限界が

ここまでの2日間はコット単体で寝ていましたが、シートにはクッション性がないため、体への負担が少し気になるように。
そこで3日目は、WAQのインフレータブル式マット(厚さ8cm)を追加してみました。


結果、寝心地は格段にアップ!底付き感がなくなり、快適な朝を迎えることができました。
コット単体では物足りない人は、マットを併用するのが断然おすすめです。

4日目:寝姿勢に合わせて枕を追加

筆者は普段から横向きで寝ることが多いため、ここまでは腕を枕代わりにしていましたが、そろそろ限界を感じてきました。
そこで4日目は、倉庫からキャンプ用ピローを引っ張り出して使用。

やはり、頭をしっかり支えてくれる枕があるだけで睡眠の質は段違い。よりリラックスして眠れました。

5日目:やっぱり普段使いの枕が快適

とはいえ、キャンプ用のピローはサイズもフィット感もやや物足りない。
5日目は、いつも使っている自宅用の枕に変更してみたところ、フィット感も寝心地も格段に向上

ちなみにWAQのコットは幅67cmあるため、比較的大きめの枕でも問題なく置けます。
コットを室内で使うなら、普段使っている枕を合わせるのがベストです。

6日目:使用感に大きな変化なし

検証6日目。
頻繁に乗り降りしても、コットのフレームが軋んだり、きしみ音が気になったりすることはなく、特に問題なく眠れています。

1週間近く使っても安定感はキープされており、耐久性の面でも好印象です。

7日目:最終日は布団にチェンジしてみた

いよいよ検証最終日。ここまでは「キャンプ道具だけで快適に眠れるか」にこだわってきましたが、最終日は寝袋をやめて、普段使っている掛け布団で試してみることに。

筆者の掛け布団はセミダブルサイズ。コット(幅67cm)に対してやや大きく、左右が少し垂れてしまいますが、特に問題はありませんでした。

やはり、いつもの布団を使うと寝心地は格段にアップ。コットを家で使うなら、寝具を普段のものに変えるだけでも快適度が大きく変わります。

コットをベッド代わりに1週間使って感じたこと

1週間にわたってコットを自宅のベッド代わりに使ってみたところ、いくつかのメリット・デメリットが見えてきました。

ここでは、筆者が実際に使って感じた気になる点を2つ紹介します。

気になる点① きしみ音が気になる場合がある

今回使用したWAQのコットは、構造的にきしみ音を抑える設計にはなっていますが、それでも多少の音はします。

筆者自身はそこまで気にならなかったものの、 音に敏感な方や眠りが浅い方は注意が必要です。静かな室内では、ちょっとした音でも意外と気になるかもしれません。

気になる点② やや狭く感じる

キャンプ用コットの多くは幅60〜70cm程度。屋外では十分でも、室内でベッド代わりに使うと、やや狭く感じるのが正直なところです。

特に寝返りを打つスペースに余裕がないため、窮屈に感じる方もいるかもしれません。
長期使用や快適性を求める場合は、幅広タイプのコットを選ぶのがおすすめです。

と、このようにデメリットはあるものの、実際に使ってみると「むしろメリットのほうが多い」と感じた点もありました。
とくに限られた室内スペースでの活用を考える方には、コットならではの魅力があります。

メリット① 狭い部屋でもスペースを有効活用できる

部屋が狭かったり、荷物が多かったりしても、コットなら場所を取らずに設置が可能。使用しないときは折りたたんでしまっておけるため、日中は部屋を広々と使えます。


さらに、コット下の空間を収納スペースとして活用できるのも大きな利点。荷物をまとめて置けるので、部屋の中がスッキリ整います。

寝心地についても、インフレータブルマットなどを組み合わせれば想像以上に快適。今回は使用しませんでしたが、マットにシーツをかけるなどすれば、よりベッドに近い寝心地を実現できそうです。

☑️ 今回使用したWAQのコットは収納性も高く、室内利用でも邪魔になりにくくおすすめです。

メリット② 椅子代わりにもなって実用的

コットはベッドとしてだけでなく、ローテーブルに合わせて椅子のようにも使えます。食事や作業など、ちょっと腰掛けたいときにも重宝します。

「寝るだけ」で終わらないコットは、狭い空間を有効に使いたい人にとって、実用性の高い選択肢と言えるでしょう。

キャンプ用コットを室内で使う際のポイント

キャンプ用コットは室内ベッドとしても十分実用的ですが、自宅で使う場合にはいくつか注意したい点があります。ここでは、実際に使ってみてわかったポイントを紹介します。

常設ベッドとしての耐久性は十分

「毎日使っても大丈夫?」と心配する方も多いかもしれませんが、耐久性については問題なし。


筆者は以前、実家に2ヶ月間滞在した際、WAQのコット+インフレータブルマットを毎日使用していましたが、フレームやシートに特に不具合は感じませんでした。

今回の1週間検証とあわせても、シートの伸び・破れ、フレームのたわみなどは一切なし。常設ベッドとしても安心して使える印象です。

来客用やサブベッドとしても優秀

来客時や一時的な利用にも非常に便利


使わないときはコンパクトにたたんで収納できるので、サブベッドとして一つ持っておくと重宝します。

快適に使うならマットとの併用を

室内での使用には、インフレータブルマットとの併用が断然おすすめ。携帯性を気にしなくていい自宅なら、厚みのあるマットを選ぶことで寝心地がぐっと良くなります。


さらに、シーツなどをかければ肌触りも良くなり、マットの汚れ防止にもつながります。
今回使用したWAQの8cmインフレータブルマットでも、快適に眠ることができました。

☑️ 今回使用したWAQの8cm厚マットは、寝心地と収納性のバランスが抜群。10cm厚マットもあるのでぜひチェックしてみてください。

床の傷・汚れ対策も忘れずに

室内で使用する際は、脚部による床の傷や汚れ、滑りに注意が必要です。

とくにフローリングの場合、接地部分が黒ずんだり、擦れたりすることがあります。

  • コットの下にラグやマットを敷く

  • 脚に滑り止めゴムを装着する

  • 使用後は脚を清掃する(キャンプ後など)

といった対策をしておけば、より安心して使えます。

室内コット生活はありか? 実際に試してわかった結論

「キャンプ用コットを家でベッドとして使えるのか?」という疑問に答えるべく、1週間自宅で実際に使ってみた結果。
幅の狭ささえ許容できれば、室内でも十分実用的に使えることがわかりました。

今回使用したWAQのコットの幅は約67cm。一般的なコットの幅もおおよそ60〜70cm程度です。
寝返りのしやすさや快適性を重視するなら、より広めのモデルを選ぶのも一つの手でしょう。


来客用のサブベッドとしても非常に優秀で、普段はコンパクトに収納しておけるのも大きな魅力。
たとえば子どもの友だちが泊まりに来たときなどは、非日常感のある「おうちキャンプベッド」としても活躍してくれます。

もちろん大人でも、「今日はちょっと気分を変えて」なんてときにコットで寝てみるのも、アウトドア気分が味わえて楽しいかもしれませんね。


☑️ WAQでは、通常幅のコットだけでなく、幅広タイプ(210cm×81cm)も販売中。あわせやすいキャンプマットや枕もご用意しているのでぜひこの機会にチェックしてみてください。

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