重い荷物やキャンプギアを運ぶときに便利なアウトドアワゴン。折りたたんだときのサイズが大きくて、収納場所に悩んでしまうことも珍しくありません。
とくにマンションなどの集合住宅の場合は、収納スペースも限られますよね。
また、布・スチール・ゴムなどの素材が使われているため、保管に適さない場所もあります。
適さない場所に長期間置いたままにしていると、カビが生えたり劣化が早まったりなど、せっかく買ったアウトドアワゴンが台無しになることも……。
そこで今回は、
- アウトドアワゴンに最適な収納場所
- 収納場所がないときの対処法
- 保管するときに気をつけること
をご紹介します。
WAQでは、106リットルの大容量サイズのアウトドアワゴンを販売しています。
耐荷重は150kg。幅8.5cmの特大タイヤで、凸凹道でもグングン進みます。ご興味のある方は、この機会にWAQ公式ストアをご覧ください。
アウトドアワゴンの収納場所は主に4つ
アウトドアワゴンは大容量なものほど本体のサイズも大きくなり、かさばりやすいもの。アウトドアシーンで使用するときは便利でも、いざ自宅で保管するとなると、収納場所に困ってしまう人も多いでしょう。
アウトドアワゴンに適した収納場所は、大きく次の4つに分けられます。
- 自宅のクローゼット・押し入れ・納戸・玄関
- ベランダや庭の物置・デッドスペース・ガレージ
- 屋外
- 車の中
それぞれの特徴をチェックし、保管場所を選ぶための参考にしていきましょう。
自宅のクローゼット・押し入れ・納戸・玄関
アウトドアワゴンの保管場所には、自宅内のクローゼットや押し入れ、納戸や玄関などがおすすめ。なぜなら、これらの保管場所は気温や湿度を一定に保ちやすいためです。
このような場所であれば、劣化を防ぎつつきれいに保管できます。また、室内はアウトドアワゴンに限らず、キャンプアイテムを保管するのに最適な場所です。
たたんだ状態でも自立する自立式アウトドアワゴンだと立てたまま収納できるため、スペースの限られやすいクローゼットや玄関でも収納しやすく便利です。
なお、アウトドアワゴンは一般的に外で使うため、汚れが付着している可能性があります。しっかりと汚れを落としてから自宅内で保管しましょう。
ベランダや庭の物置・デッドスペース・ガレージ
自宅内にアウトドアワゴンを収納する場所がない場合は、ベランダやガレージ、庭の物置やデッドスペースを活用する手もあります。
もしも物置やガレージなどの収納スペースが狭い場合は、収納棚などのラックを活用するのがおすすめ。
ラックなどを設置し、上下空間を設けて収納しましょう。空間をムダなく活用でき、上手に整理整頓できます。
ただし、ベランダや庭など屋外にある物置やガーレジは、湿度や外気温の影響を受けやすいというデメリットも。
保管する環境によっては、劣化やカビの発生などのトラブルが生じる可能性があることも忘れないでおきましょう。
屋外
軒先や玄関外、カーポート下などの、屋外で保管することも一つの方法です。雨から保護するためにブルーシートなどを被せておくといいでしょう。
屋外保管のメリットは、使用後にそのまま外に置けばOKなため、収納するための手間がかかりません。使ったあとの片付けが簡単に済み、時間の節約にもなります。
一方、屋外は保管方法に注意しないと、雨に濡れたり砂ぼこりをかぶったりするリスクもあります。
また屋外の物置に保管する場合と同じく、湿度や外気温の影響を受けやすく、製品の寿命が短くなる可能性を考える必要があるでしょう。
車の中
自宅の物置や屋外など、アウトドアワゴンを保管するスペースが不足している場合は、車のトランクルーム(荷台)に積み込んでおく方法もあります。
車に長期保管することで万が一の災害時、重い荷物や物資を運搬する災害グッズとして役立つことも。ただし、アウトドアワゴンを積んだままにしておくと、車の重量は重くなります。
重量が増える分、車の燃費が悪くなったり、ほかの荷物を積むスペースが不足したりするデメリットがあることも理解しておきましょう。外気温に影響されやすい点にも注意です。
収納スペースがないときはレンタルスペース(トランクルーム)の利用も考える
家のどこにも収納スペースがない場合は、レンタルスペースを借りて保管する手もあります。
レンタルスペースの利用は、アウトドアワゴンのほかにも、増えがちなキャンプギアをまとめて保管でき、家のなかをすっきりとさせられるのがメリットです。
室温や湿度が一定に維持されているところであれば、劣化のリスクも少ないでしょう。とくに、屋内型のレンタルスペースは気密性が高く、保管に適しているためおすすめです。
ただし、毎月料金を支払う必要があり、継続的なコストがかかる点はデメリットといえます。
また、レンタルスペースによっては湿気が多いなど、保管に適していない環境もあります。利用時はしっかりと環境を見定めましょう。
