インフレーターマットでキャンプに最高の眠りを!選び方とおすすめアイテムを紹介

インフレーターマットでキャンプに最高の眠りを!選び方とおすすめアイテムを紹介

インフレーターマット(インフレータブルマット)は、マット内部にウレタンフォームが内蔵されていて、バルブを開くだけで自動的に膨らむとても便利なアイテムです。

1人用や2人用、薄いものから分厚いものなどさまざまなバリエーションがあり、使いやすさや快適な寝心地を重視する人にはぴったり。

この記事では、下記についてくわしく解説します。

  • インフレーターマットのメリット・デメリット
  • インフレーターマットの選び方

後半では、キャンパーから高評価をいただいているWAQのインフレーターマットシリーズと、あわせて使いたい便利アイテムを一挙にご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

  • WAQでは、マットやコットなど「ワクワク」するキャンプアイテムを販売中!

    この機会にぜひチェックしてみてください!

インフレーターマットのメリット

キャンプマットの役割

インフレーターマットを使うメリットは次のとおりです。

  • 地面の底つきが軽減する
  • 地面から伝わる熱や冷気を防ぐ

インフレ―ターマットは、「ウレタンマットなどのクッション材」と「空気」を組み合わせたマットです。

そのため他のキャンプマットと比べるとクッション性に優れており、寝心地の良さは群を抜いています。中の芯材が体をしっかりとサポートしてくれるので、エアーマットのような独特の浮遊感もありません。

WAQマットでゴロ寝

また、マットの中に空気の層が複数できるので断熱性が高く、真冬を含めたオールシーズン使用できるものが多いのも嬉しいところ。

車中泊や自宅での普段使いをはじめ、来客用や防災用グッズとしても頼りになるアイテムです。

インフレーターマットのデメリット

インフレーターマットのデメリットは次のとおりです。

  • かさばりやすい
  • 撤収作業に手間がかかる

サイズが大きくて厚みのあるインフレーターマットは、収納サイズも大きくかさばりがちに。ファミリーキャンプなどで人数分を用意するとなると、それなりの収納スペースが必要になるので注意しましょう。

また中に入っているクッション材は自然に空気を取り込んで膨らむ性質があるので、撤収時にはマット内部の空気をしっかりと抜きながら圧縮して畳む必要があります。空気の抜けが遅いとその分畳むのにも時間がかかり、片付けに手間取ることもあります。

インフレーターマットの選び方6つのポイント

インフレーターマットの選び方

ここからは、インフレ―ターマットを選ぶときに、チェックしておきたい6つのポイントを紹介します。

ポイント1 厚み

マットの厚みが増すほど寝心地もアップ、POINT寝心地を重視するなら5cm以上、フカフカの寝心地がほしいなら8cm以上

インフレーターマットは、さまざまな厚みのものが販売されています。厚さが5cm以下だとクッション性が下がり、地面の硬さや凸凹を感じやすくなります。

一方、マットの厚みが増すほど寝心地もアップ。寝心地を重視するなら、厚さ5cm以上のものを選ぶとよいでしょう。

とくに、フカフカの寝心地を求めるなら厚さ8cm以上のインフレーターマットが最適です。贅沢な寝心地が体感できますよ。

ポイント2 サイズ

身長にあわせて長さ・横幅を選ぶ、テントに収まるサイズか考慮する

インフレーターマットのサイズは、使う人の身長にあわせて長さと横幅を選ぶことが大切です。

デュオキャンプやファミリーキャンプなど横並びで眠りたい場合は、幅100cm以上のダブルサイズを選ぶのもおすすめ。シングルサイズを複数枚並べたときに気になる段差や隙間を気にせず、快適に眠れますよ。

