「夏のキャンプなら、寝袋(シュラフ)はいらないでしょ」 そんなふうに思っていませんか?
確かに日中は暑さを感じる夏キャンプですが、朝晩になると意外に冷え込むことも少なくありません。とくに標高の高いキャンプ場や川沿いのサイトでは、気温が下がり、思った以上に体が冷えてしまうことも。
とはいえ、厚手の寝袋では暑すぎて寝苦しくなることもあるため、「夏に合った寝袋選び」が快適な夜を過ごすカギになります。
この記事では、以下について詳しくご紹介します。
- 夏キャンプに寝袋が必要な理由
- 失敗しない寝袋選びのポイント
- より快適に眠るためのおすすめ寝具アイテム

夏キャンプで寝袋が必要な2つの理由
暑さ対策が重要と思われる夏のキャンプでも、寝袋が活躍するシーンがあります。ここでは、夏キャンプでも寝袋が必要な理由を、わかりやすくご紹介します。
- 理由1 水辺や標高の高いキャンプ場は夏でも意外と冷える!
- 理由2 雨や汗で体温が奪われることも
理由1 水辺や標高の高いキャンプ場は夏でも意外と冷える!

夏に人気の川辺・湖畔などの水辺エリアや、標高の高いキャンプ地では、想像以上に体が冷えます。
標高が100m上がるごとに、気温は約0.6℃下がるとされています。標高1000mのキャンプ場なら、平地と比べておよそ6℃も涼しいということに。
また水辺では、夜〜朝方にかけて水面を渡る風が冷たく感じやすく、気温がぐっと下がることも。風が当たる状況では、実際の気温よりも冷えを強く感じることもあります。
そんな環境でも、寝袋があればしっかり体を温めてくれるので安心。川遊びやマリンアクティビティ後の冷え対策としても◎
理由2 雨や汗で体温が奪われることも

夏キャンプは天候の変化も激しく、雨に濡れるリスクも高め。濡れたままだと体温が一気に下がり、風邪を引く可能性もあります。
- 雨・汗の冷えから身体を守る保温アイテムとして寝袋が活躍する
- とくに子ども連れや初心者は、備えておくと安心感がある
汗が乾くときにも体温は奪われます。快適な睡眠をとるための備えとして、夏キャンプでも寝袋は頼れる存在になりますよ。
夏キャンプに持っていくなら「封筒型寝袋」がおすすめ

夏用寝袋としておすすめなのが、通気性がよく、暑さにも寒さにも柔軟に対応できる「封筒型寝袋」です。
ファスナーを全開にして掛け布団のように使えたり、寒いときはしっかり包まれて保温したりと温度管理がしやすいので、気温差の大きい夏キャンプにぴったりの形。

体を締め付けるような圧迫感もなく、初心者でも扱いやすいのが魅力です。
平地ならインナーシュラフでもOK

夜も気温が高く、冷え込みの少ない平地のキャンプ場の場合、寝袋ではなく「インナーシュラフ」だけで過ごせることもあります。
インナーシュラフは、寝袋の内側に使う薄手のシュラフですが、夏場なら軽い掛け布団としても使える便利なアイテム。暑がりな人やミニマム装備でキャンプを楽しみたい方におすすめです。
夏キャンプ用寝袋を選ぶポイント
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快適温度(コンフォート温度)を確認
夏でも冷える夜に備え「快適に眠れる温度の目安」である快適温度(コンフォート温度)は要チェック。使用するキャンプ地の最低気温から−5℃を目安に選びましょう。 -
通気性・素材を確認
中綿は、手入れがしやすく通気性のよい「化繊素材」がおすすめ。湿気を逃がしつつ、朝晩の冷えもやわらげてくれるのが特徴。
夏キャンプにも使える寝袋としておすすめなのが、WAQの封筒型寝袋「DD SLEEPINGBAG」。

快適温度0℃設計で、夏のキャンプはもちろん、春や秋の肌寒いシーズンにも対応できるオールラウンド仕様。
ジッパーを全開にすれば上下を切り離して、掛け布団のようにも使えます。中綿にはポリエステル素材を使用。通気性が良いので暑い夜でもムレを感じにくく、快適に過ごせます。