思い切って家の中で普段使いするのもあり
自宅に収納する場所がない場合は、思い切って「収納するという考え方を変えてみる」のもいいでしょう。
アウトドアワゴンは視点を変えれば、荷物置きなど普段使いのグッズとして活用できます。
タイヤが付いていて動かせるため、可動性抜群な収納家具になります。
それ以外にも、アウトドアワゴンにすのこや天板などでフタをして、テーブルとして使ってもおしゃれです。「どのように保管スペースを作ろうか?」と無理に収納することを考えず、インテリアの一部として取り入れてみるのもおすすめです。
WAQではアウトドワゴン専用テーブルも販売
WAQでは、アウトドアワゴンを有効活用できる、取り付け簡単な専用テーブルを販売しています。
アルミ製とウッド製の2種類あり、それぞれ特徴も異なります。
WAQアウトドアワゴン専用アルミテーブル
アルミ製は軽量かつ丈夫なアルミニウム素材を採用しており、サビに強いことが特徴です。
汚れを拭き取りやすく、簡単にお手入れできます。
WAQアウトドアワゴン専用ウッドテーブル
ウッド製はナチュラルな風合いのウッド材を使用し、キャンプサイトになじむデザインです。
どちらもワンタッチ式を採用しており、ワゴン内の荷物もサッと簡単に取り出せます。アウトドアワゴンと一緒に使える人気アイテムのため、気になる方はぜひチェックしてみてください。
こちらの記事では、WAQアウトドアワゴン専用テーブルの一部レビューなども紹介しています。「うちでもアウトドアワゴンを家で使ってみようかな?」と思われる方は、ぜひ一度ご覧ください。
アウトドアワゴンの保管で注意する4つのポイント
アウトドアワゴンを保管する際は、気を付けたいポイントは次の4つです。
- 汚れを落とす
- しっかり乾燥させる
- 直射日光にさらさない
- 湿気に気をつける
お気に入りのアイテムをできる限り長く使うためにも、しっかりとポイントを押さえておきましょう。
汚れを落とす
アウトドアワゴンを保管する際、気を付けたいのが汚れです。
汚れを落とさずにそのまま保管すると、サビやカビなどが発生する原因につながります。そのため、使用後はタイヤやフレーム、生地などに付着した汚れをしっかりと落とす必要があります。
タイヤの間に挟まっている泥や、ハンドル・生地などについた汚れをきちんと拭き取っておきましょう。
とくに、海に近い場所で使用したときは要注意です。
塩分を含んだ潮風にあたることで、フレーム部分にサビが発生することも。忘れずにしっかりと拭き掃除を行いましょう。
しっかり乾燥させる
アウトドアワゴンを保管する際は、きちんと乾燥させることが大切です。
濡れたままの状態で保管すると、カビが生える可能性もあります。濡れタオルを使って掃除したあとは、しっかりと乾燥させてから収納するよう心がけましょう。
もしもアウトドアワゴンを使用して雨に濡れてしまった場合は、一旦風通しのいい日陰で乾燥させることがおすすめです。
水気が残っていないことを確認したうえで収納しましょう。
直射日光にさらさない
アウトドアワゴンは直射日光にあたらないように注意しましょう。
直射日光の当たる場所で長期間放置した場合、部品や生地などの劣化が進むおそれがあります。
場合によっては生地が色あせるなど、商品の見た目に影響をおよぼす可能性があるため注意が必要です。
とくに屋外は日光にさらされやすい環境といえます。屋外で保管する際はなるべく直射日光が当たらない場所を探すなど、できる限りの工夫をしてみましょう。
湿気に気をつける
アウトドアワゴンをきれいに保管するためにも気を付けたいのが湿気です。
風の通りが悪く湿気がたまりやすい場所で保管すると、カビが発生する可能性があります。とくに屋外保管の場合、雨風などによる湿度の影響を受けやすいため気を付けましょう。
収納する前にしっかりとアウトドアワゴンを乾燥させておくことが大切です。また、保管場所に物をたくさん詰めこまないようにしましょう。
隙間なくぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうと、通気性が悪くなる原因にもなります。保管場所はなるべくスペースにゆとりを持たせましょう。
適切な場所に収納&保管して、アウトドアワゴンを長く愛用しよう
アウトドアワゴンはできる限り室内で保管するのがおすすめ。室内であれば気温や湿度を一定に保ちやすく、保管に適しています。
もしも自宅内に保管スペースがない場合は、屋外やレンタルスペースなどに保管する手もあります。また、どうしても収納スペースがない場合は、収納にこだわらずすのこや天板を使ってテーブル化するなど、便利なインテリアとして活用してみるのもいいでしょう。
なお、保管する際は場所に限らず、あらかじめ汚れを落とし、しっかりと乾燥させておくことが基本です。汚れ・直射日光・湿度などの要因に注意し、適切な方法でアウトドアワゴンを保管しましょう。