秋は涼しく過ごしやすい季節。「虫が減ったから快適にキャンプできる」と思いがちですが、実は注意が必要です。
蚊やブヨは20℃前後で活発になり、スズメバチは繁殖期を迎えるため攻撃的になります。気温が下がる秋こそ、これらの虫によるトラブルが増えるケースも少なくありません。
そこで本記事では、 秋キャンプで気をつけたい虫の種類と対策、刺されたときの応急処置 をわかりやすく解説します。
快適なキャンプを楽しむために、ぜひ最後までチェックしてください。
\虫除けに大活躍!/
秋に気をつけたい虫たち
秋キャンプで特に注意したいのは、以下の虫たちです。どれも遭遇率が高く、対策を怠ると楽しい時間が台無しになりかねません。
ヤブ蚊:
- 一般的に「ヤブ蚊」と呼ばれるのはヒトスジシマカという種類
- 朝夕を中心に人の体温や二酸化炭素を感知して吸血
- かゆみだけでなく、日本脳炎やデング熱など感染症を媒介する可能性もあり油断禁物
ブヨ(ブユ):
- 川辺や水場に多く、3〜10月頃に活動
- 皮膚をかみちぎって吸血するため、赤く腫れ上がり治るまでに時間がかかるのが特徴
- 秋は気温が下がり日中でも活動するので、川のそばでは特に注意が必要
スズメバチ:
- 8〜10月は繁殖期で攻撃性が増す時期
- 巣に近づいただけで威嚇・攻撃してくることがある
- 刺されると最悪命に関わることも。秋キャンプで最も注意が必要な虫
その他の虫:
- チャドクガ:成虫の毛にも毒があり、触れると皮膚炎を起こす
- マダニ:草むらや森林に潜み、吸血して感染症を媒介する可能性がある
- ムカデ:夜行性でテントや寝具に入り込むこともあり、噛まれると強い痛みを伴う
秋キャンプの虫対策
秋キャンプでの虫対策は、服装&就寝環境・虫よけグッズ・サイト内の工夫・心構えの4つを意識するのがポイントです。
①服装・就寝環境
長袖・長ズボン・靴下で肌の露出を減らす
黒など濃い色は虫を引き寄せやすい。白っぽい明るい色の服を選ぶ
就寝時はメッシュタイプの蚊帳を使えば安心

\就寝時もしっかりガード!コット用メッシュインナー/
②虫よけグッズ
虫よけスプレーは蚊・ブヨ対応タイプを選ぶ
蚊取り線香や虫除け線香(例:森林香)を足元に配置
虫除けトンボ(オニヤンマの模型)で自然に優しい虫よけも◎

\虫の侵入をブロック!蚊除けランタン/
③サイト内の工夫
甘い匂いのする食材や飲み物を放置しない。すぐにクーラーボックスやゴミ箱、袋に入れる
夜は蛾やカメムシが光に寄ってくるので、ランタンの置き方を工夫する。
メインをサイトから離れた場所に配置、手元を照らすサブは弱い光を使用すると◯香水や整髪料などの甘い香りは避ける

\虫を寄せつけない環境づくりにおすすめ/
④心構え・準備
スズメバチに遭遇しても刺激しない(静かに離れる)>>キャンプでの虫対策
応急処置に備えた救急セットを準備。ポイズンリムーバーや保険証も用意すると◎
最寄りの病院を事前にチェック

虫に刺されたときの対処法
どれだけ注意しても、虫に刺されるリスクをゼロにはできません。ここでは、蚊・ブヨ・スズメバチに刺された時に慌てないための基本対応を紹介します。
◾️まず最初にやること
腫れや痛みが強い / スズメバチに刺された場合:すぐに病院へ連絡し、診察を受ける
軽度のかゆみ・腫れの場合:応急処置をして様子を見る
◾️応急処置のポイント
蚊・ブヨの場合:
患部を流水で洗う
保冷剤や冷たいタオルで冷やす
ステロイド外用剤を塗布する
スズメバチの場合
患部をきれいな水で洗う
刺された直後ならポイズンリムーバーで毒を吸い出す。口で吸わない。(ただし完全に毒を取り除けるわけではない)
抗ヒスタミン軟膏などの薬を塗布して冷やし、速やかに病院へ
アナフィラキシー症状(息苦しさ・じんましん等)が出たら救急病院で医師の診察を受ける
秋でも虫対策は必須!準備と工夫で快適にキャンプを楽しもう
気温が下がり過ごしやすい秋キャンプですが、実は蚊やブヨ、スズメバチなどはまだまだ活発です。
秋だから大丈夫と油断してしまうと、思わぬトラブルに見舞われることもあります。
どんな虫が出るのか知ること
事前の対策を徹底すること
万一のときの応急処置を理解しておくこと
この3つを意識するだけで、安心感は大きく変わります。
正しい知識と少しの工夫で、秋ならではの澄んだ空気や静かな自然を、より快適に楽しみましょう。
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