キャンプに必要なもの完全ガイド|初心者も安心!持ち物リスト&選び方

キャンプに必要なもの完全ガイド|初心者も安心!持ち物リスト&選び方

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「キャンプを始めたいけど、物が多すぎて何を準備したらいいのかわからない」そんな風に感じている初心者の方も多いのではないでしょうか。


この記事では、「キャンプに必要な持ち物」と、「ギア選びのポイント」を初心者向けにわかりやすく解説します。 


テントや寝袋などの必須アイテムから、あると便利なキャンプギアまで「本当に使える道具」を厳選しました。


また、カテゴリ別にWAQの「買ってよかった!」と評判のキャンプギアもあわせてご紹介。忘れ物をして失敗しないためにも、ぜひこの記事の持ち物リストをチェックリストの代わりに活用してみてください。

まずはザッと把握!キャンプに必要な持ち物リスト

キャンプは屋外で生活するアクティビティです。 準備する道具が多く、“忘れ物”もつきもの。 まずは全体の物量をざっくり把握して、今ある道具・これから揃えたいアイテムを確認してみましょう。


📢 キャンプスタイルによって必要な道具は異なります。本記事では、「テント泊・椅子あり・焚き火あり」の基本的なスタイルを想定してリスト化しています。ご自身のスタイルに合わせて、必要・不必要を調整しましょう!

就寝アイテム
  • テント

  • グランドシート・インナーマット

  • タープ

  • ペグ・ペグハンマー

  • 寝袋(シュラフ)

  • スリーピングマット

  • 枕(ピロー)

リビングアイテム
  • チェア

  • テーブル

  • ランタン

  • サブランタン

  • 焚き火台

  • 焚き火シート

  • 火ばさみ(トング)

  • 焚き火用グローブ

  • 火吹き棒または扇子

  • 着火剤

  • ライターorマッチ

キッチンアイテム
  • バーナー・ガスコンロ

  • 燃料

  • クッカーセット

  • カトラリーセット

  • シェラカップ

  • ナイフ・包丁・まな板

  • 保冷バッグ・クーラーボックス・保冷剤

  • 洗い物用セット(スポンジ・洗剤・布巾)

電源・通信項目
  • 移動用ミニランタン・ヘッドライト

  • モバイルバッテリー・予備電池

  • 屋外用延長コード

身支度アイテム
  • 交換(インナー・靴下含む)

  • タオル

  • 歯ブラシ・歯磨き粉

  • 洗顔料・基礎化粧品(化粧品含む)

  • ウェットシート(ボディシート)

  • 汚れもの用ビニール袋

+αアイテム
  • 常備薬(頭痛薬・胃腸薬・アレルギー薬など)

  • 絆創膏・消毒液

  • 防寒着(フリース・ウィンドブレーカー)

  • レイングッズ

  • 防虫スプレー

キャンプに必要な持ち物、役割・選び方

ここでは、ジャンルごとの持ち物を一覧にまとめ、初心者が迷いがちなポイントをわかりやすく整理しました。ひとつずつチェックしながら、自分にとって必要な道具が何かを見極めていきましょう!

【就寝アイテム】テント・寝具|快適な睡眠を確保するために


持ち物

用途・役割

選び方のポイント

テント

(ポール・インナーテントを含む)

宿泊・雨風を防ぐシェルターとして

シンプルで設定営が簡単・使用人数+1人分以上の人数

グランドシート/インナーマット

テントの下に敷いて、床の湿気や冷気を防ぐ / テントの床の上に敷く、室内用断熱マット

テントのサイズに置く

ペグ・ペグハンマー

テントやタープを安全に固定する

金属製・引き抜き機能がついている


寝袋(シュラフ)

睡眠時の防寒・洞察の向上

使う季節にあう温度対応のもの

>>限界使用温度・快適温度の違いは?

