「もっと身軽に、快適にキャンプを楽しみたい」そんな声に応えるアイテムとして、近年注目を集めているのがコットテントです。
WAQでは、自社の「2WAYフォールディングコット」「2WAY WIDE COT」にぴったり対応した専用テント「ASTRA CT インナー・フライシート」を展開。軽量でコンパクトながら快適性にも優れ、ソロキャンパーを中心に支持を集めています。
本記事では、その「ASTRA CT インナー・フライシート」の特長や設営手順をはじめ、他社製品との比較まで幅広くご紹介。
「どのコットテントを選べばいいか迷っている方」「WAQ製品が気になっている方」は、ぜひ参考にしてみてください。

WAQ ASTRA CT インナー・フライシートのレビュー

ここからはコット用テント「WAQ ASTRA CT インナー・フライシート」の魅力を、写真付きで徹底的に紹介します。
- 魅力1 自由度の高い前室
- 魅力2 荷物置きになる後室
- 魅力3 圧迫感のない室内
- 魅力4 便利なランタンフック
- 魅力5 インナーテント内の収納ポケット
- 魅力6 換気用のベンチレーター
- 魅力7 快適に過ごせるスカート付き
- 魅力8 持ち運びしやすいサイズ感
魅力1 自由度の高い前室

ASTRA CT フライシートは、自由度の高い前室を備えています。
フライシートのフロントに、センタージッパーが付いているので、左右どちらからでも跳ね上げが可能。

上の写真のように、センタージッパーを開けて片側のフライシートをロールアップ。反対側はグロメットに専用ポールを差し込んで跳ね上げれば、アウトドアチェアを置けるくつろぎスペースが完成します。
左右どちら側からでも跳ね上げ可能で、左右両方をロールアップして全面開放もOK。シーンに合わせて自在にアレンジできるのが、このテントの大きな魅力です。

魅力2 荷物置きになる後室
後室部分にはアーチ型のジッパーを採用。

前室がキャンプギアでいっぱいになっても、後室からスムーズに出入りや荷物の出し入れができ、動線も快適です。
さらに、後室をフルクローズにすれば荷物置き場としても活用可能。

上の写真のように収納時サイズ約65cm×20cmの「WAQ インフレータブル式マット 8cm」もすっぽり置ける広さがあり、ソロキャンプには十分なスペースです。
荷物を後室にまとめておけば外から見えにくく、防犯対策にも◎。快適さと安心を両立できる頼れる設計です。
魅力3 圧迫感のない室内

インナーテントは、圧迫感を感じさせないフレーム設計。ソロテントにコットを入れたときのような窮屈さがなく、骨組みを見ればその開放感が一目で伝わります。

コットの上に座っても、寝転んでもゆったり。機能性を活かしながら、テント内で広々と快適に過ごせるよう工夫されています。

また、インナーテント単体でも使用可能。カンガルースタイルや蚊帳として活躍し、季節やシーンに応じた柔軟な使い方ができるのも魅力です。

魅力4 便利なランタンフック

インナーテントの天井には、ランタンを吊るせる便利なフック付き。ここにLEDランタンを掛ければ、室内がやさしく照らされ、くつろぎの空間に早変わりします。
限られたスペースでは、コット上に荷物を置きすぎたくないもの。吊り下げられるだけで、空間がスッキリし、寝るときも快適です。

ランタンだけでなく、Bluetoothスピーカーなどの小型ガジェットも吊り下げ可能。ちょっとした工夫が、自分だけの快適なリラックス空間を演出してくれます。
魅力5 インナーテント内の収納ポケット

インナーテントの左右には、使い勝手の良いメッシュポケットをそれぞれ1つずつ配置。スマートフォンやバッテリーなどの小型アイテムをサッと入れて、手元に置いておける便利な収納スペースです。

コットの上はスペースが限られるからこそ、小物を散らかさずにしまえるポケットは重宝します。しかもメッシュ素材なので、中身がひと目でわかって出し入れもスムーズ。快適な空間づくりをサポートしてくれる、うれしい工夫です。
魅力6 換気用のベンチレーター

テント上部には、空気を効率よく取り込めるベンチレーターを搭載。室内の空気をしっかり循環させることで、テント内の快適性がぐっと高まります。
暑い季節は風通しがよくなり蒸れを軽減、寒い時期は結露の発生を抑えられるのも嬉しいポイント。季節を問わず快適に過ごせる、さりげなく頼れる機能です。
魅力7 快適に過ごせるスカート付き

フライシートには、季節に応じて使い分けられるスカート付き。これも見逃せないポイントです。
寒い時期はスカートをペグダウンして冷気をシャットアウト、暑い時期はめくり上げて通気性を確保。季節の変化に柔軟に対応できる、実用性の高いディテールです。