夏キャンプの快眠のカギ【コット・マットのすすめ】
封筒型寝袋やインナーシュラフを使えば、気温差に対応できるとはいえ、それだけでは足りないことも。
夏キャンプでは想像以上に冷えるほかにも、「汗でムレる」「虫が気になる」など、快眠を妨げるさまざまな不快感も出てきます。
また地面の硬さや湿気、ちょっとした傾斜が原因で、「眠れなかった」「夜中に何度も目が覚めた」という声も少なくありません。そうした悩みを解消するのに効果的なのが、寝袋と合わせて使う快眠アイテムの「マット」や「コット」です。
\WAQのおすすめ快眠アイテム/
◾️キャンプマット

断熱性とクッション性を兼ね備えたマットは、地面の影響をやわらげてくれる必需品。
夏でも朝方にかけて冷える場面では、地面から伝わる底冷えを防ぐ効果もあります。

寝袋と組み合わせれば、体圧が分散されて寝心地がぐっと向上します。

◾️コット

地面から浮いた状態で眠れるため、湿気・熱・虫の影響を大幅にカットできます。
とくに夏場は、背中側のこもった熱が寝苦しさの原因になることもあるため、空間に風が通るだけで快適度が段違い。

傾斜のあるサイトでも水平な寝床をつくれる点も◎。
キャンプスタイル別 おすすめ寝具セット
キャンプスタイルによって、「快適な寝具セット」は少しずつ異なります。
それぞれの特徴に合った寝具を選ぶことで、睡眠の質が大きく変わり、翌日のアクティビティも元気に楽しめますよ。

スタイル | おすすめ寝具セット | 理由・ポイント |
ファミリーキャンプ デュオキャンプ |
寝袋 + キャンプマット | 寝心地をアップするキャンプマットと寝袋の併用は、川の字で寝れておすすめ |
ソロキャンプ | 寝袋 + コット | コットで通気性・快適さも両立 |
スタイルに合わせて、WAQの寝袋・マット・コットシリーズをぜひチェックしてみてください。

Q&A|よくある質問
- 夏のキャンプにも寝袋は必要ですか?
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夜間の気温低下を考えると、寝袋はあった方が安心です。夏の夜でも、場所によっては思った以上に冷え込むことがあります。とくに湖や川のそば、標高の高い場所では、寝袋なしだと寒くて眠れないことも。通気性のいい封筒型寝袋を使えば、暑さと寒さどちらにも対応しやすく、快眠につながりますよ。
- 封筒型寝袋って暑くないですか?
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暑すぎることはありません。封筒型寝袋はジッパーを全開にして布団のように開いた形で使えるため、気温に合わせて調整できます。暑い夜は掛け布団のように使えばOK。通気性の高い素材を選べば、ムレにくさも確保できます。
- 夏のキャンプでは寝袋だけあれば良い?
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冷え対策の寝袋とあわせて、「マット」や「コット」を併用したほうが睡眠の質が圧倒的に良くなります。マットやコットを併用すると地面からの湿気や凹凸を避けられ、格段に快適になります。翌朝の疲れ方もまったく違いますよ。WAQでは快適に眠れる寝具をご用意しているのでぜひこの機会にチェックしてみてください。
夏でもちゃんと眠れる装備が、快適キャンプの決め手
夏のキャンプでは暑さ対策だけでなく、夜・朝の冷えや、地面からの湿気・不快感への備えも大切です。
封筒型寝袋は、暑い夜でも布団のように開いて使えたり、肌寒い朝にはしっかり体を包み込んでくれたりと、気温の変化に柔軟に対応できる優秀なアイテム。さらに、マットやコットなどの快眠アイテムを組み合わせれば、テントの中でも快適にぐっすり眠れます。
夏キャンプこそしっかりした寝具環境を整えてみてください。
WAQでは、初心者でも使いやすく、夏にぴったりな封筒型寝袋や快眠グッズを多数ご用意しています。 今すぐチェックして、今年の夏をもっと快適に楽しみましょう!