スリーピングマット

床の硬さ・冷気対策

底つきしない厚さ・収納性


枕(ピロー)

首肩のサポート・意見

軽量&コンパクトで洗える・普段使いと近いもの

キャンプでしっかり眠れれば、明日の気分も全然違います。快眠のカギとなるのがテント・寝具選び。例えば、タープを省いてテントの高めを日避けに活用すれば、荷物を大事にして身軽に。


マットの代わりにコットを使うスタイルなら、床の湿気も気にならず、床なしテントでも快適です。

◾️就寝アイテムにおすすめのWAQアイテム

【リビングアイテム】チェア・テーブル・焚き火|食事もくつろぎ時間も大切に


持ち物

用途・役割

選び方のポイント

タープ

日差し・雨対策

耐久性・耐水性が高いもの

チェア

くつろぎ・食事

ハイやロー、ゆったりなどスタイルに合わせて・収納サイズ

テーブル

作業スペース・食事

チェアにあう天板の高さ・収納サイズ
>>キャンプにキッチンテーブルは必要ですか?

ランタン

テーブルやサイト周り全体を照らすライト

LED・吊るせると便利・防水・調光可能

サブランタン

テント内や手元、足元用の照明

コンパクトな充電式・調光可能

焚き火台

焚き火・調理

片付けやすさ・用途に合わせて・キャンプ場のルールに適応したもの

焚き火シート

床の保護

難燃素材・焚き火台の約4倍のサイズ

火ばさみ(トング)

薪の調整・炭の管理

十分な長さ・丈夫さ

焚き火用グローブ

手の保護

革製など熱に強い素材

火吹き棒 / うちわ / 送風機

炎のコントロール

携帯しやすい伸縮タイプ/おしゃれ燃えない鉄扇タイプも/電動だと楽

着火剤

焚き火や炭の火起こし

化学系と自然素材系(針葉樹の葉など)を好みに合わせて

ライター / マッチ

火事の点火道具

風に強い対向式 / 防水マッチも便利

チェアやテーブルはキャンプの「快適さ」を左右する重要なアイテム。


焚き火グッズをそろえれば、夜の時間がぐっと豊かになります。初心者のうちは、火吹き棒・着火剤・ターボライターなどの”火起こしのサポートグッズ”を忘れずに。焚き台は大きめの薪でも入る火のサイズを選ぶと、薪割り道具なしで手間いらず。


夜のキャンプを快適に過ごすには、明かりと電源の確保が大事なポイント。 ランタン選びは光の色も要チェックです。

リラックスした雰囲気を演出してくれるのは、温かみのある暖色系。虫も寄りづらく、キャンプにはぴったりです。

◾️リビングアイテムにおすすめのWAQアイテム

【キッチンアイテム】調理器具・食器|おいしく楽しいキャンプごはんの準備


持ち物

用途・役割

選び方のポイント

バーナー・ガスコンロ

火を使う調理の際に

料理内容に合う耐久性・サイズ感

燃料

加熱器具の燃料に

CB缶・OD缶・炭・オイルなど用途にあったものを
>>CB缶とOD缶の違いは?

クッカーセット

鍋・フライパン・ケトル・メスティンなどのアウトドア調理器具

人数や料理の種類に合わせたサイズ・スタッキング収納


カトラリーセット

スプーン・フォーク・箸などの食事用

軽量・収納性・ケース付きは衛生面も安心

シェラカップ(食器セット)

お椀・カップ・計量器などマルチに使える

直火OK・取手の形状・スタッキング収納しやすいか

ナイフ・包丁・まな板

食材の下ごしらえ

折りたたみ構造やケース付き

保冷バッグ・クーラーボックス・保冷剤

食料の保冷・食中毒防止・臭い防止

滞在時間にあわせた保冷力・ソフトタイプとハードタイプの使い分け
>>クーラーボックスって本当に必要?

洗い物用セット(スポンジ・洗剤・布巾)

食後の片付け

自然に優しい洗剤・コンパクトにまとまるキットも

調理ギアはキャンプの楽しみを大きく左右するアイテム。


バーナーはシングルでも十分ですが、同時調理したい場合やファミリーキャンプにはツーバーナーがおすすめ。安定感があって使い勝手もいいですよ。


また、炒め物や湯沸かしを1セットでこなせる”鍋+フライパン一体型クッカー”は、洗い物も減らせて初心者やソロキャンプにもぴったり。

◾️キッチンアイテムにおすすめのWAQアイテム

【電源・通信アイテム】ライト・電源周り|夜間も安心&快適

持ち物

用途・役割

選び方のポイント

移動用ミニランタン・ヘッドライト

夜間のお手洗い・テント内作業・手を使いたい時に

吊るせるフックつき・調光可能・小型&軽量

モバイルバッテリー・予備電池

スマートフォン・ライト類の充電・ランタンなどに

10,000Ah以上・USBポート2口以上が安心

屋外用延長コード

電源サイト付きで、テント内に電源を知らせる

10〜15mが目安・コードリール式

◾️夜間におすすめのWAQアイテム

【身支度アイテム】着替え・タオル・洗面道具|最低限の身支度セット


持ち物

用途・役割

選び方のポイント

着替え(インナー・靴下含む)