魅力8 持ち運びしやすいサイズ感

フレーム式のインナーテントと、コンパクト設計のフライシートはどちらも軽量&省スペース。持ち運びやすく、荷物を最小限に抑えたいソロキャンプにもぴったりです。

収納サイズは「WAQ 2WAY フォールディングコット」や「WAQ インフレータブル式マット 8cm」とほぼ同じ。セットで使えばパッキングもしやすく、車のトランクにもスッキリ収まります。

とくに荷物の安定感が求められるバイクの荷台には相性抜群。サイズが揃っている分積載しやすく、ツーリングキャンプに最適です。
収納スペースを抑えたい方や、積載性を重視したい方にこそおすすめしたいテントです。

WAQ ASTRA CT インナー・フライシートの設営手順
WAQ ASTRA CTは1人でかんたんに設営できます。インナーテントとフライシートの設営手順を写真付きでくわしく紹介します。
手順1 WAQ 2WAYフォールディングコット(またはWAQ 2WAY WIDE COT)を設営する

まずは、土台となるコットを設営します。今回は「WAQ 2WAYフォールディングコット」を使用します。
手順2 インナーテントをセットする

インナーテントの四つ角にポケットがあるので、そのポケットにコットの角をあわせてセットします。
なお、インナーテントに前後はないので、左右どちら側からセットしてもOKです。
手順3 インナーテントとコットをバックルで固定する

インナーテントのサイド部分にあるバックルを、コットのメインフレームに固定しましょう。ワンタッチでつけられます。
バックルで固定することでインナーテントがズレるのを防げます。
手順4 メインフレームを組み立てる

コットとインナーテントをセットしたら、次にメインフレームを一つずつつなげて、組み立てましょう。
メインフレームを組み立てるときは、地面に置いて作業をすると安定します。上の写真のような形になるように組み立てていきましょう。
手順5 メインフレームをグロメットに差し込む

メインフレームが完成したら、インナーテントの4箇所のグロメットに差し込んで設営します。メインフレームをアーチ状に曲げる必要があるので、少し力が必要です。
このときコットに重い荷物を置くと安定します。
手順6 インナーテントのフックをメインフレームに取り付ける

メインフレームをグロメットに差し込んだら、インナーテントのフックをセットしていきます。
フックを付けるときは、写真のように下から上にセットしていくと失敗しません。インナーテントはメッシュタイプなので、鋭利な部分に引っかけて、穴を空けないように注意してください。

インナーテントの完成
フックを全て取り付けたら、インナーテントの完成です。

インナーテントのみ使用する場合は、これで組み立て終了です。
フライシートを使用する場合は、次の手順7に進んでください。
手順7 フライシートをかぶせる

インナーテントが完成したら、上からフライシートを被せます。
センタージッパーが付いているほうが前面、アーチ状のジッパーが付いてるほうが後面です。前後を間違えないように注意しましょう。
手順8 インナーテントにフライシートを固定する

フライシートをインナーテントに被せたら、ズレないように固定していきます。頂点から固定していくと失敗しません。
手順9 フライシートの四隅をペグダウンしたら完成

最後に、しっかりとフライシートを引っ張ってからペグダウンしましょう。このときスカート部分にペグダウンしないように注意してください。
全てペグダウンできたら完成です!
スカートを使わない場合は、下記の写真のようにロールアップしておくとよいでしょう。

前室をアレンジしよう

その日の天候や周囲の状況、好みにあわせて前室をアレンジします。専用ポールを使って跳ね上げたり、ロールアップしたりして楽しみましょう。
太陽の位置にあわせて左右の跳ね上げを選ぶと、日差しをうまく遮れますよ。

前室だけを閉じて後室を開放したり、前後ともにフルクローズ・フルオープンにしたりと、シーンに合わせたアレンジも自在。
日中はフライシートをロールアップや跳ね上げで開放感を演出し、夜はフルクローズでしっかりと冷気や虫をシャットアウト。時間帯や天候に応じて快適に過ごせます。