また、テントに収まるサイズであることも考慮しましょう。

ポイント3 設営・撤収のしやすさ

設営・撤収がしやすいと時間短縮になる、POINTバルブ2個付きは設営&撤収がスピーディー、「逆流防止弁」「排気モード機能」付きは畳みやすい

インフレーターマットを選ぶ際には、設営や撤収のしやすさも欠かせないポイントです。

バルブが2個搭載されていると、空気の出し入れを効率よくおこなえ、設営や撤収がスピーディーにできて時間短縮できます。

さらに、「逆流防止弁」や「排気モード機能」が付いたバルブを選ぶと、しっかりと圧縮できるため、畳みやすさが格段に向上しますよ。

ポイント4 収納性・携帯性

マットの厚み・サイズが大きいほど収納サイズも大きく重くなる、荷室が狭いor携帯性を重視するならコンパクトに収納できるものを

寝心地のよさも大切ですが、キャンプ場までの移動手段を踏まえたうえで、収納サイズや重さとのバランスも忘れずに検討しましょう。

基本的にマットの厚みやサイズが大きくなるほど、収納サイズは大きくなり、重さも増します。

荷室スペースが狭い場合や、携帯性を重視する場合は、コンパクトに収納できる軽量なインフレーターマットを選ぶと、移動も楽になり便利に使えます。

ポイント5 機能性

機能面で使い勝手が変わってくる、ノンスリップ加工、連結ボタン、エアーバック

寝心地の良さに加え、使い勝手を左右する機能面もチェックしておきましょう。

例えば、裏面にノンスリップ加工が施されたタイプなら、寝返りを打ってもズレにくく、傾斜のある場所でも安定感があります。

また、両端に連結用のボタンが付いていると、複数枚並べるときの隙間を防ぎ、大きな1枚のマットとして使えるようになりますよ。

バルブ

さらに、エアーポンプ機能のついた収納袋なら、マットの硬さをかんたんに調整できます。バルブに直接口をつけずに加圧でき衛生的に使えるのもポイントです。

ポイント6 断熱性

熱・冷気を遮断する「R値」もチェック!、POINT 3シーズンではR値2〜3が目安、冬キャンプはR値4〜5以上を選ぶ

寒い時期にも使用するなら、インフレーターマットの断熱性もしっかりチェックしましょう。地面からの熱や冷気を遮断し、快適な睡眠をとるためには、R値が重要な指標となります。

R値とは?

R値は、マットの断熱性を表す数値です。値が高いほど断熱性能が優れています。

とくに冷え込みが厳しい環境では、適切なR値を選ぶことで寒さによる寝苦しさや低体温症のリスクを軽減できます。

R値の目安は以下のとおりです。

R値の範囲 断熱性能の目安 主な用途と適した季節
1〜2 基本的な断熱性能
軽量で携帯性がよい
夏キャンプや室内用
2〜3 一般的な3シーズン対応 春・夏・秋キャンプに
4以上 寒冷地や標高の高い場所に対応 秋から冬キャンプにかけて、寒い地域に
5以上 高断熱性能

雪上や厳冬期でも使用できる
冬キャンプ、雪中泊に

冬キャンプではR値4〜5以上だと安心です。

使用する季節や環境に合わせて、適切なR値のインフレーターマットを選びましょう。

マットを重ねるとR値も加算されます。寒冷地では、R値5以上のマットに加え、銀マットやエアーマットを重ねることで、より高い断熱効果が得られますよ。

キャンプの眠りを格上げ!WAQのおすすめインフレーターマット

WAQでは、キャンプでの寝心地をワンランクアップさせる高品質なマットを取りそろえています。

さらに、インフレーターマットの設営&撤収を劇的に楽にするキャンプギアもあわせてご提案します。

アウトドアでもぐっすり眠れるアイテムをチェックしてみてください!

WAQマット一覧表

WAQ インフレータブル式マット8cm

サイズ 縦190cm×横65cm×厚さ8cm
収納時 縦65cm×幅20cm
重さ 約2.5kg
R値 6(4シーズン対応)
素材 非弾力性ポリエステル(PVC75D)

WAQのインフレーターマット8cmは、安定した人気を誇るロングセラーモデル。

厚さ8cmのひし形ウレタンフォームが身体をしっかり支えてくれて、地面の凸凹を気にせず快適に眠れます。

マットの弾力

R値6とオールシーズン使えるのも嬉しいところ。

特大バルブを2つ搭載しているので、空気の出し入れが素早くできて設営&撤収も楽ちんです。

デュオキャンプやファミリーキャンプで並べて使いたいときは、マット両端についている連結ボタンで連結すれば隙間を防止できますよ。マット裏面にはノンスリップ加工が施されているので、使っている最中にズレることもありません。

マットの裏面滑り止め加工

ミニバンのフルフラットシートに2枚がぴったり収まるサイズで、車中泊にもぴったり。

ミニバンに収まるインフレータブルマット

ショルダーストラップ付きの収納袋で、肩にかけて持ち運べるので移動もスムーズです。

いろいろなシーンで活躍してくれるので多くのキャンパーにおすすめです。

WAQインフレータブルマット

WAQ RELAXING WIDE MAT

サイズ 縦210cm×横80cm×厚さ8cm
収納時 縦80cm×幅20cm
重さ 約3.1kg
R値 8.5(4シーズン対応)
素材 弾力性ポリエステル

8cmのしっかりした厚みはそのままに、長さと横幅をアップデートした「WAQ RELAXING WIDE MAT」。より広々とした寝心地を求める方や、大柄な方に最適なワイドタイプです。