汗や焚き火のニオイ、気温差対策に

天候や気温に合わせて・重ね着で調整・肌着も替えがあると快適

タオル類

洗顔、汗拭き、寒さ対策にも

速乾素材がおすすめ、複数枚あると便利

歯ブラシ・歯磨き粉

オーラルケアに

自宅のものや旅行用のものをミニポーチにまとめて

洗顔料・基礎化粧品(化粧品含む)

朝晩のスキンケアやメイクに

詰め替えボトルに必要量だけ持参

ウェットシート(ボディシート)

体・顔などを簡易ケア・シャワーの代わりや汗拭きなど多用途に

ノンアルコールだと使いやすい

汚れもの用ビニール袋

汗をかいた服や濡れたタオルの収納

防臭タイプや防水チャック付きだと便利

キャンプ場のシャワー設備はシンプルなことが多く、アメニティが用意されていない場合も少なくありません。 歯ブラシや洗顔料などの洗面グッズは、忘れずに持参して。


持ち物の基本は、トラベルサイズのシャンプー・石鹸・ボディソープ類。荷物を減らしたいなら、使い切りタイプやオールインワンも便利です。必要に応じてヘアケア用品や整髪料も準備を。


ファミリーキャンプや連泊の場合は、着替えや洗濯問題も気になるところ。そんなときは、こちらの記事も参考にどうぞ。

>>キャンプでの洗濯方法などを詳しく紹介!

【+αアイテム】救急セット・防寒・虫対策グッズも忘れずに!


持ち物

用途・役割

選び方のポイント

常備薬(頭痛薬・胃腸薬・アレルギー薬など) / 常用薬

万が一の体調不良の時に備えて / 日常的に服用している場合に

常備薬があれば少しずつ持参・普段飲まないものは避けて / 日数+予備1日分用意すれば安心

絆創膏・消毒液

ケガに対応

防水タイプやジェルの消毒液が便利

防寒着(フリース・ウィンドブレーカー)

すぐや雨の日の冷え対策

軽量でコンパクト・夏場も必須

レイングッズ

急な雨の対策

両手が使えるレインコート

防虫スプレー

マダニなどの虫刺されを防止

ディート不使用・アロマ系の肌や環境に優しいタイプ・携帯用のミニサイズを

これらは不測の事態に備えて、季節を問わず持っていきたいグッズです。万が一の備えがあるかどうかで、キャンプの安心感が大きく変わります。


絆創膏・消毒液・虫刺され薬・常備薬などはミニポーチにまとめてポイっと入れられるようにしておくと、忘れにくいですよ。

◾️虫対策におすすめのWAQアイテム

シチュエーション別、持ち物・選び方

キャンプのスタイルは十人十色。ソロやファミリー、女子旅など、それぞれのシーンに合った持ち物や選び方があります。


ここでは、”「基本の持ち物」に+αで追加したいアイテム”をスタイル別にご紹介します。

【ソロキャンプ】ミニマルで軽量&機能性を追求


アイテム

用途・役割

選ぶポイント

ソロテント

ミニマムな居住空間

組み立てが簡単・ソロサイズ

小型チェア・テーブル

食事・くつろぎ

コンパクト・スタッキング

小型バーナー・クッカー

調理器具

一体型が便利

コンパクトベッド

睡眠時の暖かさ・考え方

軽量タイプのエアマット

防犯グッズ

緊急・安全対策

防犯カメラ・南京錠・保冷バッグ

>>ソロでも安心・安全な防犯対策は? 