「もっと詳しく知りたい」「実際のスペックを見てみたい」と感じた方は、ぜひこの機会にWAQ公式ストアをチェックしてみてください。

WAQのコットテントと他社製品の違い
以下は、他社製品のコットテントとの比較表です。
WAQ ASTRA CT インナー・フライシート | A社コットテント | B社コットテント | |
スカートの有無 | 有り | 無し | 無し |
メッシュの有無 | 有り 全面 |
有り 全面 |
有り 前面・後面 |
前室の有無 | 有り ※後室もあり |
無し | 無し |
重さ | インナーテント:【レギュラー】約1.5kg 【ワイド】約1.6kg フライシート:【レギュラー】約3.5kg 【ワイド】約4.5kg |
6kg | 13kg |
収納サイズ | インナーテント:【レギュラー】約60×14×14cm【ワイド】約60×14×14cm フライシート:【レギュラー】 約60×16×16cm【ワイド】約65×17×17cm |
38 x 16cm | 85 x 18 x 83cm |
WAQ ASTRA CTが他社のコットテントと一線を画すポイントは、風や寒さをしっかり防げるスカート付きであること、そして前室・後室という収納スペースが備わっていることです。
コットテントは地面から浮いた高床構造のため、風の影響を受けやすいという弱点があります。とくに下から吹き上げる風には注意しなければいけません。
スカートがあれば、風の煽りや冷気・砂ぼこりの侵入をしっかりガードできます。

さらに、前後のスペースに荷物を置けるため、コンパクトながら収納力は優秀。突然の雨でギアが濡れるのを防げるほか、荷物をテント内にまとめておけば防犯対策にもなります。
WAQ ASTRA CT インナー・フライシートの口コミや評判
WAQのコット用テントを購入した方々のレビューをピックアップして紹介します。実際に使用したキャンパーの方達の使用感も参考にしてください。
購入者レビュー「コット派には良いソロ幕」

コット派の人であればカンガルースタイルの用に使えて、ソロテントの代わりになるので思いの他便利でした。
引用元:Amazon
別メーカーのコットを2種類使って張りましたが、高さが数センチ高い仕様でも使えました。また、脚の本数が違うタイプにも固定して使う事は出来ました。
インナーテントはメッシュなので、霜が降りたり夜露を考えるとフライシートは必須ですが、普通の大型テントにコットと本品のインナーテントでしっかり固定出来る蚊帳になるので色々使えそうです。
フライシートを張った状態だと、デュオテントぐらいの空間になり、コット下に荷物を入れて断熱をすれば寒い時期にも使えそうです。
コットありきのテントなので、コット+本品だとそこそこの値段にはなってしまいますが、コットを持っている人は重宝しそうなテントです。
インナーテントは蚊帳として使えるため、汎用性の高さも大きな魅力です。
寝心地を重視するコット派キャンパーにとっては、夏場の虫対策としても頼れる存在。コットテントとしてだけでなく、タープ泊やカンガルースタイルでも活躍してくれます。
「これ1つで使い回せる」手軽さと機能性の高さが、人気の理由のひとつです。
購入者レビュー「持ち運びや設置が簡単」

アウトドアやキャンプが趣味の人にとって、快適なテントは必須アイテム。
このWAQの2WAYコット専用テントは、そんなキャンパーのニーズに応える素晴らしい製品。まず、このテントの最大の特徴はその多機能性。
210Dポリエステル製のフライシートが採用されており、耐久性と防水性に優れている。
ソロキャンプにもぴったりで、メッシュインナーが夏の暑い日でも快適な通気性。冬場のキャンプも快適に過ごせるよう、スカートが標準装備されているのがポイント。
地面からの冷気を遮断し、テント内を暖かく保つことができる。フレーム構造は通常のテントと同じで、インナーテントの高さが91cmに設定されているため、横になった時の圧迫感が少ない。
また、前室を跳ね上げることで、さらに居住空間を広げることが可能。軽量でコンパクトな設計なので、持ち運びや設置が簡単。
キャンプの準備や片付けの手間を減らすことができる。キャンプでの快適な滞在を求める人、特にソロキャンプに最適なテントを探している人には強くおすすめする。
引用元:Amazon
夏は涼しく、冬は暖かく。季節を問わず快適に過ごせる通気性と保温性が高く評価されています。年間を通して頼れる、実用性の高いテントです。
さらに、設営も撤収もスムーズで、軽量&コンパクト設計。持ち運びしやすく、サッと準備して気軽に出かけられるのも魅力のひとつ。
「手軽さ」と「快適さ」を両立しているので、持っていて損のない優秀なキャンプギアです。
WAQ ASTRA CT インナーシート・フライシートでキャンプを楽しもう!

WAQのコット用テントは、機能性と使い勝手を兼ね備えた優秀なキャンプギア。シェルター内でのインナーテントとしても使えるため、1つあるだけでキャンプスタイルの幅がグッと広がります。
とくに、荷物をコンパクトにまとめたいソロキャンプやツーリングキャンプとの相性は抜群。軽量で設営・撤収もかんたんなので、初心者の方でも安心して使えます。
「使いやすくて、しっかり快適なテントが欲しい」という方は、ぜひこの機会にWAQ公式ストアでチェックしてみてください。