吸気・排気をワンタッチで切り替えられる高機能エアバルブを搭載し、スムーズな設営とかんたんな収納を実現。

空気の出し入れがラクにできるため、ストレスなくマットの膨張&圧縮が可能。コンパクトにたたみやすく、持ち運びや収納時の負担も軽減します。

WAQワイドマット8cmのバルブ

R値は驚異の8.5。圧倒的な断熱性能で、地面からの冷気をしっかり遮断します。極寒の冬キャンプでもあたたかさをキープしてくれますよ。

エアバック代わりになる収納袋を使えば、口をつけずに加圧できて衛生的。マットの張り具合も自分好みにかんたんに調整可能です。

アウトドアでのリラックス体験をより充実させる、キャンプの質を格上げする高機能マットです。

WAQ RELAXING CAMP MAT シングル

サイズ 縦200cm×横70cm×厚さ10cm
収納時 縦74cm×幅21cm
重さ 約3kg
R値 10.5
素材 弾力性ポリエステル

キャンプでも極上の寝心地が欲しい方におすすめなのが「WAQ RELAXING CAMP MAT」。

10cmの極厚ウレタンと伸縮性のある表地で、従来のマットにはなかったモチモチフカフカの寝心地が得られます。

R値10.5と、冷え込みが厳しくなる冬キャンプでも問題なく使えます。

こちらのシングルサイズは70×200cmと通常のマットよりワイド幅なので、寝返りの多い人や寝相の悪い人でも安心。

逆流防止の多機能バルブで空気の出し入れもかんたん。吸気と排気をワンタッチで切り替えられます。

ゆとりのある大きめの収納バッグつきで、ほかのキャンプアイテムも一緒に入れて持ち運びできます。

リラクシングキャンプマットダブルサイズの収納袋

こちらの収納バッグもエアポンプがわりになるので、マットの張り具合をかんたんに調整できます。

WAQ RELAXING CAMP MAT ダブルサイズ

リラクシングキャンプマット10cmダブルサイズ
サイズ 縦200cm×横134cm×厚さ10cm
収納時 縦77cm×幅37cm
重さ 約5.6kg
R値 10.5(4シーズン対応)
素材 弾力性ポリエステル

2人で利用できるダブルサイズ。小さな子どもとの添い寝ができるのでファミリーキャンプにおすすめです。大人2人が寝転んでも余裕があるので、デュオキャンプにも最適。

リラクシングキャンプマットダブルサイズに寝転ぶ2人の女性

別売りの専用シーツは洗濯可能なため、衛生的に使えるのも嬉しいポイントです。

別売り専用シーツを取り付ける

キャンプだけでなく自宅や車中泊でのマットとしても活用できますよ。

設営&撤収のおともにおすすめ!WAQ HighPower Air Pump

インフレーターマットとあわせて用意しておくと便利なのがエアーポンプ。面倒な空気の出し入れが効率的におこなえる時短アイテムです。

WAQ HighPower Air Pump

「WAQ HighPower Air Pump」は、最大出力4.3Kpaのハイパワー仕様。

「WAQ インフレータブル式マット 8cm」の場合、空気量90~100%まで約30秒で膨らませることが可能です。※使用環境によって異なる場合があります

付属のアタッチメント6種類を使えば、他社製品のマットや浮き輪、圧縮袋にも利用できます。

焚き火の火起こしや、掃除のときのブロワーとしても活躍しますよ。

WAQ HighPower Air Pump

さらにランタン機能やモバイルバッテリー機能もついていて、緊急時にも使える優れもの。IPX4相当の防水機能を搭載しているので、突然の雨でも安心です。

WAQ HighPower Air Pump

約282gと軽量で片手に収まるサイズなので、持ち運ぶときも邪魔になりませんよ。

WAQ HighPower Air Pump

インフレーターマットでアウトドアでも快適な睡眠をとろう

キャンプで快適に眠りたいなら、地面の影響をシャットアウトしてくれるインフレーターマットの使用が断然おすすめです。翌日に疲れを残さないためにも、しっかりと体を支えてくれる厚みのあるものを選ぶことが重要です。

またインフレーターマットを選ぶ際は、厚さだけでなく、断熱性や機能性にも注目しましょう。これらのポイントをしっかりチェックすれば、自分にぴったりのマットが見つかるはずです。

今回ご紹介したWAQのインフレーターマットは、どれも寝心地の良さを徹底的に追求した製品ばかり。キャンプでの睡眠環境を整えるためにも、ぜひこの機会にチェックしてみてください!

この記事に関連するWAQ製品

ブログに戻る