ソロキャンプはその身軽さと自由度の高さが魅力。

装備はできる限りコンパクトにして、気が向いたらすぐに出かけられる軽快さを目指すのがポイントです。


  • 調理道具は、多機能でコンパクトなアイテムを選ぶのが◯(スタッキングできるクッカーセットや焚き火台と兼用できるグリルなど)
  • 寝具は、軽さと断熱性のバランスが重要
  • 防犯面では、定番の防犯グッズだけでなく、明るいランタンなどもあると安心
  • サイトから離れるときは、野生動物対策も忘れずに

◾️ソロキャンプにおすすめのWAQアイテム

【ファミリーキャンプ】快適さと安心感を重視


アイテム

用途・役割

選ぶポイント

ポップアップテント / シェードテント

安全の安全な場所・荷物おき

組み立てが簡単・コンパクト・軽量

GPS

迷子防止・安全対策

日常的に使えるもの or 使っているもの

おもちゃ(屋外・屋内)

家族で楽しむ遊び

釣り、虫取り、ハンモックボール、バドミントン、花火、カード・ボードゲームなど

ファミリーキャンプでは、居心地の良さと安全対策が最重要。さらに、大人も子供もストレスなく楽しめるよう、準備をしっかり整えておくのが大切です。


  • リビングスペースは、紫外線をしっかり防いで、組み立てがかんたんなポップアップテントやシェードテントがおすすめ
  • 子ども用の着替えやおもちゃ、ケガ対策の応急セットも忘れずに

ファミリーキャンプについては、事前準備のコツも解説しているこちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

>ファミリーキャンプの持ち物リスト 

◾️ファミリーキャンプにおすすめのWAQアイテム

【デイキャンプ】手軽さ&撤収のしやすさ特化


アイテム

用途・役割

選ぶポイント

タープ / ポップアップテント・シェードテント

日除け

設営がかんたん

レジャーシート

荷物置き・休憩

汚れに強い素材

使い捨て食器 ・ カトラリー

食事

未漂白のタイプはキャンプ場にも馴染みやすい

デイキャンプでは、楽しめる時間が限られている分、設営や撤収をスムーズにこなせると”満足度と快適度”が大きく変わります。使い捨ての食器を選んだり、ラップを敷いて使うだけでも、洗い物の手間が減って、荷物も軽くなりますよ。


タープは、設営がかんたんで気軽に日陰を作れます。TC素材のものだと、火の粉に強く、しっかり影を作ってくれるので、強い日差しの下でも落ち着いて過ごせます

【女子キャンプ】快適に過ごすための工夫を


アイテム

用途・役割

選ぶポイント

ミニランタン・鏡・化粧品

身支度

コンパクト&軽量・化粧品は持ち運びしても割れないものを

生理用品 ・ウェットシート ・ティッシュ

緊急時・衛生対策

生理用品はコンパクトサイズを多めに持っていくと安心

防犯カメラ・南京錠・ホイッスルなどの防犯グッズ

緊急時・安全対策

高級でなくてもOK・張りぼてでも抑止力・安心に

>>キャンプの防犯対策

ブランケットや羽織などの防寒グッズ

冷え対策

下半身までしっかり温められるものを

女子キャンプで意識したいのは緊急時の備え。とくに防犯・防寒・虫対策は事前にしっかり整えておくと、よりリラックスして過ごせます。


意外と忘れがちなメイク落としやスキンケア用品は、使い捨てや小分け容器などを活用してコンパクトに持っていきましょう。

季節別、持ち物・選び方

キャンプは一年中楽しめるアウトドアですが、季節によって必要なアイテムがあります。


ここでは、季節ごとに意識したい持ち物や選び方のポイントをまとめました。ギア選びのヒントとして、ぜひチェックしてみてくださいね。

夏キャンプ|暑さ・虫対策が必須


アイテム

用途・役割

選び方のポイント

虫よけグッズ・虫刺されの薬

臭いや光に集まる虫対策・虫に刺されたあとの腫れやかゆみ、炎症を抑える

テント内・屋外用と多角的にアイテムを揃える

サーキュレーター / 扇風機 / うちわ

暑さ対策・湿気対策

コンパクト・風力が強い・吊り下げ可能

冷感アイテム

暑さ対策

身につけられるグッズ・人数分あると快適

羽織りもの

日差し・冷え対策

薄手の長袖やウィンドブレーカー・UVカット、撥水素材が安心

日焼け対策グッズ

紫外線対策

日焼け止め・帽子・UVカットパーカー

サングラス

眩しさ・紫外線のカット

車の運転にも使用できるもの

昼間は日差しが強く、夜は思いのほか涼しくなるのが夏のキャンプ。服装は重ね着できるものを選び、汗や蒸れを考慮して着替えは多めに用意しておくと安心です。


とくに気をつけたいのが、蚊・ブヨ・アブといった虫。薄手の長袖で肌の露出を避ける、虫除けグッズを活用するなどの対策が効果的です。

>>キャンプでの効果的な虫対策は?


熱中症対策のために、水分・塩分補給や日陰づくりも忘れずに。

◾️夏キャンプにおすすめのWAQアイテム

春・秋・冬キャンプ|寒暖差・防寒対策を万全に


アイテム

用途・役割

選び方のポイント

ストーブ・一酸化炭素チェッカー

寒さ対策の主力・安全対策

好みに合わせた暖房器具と命を守るチェッカーを必ず用意

電気カーペット・電気毛布

底冷え対策・すぐに暖まりたいときに

人数分に対応したサイズ感

ブランケット・毛布

電気カーペットの上に・屋内外の防寒に

電気カーペットのサイズに合わせると便利

ポータブル電源 / 屋外用延長コード(電源サイト)

暖房器具の電源として / テント内に電源を引く

キャンプ用の大容量 / 10m以上の長さ

湯たんぽ

寝袋での暖に

袋付き・直火で温められるステンレスやトタン

カイロ

屋外での活動時の暖に

使い捨てカイロなら大判を複数枚・オイル式カイロも便利

テントシューズ

テント内の足からの冷えを防ぐ

ショートタイプ・ロングタイプを用途に合わせて

ゴム手袋

洗い物時の寒さ対策

裏起毛・厚手タイプ

4シーズン対応テント

冬場の寒さを凌ぐためのテント

薪ストーブ対応・スカート付き・TC素材のテントが快適

>>冬用テントと夏用テントの違いは?

4シーズン対応寝袋・マット

冬場の寒さを凌ぐための寝袋とマット

断熱性が高く、冬対応のもの

春や秋は、日中はTシャツでも快適ですが、夜は一気に冷え込み、氷点下近くになることも。服装や寝具は寒暖差に対応できるものを選び、重ね着や重ね敷きで調節できるようにしておきましょう。


出発前には天気予報をチェックして、冷え込み具合を把握しながら、状況に応じて調整するのが失敗しないコツです。


冬キャンプはとくに「もしも」に備えて、防寒アイテムに余裕をもって準備しましょう。防寒着以外にも暖かさをキープするギアがあると快適度がアップします。


テントや寝袋は冬用テント(4シーズン対応)を選ぶのが基本。自分のスタイルにあった防寒グッズを、こちらの記事を参考にしながら揃えてくださいね。

>>冬キャンプにあったらうれしい防寒グッズ


また、キャンプでは座って過ごす時間も多いため、お尻や背中からの冷え対策も重要です。意外と見落としがちなポイントなので、こちらの記事もあわせてご覧ください。

>>キャンプ椅子の手軽な寒さ対策 

初心者でも失敗しない!キャンプ道具の選び方Q&A 

Q:結局、キャンプアイテムってどうやって選べばいいの?

キャンプスタイル(ソロ・グループ・ファミリー)や使い方に合わせて、高さ・素材・収納性をチェックして!


どのようなキャンプを過ごしたいか想像して、それに合ったアイテムを選ぶことが快適さへの近道そのもの。例えば、のんびりソロキャンプとアクティブなグループキャンプでは求める道具も全然違います。


最初から完璧は目指さなくても大丈夫。 「これ使ってみたいな」という直感もにしつつ、キャンプスタイルを大切に見つけていきましょう。

Q:テントは大きいほどいいって本当?

テントは大きすぎても小さすぎても快適さが落ちます。


例えば、大型テントは区画サイトに収まらなかったり、ペグを打つスペースが足りなかったりすることがよくあります。また、空間が広すぎるとテント内が寒くなりやすく、重量や設営の手間も増えます。


逆に小さすぎると荷物が置けなかったり、結露で寝袋が濡れたり多少不便なことも。天井が低いと腰への負担も増えます。 テント選びは「人数+荷物」×「設営のしやすさ」が最優先!


人数

サイズの目安

ソロ〜デュオ

1〜2名用+α前室付き

ファミリーファミリー

人数+1〜2人分のスペース&プラスα前室orタープを利用

>>ファミリーテントの選び方

Q:マットって、寝袋があればなくても平気?

マットなしは「底冷え地獄」です。


「マットはなくても大丈夫かも」と思われがちですが、どんな高性能な寝袋でも地面からの冷気が侵入してきます。夜寒くて眠れないのは、初心者キャンプでよくある悩み。


ポイントは、マットの断熱性能を表す「R値」を必ずチェックすること!安心ラインは”R値⒋0以上”です。シーズンに応じて選びましょう。

季節

推奨R値

R1.5〜2.5

春・秋(すぐが冷える)

R⒊0〜⒋0

冬(氷点下)

R⒋0〜⒌5以上

Q:チェアは軽さだけで選んでもいい?

快適さは「座面の張り」と「体へのフィット感」で決まります。


軽くてコンパクトなチェアは持ち運びしやすく魅力的ですが、長時間座ると腰まわりに負担がかかりやすく、疲れやすさを感じることも。とくに組み立て式の軽量チェアは、座面が沈み込みやすい傾向があるため注意が必要です。

座面にしっかりと張りがあるか、スムーズに立ち上がれる構造かどうかが疲れにくさの決め手です。

Q:ランタンって1つあれば大丈夫じゃないの?

光は「1点集中」より「分散」が正解です。


メインランタン1つだと、影ができて手元が見えないなどのストレスに。とくに調理時は「鍋の中が見えない」「お肉の焼き加減がわからない」などの地味トラブルが、衛生面にも関わってきます。快適な夜を過ごすには「メイン+テーブル+携帯用ライト」の3点セットが基本です。

Q:延長コード、5メートルくらいあれば足りるよね?

区画サイトでは”10メートル以上”が安心ライン!


多くの電源サイトでは、サイトの端に電源ボックスがあるため、5メートルだと届かないことが。「タープの下で使いたい」「テントを奥に張りたい」といったレイアウトの自由度が失われてしまうことも。10〜15メートルの延長コードなら、どのようなサイトでも柔軟に対応できますよ。

Q:焚き火台だけ持っていけばOK?

直火をNGとしているサイトでは、「焚き火シート」は必須アイテムです。


芝生や床を守るため、直火NGのキャンプ場がほとんどです。 焚き火シート(難燃シート)を忘れると、焚き火ができない見通し、キャンプ場のルールになることも。 熱から床をカバーできる余裕のあるサイズを用意しましょう。

Q:忘れがち、見落としがちなアイテムは?

当たり前すぎて抜けがち、ないと不便なこれらのアイテムはキャンプ場の売店で売られていることもあります。到着したらまず「薪の調達も含め、忘れ物チェック」しにいきましょう。現金の持参も忘れずに!


ペグ・ハンマー

テントやタープだけ持って行って「OK!」と油断しがちなペグとハンマー。 ペグは設置中に足りないことに気づいた場合もあります。


火事系(着火剤・ライター)

着火剤のストック忘れ、ライターのガス切れ、地味だけどあるあるな失敗ポイントです。 雨上がりや湿気の多い日は着火剤が命綱です。


ゴミ袋(ロール式がおすすめ)

実は一番頼りになる万能ギア。分別・汚れもの・回収時濡れたギア入れなど、キャンプでは用途が無限です。ロールタイプなら省スペースで枚数もたっぷり。


カトラリー・トング・レードル(おたま)

「食べられない・料理できない」を防ぐために、トング・レードル(おたま)・菜箸、そして予備の割り箸など「一式セット」にしておくと忘れ物防止になります。


ティッシュ&ウェットティッシュ

片付け・お手拭き・汚れ拭きにと万能過ぎて、補充ミスで忘れがちに。水に流せるトイレットペーパーを丸々持ってくるキャンパーも多いですよ。


予備電池・USBケーブル

「ケーブルがないだけで全部使えない!」は鉄板のネタです。 予備バッテリーやバッテリー、USBケーブルをセットしてガジェットポーチに常備するのがスマート。

自分にあった準備で、忘れ物ゼロのキャンプを!

キャンプの持ち物は、スタイルや季節、さらには一緒に行く人によって少しずつ変わります。大切なのは「自分にとっての必要なもの」を知ること。

チェックリストを活用して、道具の全体像を把握することが、初心者の安心感にもつながります。

本記事の内容を参考に、自分らしいギア選びと準備で心から楽しめるキャンプを満喫してくださいね!

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